Let me tell you the secret that has led me to my goal:
my strength lies solely in my tenacity.（私がゴールにたどり着いた秘訣を教えよう。私の長所は、唯一、粘り強さにあるということだ）
(Louis Pasteur)
私が好きな言葉＝粘り強さ＝tenacity。
パスツールはフランスの細菌学者で殺菌のことをパスチャライズ（牛乳なんかで出てる）も
彼の名前にちなんでます。
学者なんかはまさに、この粘り強さあってなんぼだと思います。
あと一歩、あと一歩、というのをどこまでストップしないで研究を続けられるか。
実際、パスツールも、化学を専攻していたものの初めは才能がみられず、
指導した教授の一人は彼を「平凡である」（日本的には「普通」の評価。5段階で3くらい）と評したそうです。
そこを、彼持ち前のtenacityでこうした偉大な化学者となったのでしょう。
もちろん、事業なのでどこかで見切りをつけることも必要な時はあります。
これ以上続けるのはリスクなのに、続けたら元も子もないですからね。
ただ、一方で普段の仕事では、この忍耐強さがあるかどうかというのは
人の成長にとって一番大きな要素かもしれません。
学生時代なんかそうですが、意外とスポーツなんかでも、
入部した手の時に上手な人がレギュラーになるか、というとそうでもなくて、
2年、3年と経つと初めの頃一番下手だった人が地道に努力して、力をつけてレギュラー選手になってるということが多いですよね。
仕事もそれと似てるんじゃないかなと思います。
人生も仕事も長期マラソン。1日、1ヶ月の勝負が大事なところもありますが、長い戦いですので
あきらめずにコツコツやってくことが大事です。
bの場合は立ちあげから巡航速度に落ち着くまでは、ご多分に漏れず
地獄のような大変な時期がありました。そこで、スマートな投資家の発想で損切りして
見切りをつけるというのもひとつの判断でしょうが、私が粘り強かったからか、単に諦めの悪い性格だったからか、
立ち上がるまでずっと続けていたら、気づいたら今のbになりました。
今日はパスツールの言葉から紹介させてもらいました。