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誰にも見られていないところで実力をつけるための、 「見えない貯金(影練)」をしよう(和田裕美)

誰にも見られていないところで実力をつけるための、
「見えない貯金(影練)」をしよう(和田裕美)
今週は和田裕美さんの本がちょっと多めです。
仕事でうまくいくためには、貯金を擦る必要があると思います。
もちろん、それがお金の貯金だといいかもしれないけど、もっともっと大事なのは目に見えない貯金。
仕事をして働いていれば、とりあえずこなすことで給料も出ますけど、それ以上になることはない。
でも、見えない貯金をたくさんしていると結果が出てきて、結果的に自分の給料も上がって本当の貯金になります。
学生時代に何かスポーツしていた人は、きっと、初めの頃うまくいかなかったり、自分より前からそのスポーツをしていて上手な人がいたとき、悔しくて朝早く練習したことがあるかもしれません。
もしくは、英語の勉強に限らず何かの科目で頑張るときに、短期的にでもすごく努力することがあったかもしれません。
これを和田裕美さんの本では「見えない貯金」と読んでいました。
私にとっての見えない貯金のつくった思い出はひとつは社会人として証券会社で勤務していたとき。
製薬業界とIT業界の担当に初めになったとき、入社前から入社1ヵ月くらいの間は業界関係の本を片っぱしから朝6時にオープンしていた麻布十番のスタバに持ち込んで毎日読みました。
読み始めた頃はさっぱり分からなかったことも、不思議なものであとで仕事をしている中の実体験を通じてつながってくる。気づけば、大体の日本・海外の製薬会社の作っている薬の名前から売上まで大体暗記してしまっていました。
英語に関しては、私は恥ずかしながら大学1回生の時に単位を落としました。
その後、大学院の準備の時は、大学受験生に混じって地元芦屋の図書館や大学の図書館に半年こもりました。その間に暗記した単語数は5000くらいあったと思います。当時は受験勉強用に覚えたつもりの単語ですが、これも、大学院の授業や実際の仕事でも役に立つ見えない貯金になってくれた。
みんなの場合も、見えない貯金をこれから沢山増やしてください。
きっと、リターンとなって還ってきます。