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「決定事項を復唱する」は英語で?repeat back・recap・confirmの違い

「決定事項を復唱する」は英語で?repeat back、recap、confirmの違い

会議や電話の最後に、聞き間違いや認識のずれを防ぐため「決定事項を復唱します」「念のため確認させてください」と言うことがあります。英語では、相手が言った内容を言い返すなら repeat it back、複数の決定事項を要約し直すなら recap the decisions、特定の内容が正しいか確かめるなら confirm the details が自然です。

日本語の「復唱する」をrepeatだけで訳すと、単に同じことをもう一度言うだけに聞こえる場合があります。仕事では、誰のどの情報を、何のために確認するのかまで英語にすると意図が伝わります。

「決定事項を復唱する」の英語は?短く結論

  • repeat the decisions back:聞いた決定内容を相手へ言い返す
  • recap the decisions:複数の決定事項を短くまとめ直す
  • confirm the details:日時・担当・期限などが正しいか確認する
  • read back the details:メモや入力内容を読み上げて確認する

会議の締めくくりなら、Let me recap what we decided.(決定したことをまとめて確認させてください)が最も使いやすい表現です。一つの指示を正しく聞けたか確かめるなら、Let me repeat that back to make sure I understood correctly. と言えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

会議全体を短く整理するならrecap、相手の言葉を言い返すならrepeat backです。「復唱」という日本語一語ではなく、実際に何をするのかで選びましょう。

repeat back・recap・confirmの違い

repeat back、recap、confirmの使い分け図

repeat back:相手から聞いた内容を言い返す

repeat A back to 人 は「Aを人にそのまま言い返す」という形です。電話番号、金額、納期、注文内容、指示など、正確さが重要な情報の確認に向いています。backには、受け取った情報を相手へ返す感覚があります。

  • Let me repeat the delivery date back to you.
    納品日を復唱させてください。
  • Could you repeat the order details back to me?
    注文内容を復唱していただけますか。
  • I’ll repeat that back to make sure I got it right.
    正しく理解できたか確認するため、復唱します。

日付や番号のように、ほぼ同じ形で言い返す場面ではrepeat backが明確です。一方、長い会議を短くまとめる場面にはrecapの方が自然です。

recap:要点や決定事項を短くまとめ直す

recap はrecapitulateを短くした語で、「要点を振り返ってまとめる」という意味です。すべてを一字一句繰り返すのではなく、誰が何をいつまでに行うかなど、重要な部分を整理して示します。

  • Before we finish, let me recap the key decisions.
    終わる前に、主な決定事項をまとめて確認します。
  • To recap, Mia will update the proposal by Thursday.
    まとめると、ミアが木曜日までに提案書を更新します。
  • Could you recap the action items for us?
    対応事項をまとめて確認してもらえますか。

to recap は文頭で「要点をまとめると」というつなぎにもなります。会議を締める前に自然に使える中立的な表現です。

confirm:特定の内容が正しいか確かめる

confirm は、すでにある情報や合意内容が正しいと確定する動詞です。復唱という動作より、確認の結果に焦点があります。日時、担当者、数量、次の手順などを一点ずつ確かめるときに適しています。

  • Just to confirm, the deadline is September 12, correct?
    確認ですが、締め切りは9月12日で合っていますか。
  • Can we confirm who is responsible for the final check?
    最終確認の担当者を確認できますか。
  • I’d like to confirm our next steps.
    次の手順を確認したいです。

相手の発言をそのまま言い返さなくても、確認したい一点を示してyes/noで答えてもらうならconfirmが自然です。

read back:書かれた情報を読み返す

read A back to 人 は、メモ、画面、入力内容などを読み上げて相手に確認してもらう表現です。電話で住所や予約内容を確認する場面によく合います。

  • Let me read the address back to you.
    住所を復唱します。
  • I’ll read back what I have on the screen.
    画面に表示されている内容を読み返します。

場面別に自然な表現を選ぶ

会議の最後に決定事項を確認する

複数の結論をまとめるため、recapを使います。「担当・作業・期限」の順で言うと参加者が確認しやすくなります。

Before we wrap up, let me recap what we decided.
終了する前に、決定事項をまとめて確認します。

Ken will contact the supplier today, and Sara will revise the schedule by Friday.
ケンが今日サプライヤーへ連絡し、サラが金曜日までに予定を修正します。

Did I miss anything?
何か抜けていますか。

最後にDid I miss anything?を添えると、参加者が不足や誤りを訂正できます。単なる報告ではなく、全員の認識をそろえる流れになります。

電話で番号・日時・注文内容を復唱する

一字違うだけで問題になる情報にはrepeat backまたはread backを使います。

  • Let me read that number back to you: 03-1234-5678.
    番号を復唱します。03-1234-5678ですね。
  • So that’s two boxes for delivery on Monday, correct?
    では、月曜日の配達で2箱ですね。
  • Just to make sure, you’d like the morning appointment.
    念のため、午前の予約をご希望ですね。

顧客との合意条件を確認する

条件を勝手に確定したように聞こえないよう、My understanding is that … や Have I understood correctly? を使うと丁寧です。

  • My understanding is that the fee includes support for six months.
    私の理解では、料金には6か月間のサポートが含まれます。
  • Have I understood correctly that payment is due at the end of the month?
    支払いは月末が期限という理解で合っていますか。

語順・目的語・前置詞のポイント

repeat A back to B

Aには復唱する内容、Bには聞かせる相手を置きます。代名詞なら repeat it back と、itをrepeatの直後に置く形が自然です。

  • repeat the instructions back to me:指示を私に復唱する
  • repeat them back:それらを復唱する

recapは他動詞にも名詞にもなる

Let me recap the meeting. のrecapは動詞です。Here’s a quick recap. では名詞で「簡単なまとめ」です。動詞の後ろにaboutは付けず、recap the decisionsと直接目的語を置きます。

confirm that節と疑問詞節

内容全体を確認するなら confirm that …、担当や日時を確認するなら confirm who / when / whether … が使えます。

  • Please confirm that you received the file.
    ファイルを受け取ったことをご確認ください。
  • Let’s confirm when the update will be ready.
    更新がいつ完成するか確認しましょう。

フォーマル度と柔らかい切り出し方

Let me … は自然で中立的です。相手に確認を求めるときはCould you …?を使います。正式な文書ではsummarizeやconfirmを使い、何を確認するかを具体的にします。

  • Let me quickly recap.
    手短にまとめて確認します。
  • Could you repeat that back to me?
    それを復唱していただけますか。
  • For the avoidance of doubt, I would like to confirm the following points.
    疑義を避けるため、以下の点を確認いたします。

最後の表現は契約や正式なメール向けで、日常的な会議には硬すぎます。普段の社内会議ならJust to confirmやLet me recapで十分です。

日本人が間違えやすいポイント

repeat againと重ねない

repeat自体に「繰り返す」という意味があるため、通常はrepeat againとする必要はありません。「もう一度繰り返す」を特に強調する文脈以外ではrepeatだけで十分です。

recapは一字一句の復唱ではない

recapは要点を圧縮して整理する表現です。電話番号や固有名詞を正確に読み返すならrepeat backまたはread backを選びます。

confirmを「確認する」の万能訳にしない

資料を見たり調べたりする「確認」はcheck、理解できたか確かめるならmake sure、確定済みの情報を確認するならconfirmが合います。会議内容を要約する動作までconfirm一語で表そうとしないことが大切です。

英語が出てこないときの「しゅみすけ式」

repeat backやrecapが出てこなくても、①自分の理解を言う、②正しいか尋ねる、という二文に分ければ確認できます。

  • I think Ken will call the client today. Is that right?
    ケンが今日顧客へ電話するということですね。合っていますか。
  • We decided to start on Monday. Did I understand correctly?
    月曜日に始めると決めました。私の理解で合っていますか。
  • You need three copies by Friday, right?
    金曜日までに3部必要なのですね。
  • Let me say what I wrote down.
    私が書き留めた内容を言わせてください。

難しい一語を探すより、I think … や We decided … で理解した内容を示し、Is that right? を加えます。相手がyesまたは訂正で答えられるため、実務上の目的を達成できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語が出てこないときは、自分が理解した内容を短く言ってIs that right?と聞きましょう。シンプルですが、認識違いを防ぐ力は十分にあります。

まとめ|復唱する範囲と目的で英語を選ぶ

  • repeat back:聞いた指示・数字・日時を相手へ言い返す
  • recap:会議の要点や複数の決定事項をまとめ直す
  • confirm:特定の内容が正しいか確かめる
  • read back:メモや画面の情報を読み返す

会議の最後には Let me recap what we decided.、一つの指示を復唱するなら Let me repeat that back. を使いましょう。表現が出ないときは、We decided … Is that right?と二文に分ければ、簡単な英語でも確実に確認できます。

関連表現は、「決定事項を伝える」の英語表現、「会議を締める」の英語表現、Just to recap.の意味と使い方でも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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