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英会話ハンターNAO

英語が好きになったのは小4。B'zの英語の歌詞に、姉にカタカナで読み方を書いてもらい、お正月に親戚の前で熱唱、大絶賛されて有頂天になり、英語に目覚めました。

小6から洋楽ファンに。中学では英語弁論大会にも出場しました。
マンツーマンレッスン、プライベートレッスン、グループレッスンから格安系の英会話、スカイプ英会話まで一通り試してきた生き字引的キャラです。

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英会話、マンツーマンで学ぶなら短期集中?それともじっくり長期で? – 英会話ハンターNAOのコラム

短期で英会話をマンツーマンで学ぶメリット マンツーマン英会話

こんにちは。
英会話ハンターNAOです。

 

継続は力なりといいます。英会話は本当に根気のいる作業です。

 

筆者の周りを見回してみると、英語力の高い人というのは、頭の回転が早い人というよりは、むしろ地道でコツコツと根気強い人たちが多いように思います。私は個人的にあまり短期集中でなにかを習うことは得意ではないので、語学のようにじっくりと腰を落ち着けて学ぶ科目が好きです。

 

一方で、最近では短期型の英会話スクールも増えてきていますね。

 

短期でマンツーマン英会話を受けようという人は、ほとんどの場合は、「急な海外出張が決まった」「海外での友人の結婚式に急に招待された」など、予期せぬスポット的な事態に対応せざるを得なくなった人だと思います。

 

もしも、そうではなくて、「短期集中講座だったら、その期間だけ頑張れば英語がペラペラになるのかなあ」といった、短絡的な考えをお持ちの方がいたとすれば、その通りになる確率は極めて低いので、方針転換した方がよいと思います。

 

なぜなら、上記のように語学は、基本的に時間のかかるものだからです。

 

この記事では、長期でじっくりとマンツーマン英会話レッスンを受けようとしている人、短期決戦で学ぶ人のために、オススメの勉強方法やモチベーション維持のコツなどを解説したいと思います。

 

長期で英会話学習に取り組む方向けのコツ

その1:長期目標は高く、日々の目標は低く設定しよう

英会話を長期でマンツーマンで学ぶ

一つの大事業を長期的に成し遂げるには、ある程度大きな夢や目標が必要です。

 

大きな、というのは、もちろん自分にとって大きい、もしくは大切な夢であればいいと思います。

 

「世界をまたにかけてビジネスをしたい」

「ずっとやってきたダンスをいつか本場で勉強したい」

 

など、何でも構いません。

 

ただし、できれば、長続きしそうな夢だと理想的です。

 

あまりにも細かな、具体的な目標は、数年くらいで世の中や自分の人生が変化して、意味を失ってしまうこともあるからです。そういった意味では、長期的な大目標は、やや抽象的でもいいのかもしれません。

 

ただ、本当に心から自分が目指したい何かであることが必須です。
さて、長期目標が決まったら、それに対する具体的な行動プランを考えます。

 

これは、中期目標と、さらに細かい日々のトレーニング目標とに分けるのが理想です。

 

【中期目標】

「2年以内に、ダンスの専門誌をスラスラ読めるようにする」

「3年以内に、それについて、マンツーマンレッスンで講師と不自由なく話せるようにする」

「5年後、本場へダンス留学をする」

 

【日々のトレーニング目標】

 

 

「週に1回、外国人講師とマンツーマンレッスンをする」

「平日の夜は最低3つ以上新しい単語を覚える」

「1週間で15個の新しい単語をマスターしていることになる」

「講師とのレッスンで、それらの単語を早速使ってみる」

「講師とのレッスンで教わったことは必ず復習する」

いかがでしょうか。

 

これなら、単純計算で、1ヶ月で60個の新しい単語が身についています。
結構、悪くないと思いませんか?

 

もちろん、理論値と現実の成果には乖離がありますが、目標を数値化することで、頭が整理できて、トレーニングに集中することができます。

見出しには、分かりやすくするために「日々の目標を低く」と書きましたが、低いというよりも、これなら必ず実行できるという、現実的で細かな目標設定がオススメです。

 

自分が「気持ちいい」ツボを知っている人は強い

サッカーの三浦知良選手のドキュメンタリーを見たとき、印象的だったこととして、練習の合間の休憩時間に、自分の部屋のテレビで自分の過去の試合でのプレーや出演した番組などを再生して、わざと自分に酔って悦に入るようにしている、という発言がありました。

 

どの世界でも、顕著な成功をする人に共通しているのは、「どうやったら自分は楽しいと感じるのか」という、「快感のツボ」のようなものを、自分でよく理解しているということです。

 

そして、日々の生活の中に、そうした時間を意図的に取り入れて、自分のマインドを常にポジティブな状態に維持している人が多いです。

これは、長期的に英会話をする人にも、全く同様に考えて良いでしょう。

ちょっと面倒かもしれませんが、英会話をやっていて楽しかった瞬間を、いちいちメモにとって、なるべくたくさん蓄積し、傾向分析してみましょう。具体例をあげてみます。

 

マンツーマン英会話を長期で学ぶメリット

【楽しかった出来事】

9/1 講師と話が弾んで楽しかった

9/8 講師に、「まだ1週間なのに早速こないだ教えたことをマスターできているね」と褒められて嬉しかった

9/15 レッスン前に予習しているとき、ためになりそうなWebサイトを見つけて嬉しかった、あとで講師に見てもらおう

 

【分析結果】

言うまでもなく、講師と仲良くコミュニケーションができることに快感を感じる、「人好き」タイプです。

 

9/15の出来事は一人の時間の出来事ですが、「あとで講師に見てもらう」ことに思いを馳せて嬉しくなっているのですから、結局、講師と会う時間が楽しいのです。

【この場合のトレーニング方法】

・自習中も、講師との会話をイメトレしながら勉強をする

・講師の趣味や好きなものなども聞いてみて、こちらからも講師の熱くなれそうな話題を出せるように心がける

・盛り上がった話は、それっきりで終わりにせずに、復習時にもっと深く調べて、次回につなげる

 

なにやら、心理学みたいになってきましたが、モチベーションを維持する秘訣は、スクールのコーチに頼りっきりになるのではなく、カズ選手のように、「いかに自分で自分のマインドを科学できるか」にかかっている、ということを、ここでは提言しておきたいと思います。

 

ブランクができても、何度でも再チャレンジしよう

英会話を長続きさせる上で、最もリスクとなり得るものの一つが、何らかの事情で一旦中断せざるを得なくなり、そこで気持ちが途絶えてしまって、再開できなくなる、という事態です。

 

これはとても残念なことです。

 

何年も海外に住み、ネイティブ並の英語力を誇っていた人でも、帰国後しばらく全く使う機会がないと、かなりの量の英語を忘れ去ってしまう、ということがよくあります。

 

普段の日本語でも、「あれ、何だっけ、ほらあの人!〇〇の旦那。あ〜ど忘れした!」といったことがありますが、外国語はそれが数倍、数十倍の強さ、速さで進行します。

 

そうならずに、ブランクができてしまってもなんとか英会話を再開できれば、山あり谷ありでも最終的に目標に達することができます。

 

これを実現するために有効な手段は、やはり「人との縁」です。マンツーマン英会話スクールの講師やコンサルタントと、なるべく親しくなっておけばよいのです。

 

レッスンも最初のうちは、文法などの基礎トレーニングのような、単調な部分も多いかもしれませんが、通う期間が長くなれば、必ずといっていいほど人間的な心の通い合いが増えて、大切なパートナーになっていきます。

 

そうなればこっちのものです。

出産などでやむを得ずレッスンを中断しても、必ずまた会いたくなります。

 

そして、ブランクで英語力が落ちてしまっても、自分を責めたりせずに、ちょっと開き直ってリトライするような楽観的な気持ちで、もう一度スクールのドアをノックしましょう。

前半では、自己分析など、いろいろとテクニック的なことを述べましたが、長期にわたり英会話を継続して、効果を最大化する一番の対策は、やはり「人・対・人」の絆の部分であると、結論づけてもいいと思います。

 

まとめ

以上、マンツーマン英会話レッスンを長期的にじっくり取り組むために大切なポイントについて、解説いたしました。

少しおさらいをしたいと思います。

・大きな長期目標と、毎日の小さな具体目標を立てよう

・マンツーマンレッスン1回に対する自習メニューを考えて、セットにしよう

・自分の「気持ちいい瞬間」を科学しよう

・最後は人とのご縁が成功のカギ

 

日本人は中学、高校、大学と10年間英語を勉強している人が多いです。その上でさらに、大人になってもまた英語にチャレンジしたいという人は、もはや英語は半ばライフワークに近いといってもいいと思います。継続の仕方は他にも無数にあります。

 

どんな方法にせよ、「己を知ること」さえできれば、心配はご無用だと思います。

ぜひ、気長に英会話トレーニングを続けて、今の自分には想像もつかないような高みに到達してみませんか!

 

短期決戦で英会話学習に取り組む方向けのコツ

短期トレーニングでできることには限界がある

 

 

例えば1ヶ月の短期集中型という仮定でご説明します。

 

1ヶ月間でできることは、本当に限られています。そのため、まず、完璧主義を捨てて、妥協をする必要があります。

 

「美しい発音でカッコよく話したい」
「気の利いた言い回しを覚えて大人っぽい会話ができるようになりたい」

 

などといった高望みは、まず捨てましょう。

 

今回の出張や旅行で、最低限、やらならければならないことは何ですか?その目的さえ達成できれば、今回はひとまず良しとする、という割り切りが必要です。

 

それをしないであれもこれもとこだわっていると、全てが中途半端になり、何も成し遂げられずに終わってしまう可能性が高いです。

 

例えばビジネスの海外出張ならば、

 

「〇〇社へ、自社の▲▲システムを提案し、受注する」

 

などと目的を明確にしましょう。

 

そして、トレーニング領域は、下記のように限定するべきです。

・ベーシックなビジネス英語(挨拶・メール・電話・商談)

・クライアントについて調べた情報を英語で言えるようにする

・自社サービスや自社プロフィール、自己紹介などを英語で言えるようにする

・想定されるニーズ、課題、質問とそれに対する英語での切り返し方

・サービス導入へ向けたプロセスを英語で説明

・導入後のアフターサービスを英語で説明

・料金や契約について英語で説明

・その他関連する業界知識、知っていないと困るような旬の領域について英語の記事を読んでおく

こういったところです。
発音などは、正しく語句を伝えられるレベルであればカタカナ英語でも全く問題ありません。

 

営業経験者ならお分かりかと思いますが、国内で通常に新規顧客へ営業をかける時に、事前に行う顧客調査や仮説立て、商談のイメトレを、そのまま英語で行うイメージです。

英語そのものの学習と並行して、ビジネス側の調査も同時進行で行うことをオススメします。なぜなら、一口にビジネス英語といっても、基本マナー以外の部分は、業界やシチュエーションによってかなり変わるからです。

 

もちろん、講師やコンサルタントに、ミッションの詳細を伝えて細かなアドバイスを受けた方がよいことは言うまでもありません。

また、ビジネスでなく、友人の急な結婚式などで海外で英語を使うケースを考えてみましょう。この場合「どうしても達成すべきこと」は、ほんの僅かしかないと思います。

 

プライベートなのだから、要は楽しめればいいわけです。

 

この場合、どこに重点を置くかですが、例えば結婚式なら、どうしても失敗したくない出し物やサプライズなどがあるかと思います。

 

最低限それだけでも成功できればよい、と線を引いてしまいましょう。

 

そして、事前に現地のホテルスタッフと、メールなどでできる限りコミュニケーションをとっておきます。その段階で、まずかなり英語の勉強ができてしまいます。

「ピアノを演奏したいのですが、借りるにはどうすればいいですか?」

「それは本物のピアノですか、それとも電子ピアノですか?」

「友達と総勢10人で歌を歌いたいのですが、マイクの本数は足りますか?」

いざ、質問しようとすると、意外と英語でどう言っていいか分からないことに気づきます。ここまで来れば、準備段階としては上出来です。

 

本番の旅行や結婚式で、「どうしてもハズせないマストなポイント」が特定できたわけですので、あとは、講師やコンサルタントに相談して、そのマストポイントにプラスして、最低限必要になる、空港やレストランなどでの旅行英会話をマスターすれば良いのです。

 

以上の2つの例にように、

 

「短期集中型=学習領域の限定」

 

という考え方をするのがオススメです。

 

朝から晩まで英語漬けになることが必要

短期集中型のマンツーマン栄秋和

次に、時間の使い方についてです。

 

言うまでもないことですが、泣いても笑っても1ヶ月しか猶予はないわけですから、1日の中で、1秒でも多く勉強した方がいいのは当然です。

 

とはいえ、社会人は基本的に時間が限られています。

 

時短や効率アップのコツとして、以下のような方法をあげてみました。

・単語やフレーズの暗記は、エビングハウスの忘却曲線を利用して、最初に学習してから、1時間後、数時間〜半日後、数日後、1週間後などに繰り返し復習をする。また、「自分がこれくらいの時間が経過すると忘れることが多いな」という周期をメモしておいて、自分独自の忘却曲線を意識すると、さらに効果的。

 

・朝の移動中は、まず本を開ける状況なら、単語帳などでトレーニングする。スマホを見れる状況なら、スマホでトレーニングをする。リスニング教材があればイヤホンで聞く。この場合、聞き流すよりは、一時停止しながら、周りの迷惑にならない程度にリピートしながらやるといい。

 

・トイレや、コーヒーを買いにいくときなども、1分でもいいので暗記したフレーズをボソボソと呟く。とにかくこまめに英語脳スイッチを入れること。

 

・昼休みは、ご飯を食べながら本やスマホで勉強し、その後もくつろぎながら勉強する。移動中と違い、ノートなども広げられるので、手で書いたり、声に出したり、感情を込めたりして、五感をフルに使って練習する。

 

・いつものランチ仲間に気兼ねしてしまうという人は、自分の過酷な短期英語ミッションの話をして、逆に応援してもらうといい。

 

・午後、仕事中に眠くなってきたら、上司の目を気にしながらギリギリの小さな声で英語を呟いてみる。怒られるかもしれないという緊張感とスリルで、目も覚めるし、英語も覚えられて一石二鳥である。

 

・3時にコーヒーを買いに行くときは前述の通り。

 

・帰宅時の移動中は朝と同様だが、日中の業務で脳が疲れて切っている場合には、5分間目を閉じて瞑想するなどし、一旦前頭葉を休ませてから、再度スイッチを入れ直すと、比較的良好に再起動できる。

 

こんなところでしょうか。

 

細かな学習メソッドは講師やコンサルタントからもアドバイスがあると思いますので、ここではもっと生活面に密着して解説してみました。

 

独り言を英語にする

最後にひとつ追加アドバイスです。

 

期間中は、心の中で呟く独り言を、すべて英語にするのです。

 

実は、もしもこれができれば、自分から何かを喋るスピーキングの訓練方法としては、ある意味最強の効果があります。とにかく英語脳にスイッチが入っている時間、頻度が圧倒的に増えます。

 

さらには、「そう言えばそれ英語で何て言うんだっけ」と自分の学習すべき事柄が次から次に見つかっていきます。

 

それを片っ端からメモしておき、家で時間のあるときに一気に調べてマスターします。

 

もちろん、社会人は、会社で課せられている重大なミッションなど、英語で言うにはあまりに高度な独り言もたくさんありますので、その辺は日本語も交えながら臨機応変で構いません。

 

ただ、それにしてもやはり、

 

「Oh I think it’s really important to… 次の会議では安易な安売りで品質を下げちゃったら競合に負けるからダメですって強気に言わなきゃ…! 」

 

くらいには、英語脳を保っておくことができると、いちばん理想的です。

まとめ

以上、「忙しい社会人が、急な出張や友達の結婚式などで、短期で英語学習をしなければならない場合」にフォーカスして、オススメの勉強法を解説いたしました。

ただ、本当に今更申し訳ないのですが、そもそも、学問に王道なし、近道なしなので、短期集中というのは余程の事情の場合に限定することをオススメします。

それよりも、来たるグローバリゼーションや、昔からの夢の実現などに向け、中長期的な視野で、地道にコツコツと勉強する方が、はるかに「真の英語力」を身に付けることができます。

短期集中で良い効果が得られた人は、ぜひこれを契機に、長いスパンの英会話に目覚めてみてはいかがでしょうか。

ともかく、来月1ヶ月だけであれ、一生であれ、みなさんの過ごす時間が英会話によって有意義なものになることを、心より祈ります。

ではでは、お読みいただきありがとうございました!

 

英会話ハンターNAO