MBA ビジネス英会話 第8回 PM Theory

マンツーマン英会話スクール「b わたしの英会話」レッスンパートナーが、ビジネススクールのクラス討議の場面を想定し、よく使われる便利な表現や間違いやすいポイントを徹底伝授する連載コラム。
第8回は面従腹背のビジネス組織に悩むリーダーを描いたケースを元に行われている討議の様子をのぞいてみよう。


―――英語で言ってみよう

■日本語の意味に合うように、空欄に適切な語を入れて英文を完成させてみよう(日本語の文面の下に、空欄を残した英語の文例を掲載してあります。まずは日本語の文面だけをもとに、ご自分だったら、どんな話し方をするか考えてみてください。

講師:今日は、面従腹背の組織に悩むリーダー、鈴木さんのケースを読んでいただきました。まず、皆さんにお聞きしたいのですが、鈴木さんが上司であったら、付いていきたいと思いますか?

Teacher: Today, we read about the case of Suzuki-san who is suffering from the problem of having an organization which is, whilst nominally following his leadership, not really behind him. Firstly, I would like to ask everyone whether, if they had Suzuki-san as a leader, they would follow him or not.

A:私は、あまり付いていきたい感じがしませんでした。

A: I didn’t feel that in my case, I would particularly want to 【1.付いていく(下線部と併せ3語で)】 his leadership.

講師:それは、なぜでしょう。鈴木さんは、営業部では、いつもトップの成績を収めていましたし、その後は、海外有名校でMBAも取得しています。最近、社内のビジネスプランコンテストで優秀賞も取りましたよね。今のチームの営業成績だって、悪くはありません。

Teacher: Why would that be / Why is that? After all, in the Sales Department, Suzuki-san always achieved 【2.トップの成績(3語で)】. After that, he went on to get an MBA at a famous overseas school. Recently, he also won an award for outstanding performance for a business plan contest held within the company. Even the present team’s sales results aren’t at all bad.

B:確かに優秀な人だと思います。彼が作った計画や、指示の内容も適切だと思います。でも、どうにも性格が好きになれないというか・・・。なんだか、ギスギスした感じの悪いチームですよね。

B: I am sure that he is a very talented person. The plans he has formulated and the contents of the instructions he has given have been appropriate. But, I just can’t bring myself to like him as a character. Somehow, relations in the team seem awkward.

講師:例えば、どんなところで、そう感じましたか。

Teacher: In what ways did you feel that? Can you give us some examples?

B:若手社員の見ているところで年配社員を怒鳴りつけたり、部下の手柄を自分のもののように言ったりする場面がありましたよね。そうした細かなところに、人の感情に配慮できない様子が表れています。

B: Older employees were yelled at in view of younger employees, and there was a scene where he spoke, seeming to take credit for a subordinate’s achievements. In those such small ways, the insufficient 【3.配慮】 he paid to peoples’ feelings is apparent.

C:「俺は、口を酸っぱくして言っているのに、どうして皆、もっと頑張らないんだ」と嘆く場面がありますが、「指示さえしておけば、人は一所懸命に動く」と思うのは間違いですよね。「なぜ、それが必要なのか」とか、「それをすることで、どんな良いことがあるのか」とか、目的が伝わり、そこに納得できなければ、本当の意味で人を動かすことはできないと思います。

C: There is a scene in which he laments “Although I tell people again and again, people just don’t work harder” However, the belief that if you just order someone to do something, then they will do their best to make it happen, is quite simply mistaken. I think that in order to truly get people moving, the objective must be explained and people must accept the explanation. People need to know why something is necessary and what, if the action is taken, will be the benefits arrived at.

A:部下との信頼関係が、全く構築できていないんですよね。「なぜ、できないのか」、「どうしたらできるようになるのか」など聞きながら、育成していこうとする姿勢が見てとれません。

A: He hasn’t managed to build a relationship of trust with his subordinates at all. He just asks why it is that something hasn’t happened and what is it he needs to do to make something happen, without showing any signs of trying to build such a relationship.

講師:良いポイントですね。ところで皆さんは、「PM理論」(PM Theory)というフレームワークは、ご存じですか? リーダーシップは、「P機能(目標達成機能/Performance function)」と「M機能(集団維持機能/Maintenance function)」という二つの能力要素で構成されているという理論です。

Teacher: That’s a nice point. By the way, is everyone familiar with the “PM Theory” framework? This is a theory which says that leadership is 【4.~から成る】 from two elements; the “P 【5.機能】” (Performance Function) and the “M Function” (Maintenance Function).

 P機能は、メンバーへの指示や叱咤激励などにより、目標を達成する能力、M機能は、人間関係に配慮し、集団のチームワークを維持・強化する能力を言います。そして、P機能とM機能の二つの能力要素の強弱により、リーダーシップを「PM型」「Pm型」「pM型」「pm型」の四つに分類します。

The “P Function” is a measure of the ability to achieve targets, attained from giving instructions, pep talks and so on to members. The “M Function” is a measure of the ability to support and strengthen a group’s teamwork through consideration given to the feelings of its members. Depending on the relative strength or weakness of either of the two functions, “M” and “P”, leadership can be classified into four parts; “PM”, “Pm”,”pM” or “pm”

 このケースの鈴木さんは、P機能は高い一方で、M機能に課題が残る「Pm型」と言えるでしょう。目標を達成することができるが、集団を維持・強化する力が弱いため、将来に渡って強いチームであり続けられるかというと、少々、不安が残りますよね・・・。

In this, Suzuki-san’s case, whilst the “P Function” is high, there is a problem with the “M Function” giving us probably a “Pm” . Given the weakness in supporting and strengthening the team, although the team can currently reach targets, there remains doubt whether in the future, the team will be able to continue as a strong one.

答えと解説は4月22日に掲載します。

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