赤面症の人が告白できなかった本当の理由

先日、8月にソルトレイクシティでお会いした7つの習慣のフランクリン・コヴィーの方と日本でお会いしました。

その7つの習慣という世界で最も売れてるコンテンツ提供事業者であるコヴィー社でも
一番の課題というのは、「人は今の場所が心地よいため、結局一歩を踏み出してもほとんどの人がもとの場所に戻ってしまう」ことだそうです。私たちのケースで言うと中途退会と似てます。

それを英語では、「someday isle (いつかあの島)」症候群というそうです。

つまり、

■ 変えることが出来る人

① 自分を変えたいという願望がある(理想の姿がある)
② そのために一歩を踏み出す
③ その後の努力を継続する

■ 変えることの出来ない人
① 自分を変えたいという願望がある(理想の姿がある)
② そのために一歩を踏み出す
③ 途中であきらめて「今のままでいい」ということを選ぶ

で、なぜ、多くの人が後者を選ぶかというと人は今までの「わたし」の方が楽なことを知っているから。
そして、ちょっと不満もあるけどその今までの「わたし」だと言い訳できるから。

仮に自分が変わりたいと思って理想の姿があったとして、もし、その姿になったら
自分に何が分かるかわからない。だったら、不満があっても今のままの自分を選ぶ、というのが
うまくいかない人の大部分の思考形態だそうです。よく、「お金持ちになりたい」と言ってた人がある日突然宝くじにあたって
かえって人生狂わす話ありますよね。あれでしょうか。

動かないことを選んだ時、人は”someday isle”に頼るそうです。

これを、昨年ベストセラーだった「嫌われる勇気」のたとえ話から
引用してみました。

例えば、はじめに出てきた赤面症の人。
好きな人がいて、告白したいけど、自分は赤面症だから告白できない。

それを

・ 自分は赤面症だから告白できない

と捉えるか、

・ 赤面症は気にせず告白しよう

と思うかは人によります。

(注:決して赤面症の人に対してネガティブに書いているわけではありません。
『嫌わえる勇気』からの引用です)

しかし、どちらにせよ人が一番恐れていることはなんでしょう?
きっと、告白してふられてしまうかもしれないという恐怖ですよね。
失恋によって自分が否定された、と思ってしまうよりは、赤面症である限り、「自分がうまくいかないのは赤面症のためだ」と
告白の勇気をださないでしかも自分を納得させることができます。そして、心の中で、「もしも赤面症がなおったら私だって」とさっきの”someday isle”と思うことができます。つまり実現はしないけど、可能性という言い訳の中に生きることはできます。

このたとえ話は結構きついたとえですが、私も子供の頃重度のアトピー性皮膚炎で
それを理由に、高校生になるまで、勉強やスポーツ、恋愛も含めて充実しない理由をアトピーのせいにしていた時期があったのでよく分かります。(今の私を見てると信じてもらえないかもしれないけど、全身かなり重度のアトピーでした)。

超受験校だった中学を中退したのもアトピーのせいだと言ってましたが、本音は、単にホームシックで地元が好きだったからで
田舎の寮生活が嫌だったからです。逆に、他にアトピーの奴いましたが、気にせずスポーツガンガンできる子はいましたからね。

この背景にあるのは、人は自分が他人から嫌われたりすることが怖い、そして、自分自身が知らない世界に行くことを恐れる習性があるからだそうです。私にとっては寮での集団生活で自分が変わるのがイヤだったのでしょう。

今のたとえ話って、私たちにもお客様にもあらゆる人に当てはまります。

・ 学歴が低いから、成功できない → someday isle → 学歴さえ高ければ、わたしは大きく成功できるかもしれない(かもしれない)
・ バイトで忙しいから本が書けない売れない漫画家 → someday isle → 時間があれば、自分は本が書ける(かもしれない)
・ 忙しいから英語を学べない → someday isle → 時間があれば自分は英語ができるようになる(かもしれない)
・ (私)アトピーだから寮生活ができない → someday isle → アトピーじゃなきゃ寮生活も平気、受験も東大受かってた(かもしれない)

そう、PJ3と4で学ぶ仮定法と一緒です。
私、個人的には仮定法の文法を学ぶのは大事ですがこれは絶対に会話に入れたくない文法です(笑)。

結論としては、多少不満があっても大部分の人間は現状の不満足な自分を選んじゃうということですね。
お金持ちになりたい、英語がうまくなりたい、と思う一方で、もし本当にそれが実現してちゃんとした人生を歩むのはそれはそれで怖い、という感じなのかな。

学習ツールにも出している心理学者のアドラーは人を唯一変えうるものは勇気だと確か言ってました。
心理学者に勇気と言われると以外ですが、『嫌われる勇気』で他者との関係の部分でこんな一節がありました。
これ、私もとっても大事だと思いました。

■ 「お前の顔を気にしているのはお前だけ」

確かに、実際のところ、他者はそれほどにも自分のこと見てません。
自分を24時間監視し、隙あらば攻撃してやろうと、その機会を虎視眈々と窺っている人はそうはいないですよね。
いたら単なるストーカーでそれは相手が変なだけ。普通の人はそうじゃないです。

とある人が少年時代、長いこと鏡に向かって髪を整えていたそうです。すると彼は、祖母からこういわれました。

「お前の顔を気にしているのはお前だけだよ」と。

それ以来、彼は生きていくのが少しだけ楽になったそうです。
私も子供の時アトピーが出ると祖母にそう言われました。(ただ、子どもは敏感ですからそうも行かない時期もあるんですけどね)。

少なくとも他者の反応を気にしそうになった時にはこのことばは重要かもしれませんね。

『嫌われる勇気』オススメです。
1回めは少し重いけど、2回・3回と読むうちに自分と向き合える良著です。

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