Done is better than perfect.（完璧を目指すよりまず終わらせろ）
(Mark Zuckerberg)
先日、Facebookが上場申請しましたが、その株主向けの手紙の中に
マーク・ザッカーバーグが書いていた言葉。
私たちもマーケティングでかなりFacebookを活用しますが、正直、そんなに
Facebookにもザッカーバーグ氏にも私自身、そんなに興味はありませんが、この言葉だけは
賛同せざるを得ませんね。
もちろん、私たちは接客業だから極力、お客様に見える部分のサービスでは
完璧を目指す努力は常に心がけなければいけません。
その一方、仕事全般として捉えると、このDone is better than perfectという言葉は
大いに当てはまる。
例えば、bが始まった時作成した計画書。
それが今、どんな位置づけでしょう？はっきり言って、現状とは全く違うことを書いています。
ただ、今思うと大事なのはまずつくってみたこと。
口で言うと簡単ですが、何億円というお金をあちこちから調達し、コンセプトを作り、
教材を開発し、システムを選定し、人を採用する。
やっていくと、当然ですが、思ったように行かないから何度も何度も軌道修正しながら
前に進んでいく。もし、全てが完璧な計画なんかがあったとしたら、多分、計画を作るだけで結局何も
動かなかったでしょう。
大事なのはまず、手を動かして形にすること。
その形が本当にいいのかどうかは、形にしてから実際に運用して初めて見えてくることが
たくさんあり、いずれ、修正されます。
昨日も書いたけど、全部の条件が揃ってから動こうと思う人よりも80点、いや、70点で
いいから、まず、手を動かして形にする人は成長します。逆に、形にすることが苦手な人は、
残念だけど、長期的なレースの中での日々改善が出来ない。手を動かしている人は、その70点の仕事が
日々、改善されるのでその人にとって70点でも実際には90点のクオリティで沢山の着地が出来るように
なります。
そんな意味で、私自身もあまり興味のなかったFacebookのこの言葉には、
悔しいけど、賛同せざるを得なかったです。