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「工数を計上する」は英語で?log・record・book hoursの違い

工数を計上するは英語で?主要表現の使い分け

プロジェクト別の作業時間をタイムシートへ入力するとき、日本語では「工数を計上する」と言います。英語では時間を記録する操作と、案件へ費用を付ける処理を分けます。

「工数を計上する」の基本表現は log hours です。ただし、日本語では同じ言い方でも、実際に行う操作、文書の状態、相手に求める行動によって自然な英語が変わります。この記事では、最初に使える結論から、類似表現、語順、実務メール、間違いやすい点、簡単な英語での言い換えまで整理します。

「工数を計上する」は英語で?まずは結論

表現 中心となる意味
log hours タイムシートやシステムへ作業時間を入力する基本表現
record hours worked 働いた時間を記録として残す
book time to a project 時間を特定案件・原価コードへ計上する会計寄りの表現
enter time on a timesheet タイムシートへ時間を入力することを具体的に説明する

迷ったときは、まず log hours を基準にしてください。そのうえで、単なる操作なのか、正式な手続きなのか、相手への情報共有なのかを考えると、より具体的な表現へ切り替えられます。仕事の英語では難しい単語そのものより、対象、期限、次の行動を明確にすることが大切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「工数を計上する」を一語で置き換える前に、何をどの段階まで行うのかを確認しましょう。動作の目的が分かると、似た英語でも迷いにくくなります。

主要表現の意味・ニュアンスと使い分け

log hours:タイムシートやシステムへ作業時間を入力する基本表現

log hours は、タイムシートやシステムへ作業時間を入力する基本表現ときに適した表現です。log+時間。log two hours against Project A のようにagainstで計上先を示せます。

  • Please log your hours by the end of the day.
    今日中に工数を入力してください。

record hours worked:働いた時間を記録として残す

record hours worked は、働いた時間を記録として残すときに適した表現です。recordは媒体を限定せず、紙の記録にもシステムにも使えます。

  • We record the hours worked on each task.
    各タスクにかかった作業時間を記録します。

book time to a project:時間を特定案件・原価コードへ計上する会計寄りの表現

book time to a project は、時間を特定案件・原価コードへ計上する会計寄りの表現ときに適した表現です。book A to B または book A against B。組織によって社内用語が異なります。

  • Book the research time to Project Alpha.
    調査時間をアルファ案件へ計上してください。

enter time on a timesheet:タイムシートへ時間を入力することを具体的に説明する

enter time on a timesheet は、タイムシートへ時間を入力することを具体的に説明するときに適した表現です。enter A in/on B。システム画面ならin、帳票上の欄ならonも使われます。

  • I forgot to enter my time on the timesheet.
    タイムシートへの時間入力を忘れました。
工数を計上するで使う英語表現の比較
同じ「工数を計上する」でも、焦点と業務段階によって英語表現を使い分けます。

仕事でそのまま使える自然な例文

  • Charge these hours to the client project.
    この時間を顧客案件へ付けてください。
  • I logged three hours for design work.
    設計作業として3時間を計上しました。
  • Please use the correct project code.
    正しいプロジェクトコードを使ってください。
  • Non-billable time should be recorded separately.
    請求対象外の時間は別に記録してください。

例文は単独で暗記するより、自分の部署名、案件名、日付、担当者へ置き換えて声に出すと実務で使いやすくなります。特に依頼では「何をしてほしいか」、報告では「現在どの段階か」、確認では「相手に何を答えてほしいか」を一文目で示してください。

文型・目的語・前置詞・語順のポイント

英語では動詞だけでなく、その直後に置く目的語と前置詞の組み合わせが意味を決めます。今回の中心表現は log hours です。まずこの部分を一つのまとまりとして覚え、後ろに期限、相手、理由、場所などを加えます。

  • 主語:I、we、the team、the companyなど、行動する人を示す
  • 動詞+目的語:何を処理・記録・共有するのかを近くに置く
  • 相手・移動先:to、with、on、inなど、表現ごとの前置詞を使う
  • 期限:by Fridayは金曜日まで、until Fridayは金曜日まで継続

日本語は主語や目的語を省けますが、英語メールで省きすぎると担当と処理対象が不明になります。最初に依頼・結論を書き、次の文で理由や背景を補う順番にすると読みやすくなります。代名詞を使う場合も、itやthemが何を指すのか直前の文で明確にしてください。

日常的な社内会話とフォーマルな仕事表現

社内チャットでは短く具体的に

背景を共有している同僚には、Write down how many hours you worked. のような短い表現でも伝わります。ただし、数字、期日、対象者などを間違えると実務上の問題につながるため、必要な条件は省きません。

社外メール・正式文書では状態を明記

取引先や管理部門には、処理が予定、進行中、完了のどれなのかを時制で示します。依頼なら Could you please …?、予定なら We will …、完了報告なら We have … を使うと、相手が次に取る行動を判断しやすくなります。

Hi everyone,

Please log this week’s hours against the correct project codes by 5 p.m. Friday. Record non-billable work under Internal Support.

Best,
Yuki

丁寧さは難しい単語だけで作るものではありません。結論、理由、期限、次の連絡を順序よく書き、相手が確認しやすい形にすることが、実務では最も大切です。

日本人が間違えやすいポイント

  • 工数をman-hoursとだけ訳すと、入力という動作が伝わりません。
  • billable hoursは顧客へ請求できる時間、working hoursは勤務時間です。
  • estimate effortは事前見積もり、log hoursは実績入力なので混同しません。

辞書の最初の訳だけで決めず、英語の目的語が自然か、前置詞が必要か、正式さが場面に合うかを確認しましょう。同じ日本語でも、操作・結果・制度上の処理で動詞が変わることがあります。

この英語が出てこなかったら?【しゅみすけ式】

専門的な表現が出てこないときは、「工数を計上する」の一語を探し続けず、①今の状態、②必要な動作、③その後の結果へ分けます。基本動詞のmake、put、send、write、stop、need、haveなどを使えば、実務上の要点は十分に伝えられます。

  • Write down how many hours you worked.
    何時間働いたか書いてください。
  • Put the time under this project.
    この案件の欄に時間を入れてください。
  • I worked on this task for two hours.
    このタスクに2時間取り組みました。

一文でまとめにくければ二文にします。最初の文で状況を説明し、次の文で相手にしてほしいことを言えば、難しい専門語がなくても誤解を減らせます。また、固有名詞、数、期限を加えると、短い中学英語でも仕事の指示として機能します。

しゅみすけ(大山俊輔)

専門語を思い出せないときほど、状況と次の行動を二文に分けてください。短くても、相手が何をすればよいか分かる英語のほうが仕事では役立ちます。

場面別に選ぶための実用チェック

誰が何をするか

自分が行う報告か、相手への依頼かを決めます。依頼なら主語を省いた命令形だけでなく、Could you …? や Would you be able to …? を使うと柔らかくなります。

どの段階まで完了しているか

作成、提出、承認、送付、完了は別の段階です。現在完了形を使う場合は、今の状態へ影響する完了として伝えます。まだ予定ならwill、手配済みの予定ならbe going toも使えます。

相手が次に確認すべきこと

返答、承認、期限、添付資料など、相手に期待する次の行動を明記します。必要なら Please confirm … や Let me know if … を最後に添えます。

よくある質問

最初に覚える表現はどれですか?

log hours を基本にしてください。そこから、正式さ、対象、業務段階に合わせて別表現を選びます。

難しい単語を使わないと失礼ですか?

いいえ。基本動詞でも、対象、理由、期限が明確なら丁寧で実用的です。pleaseやcouldを加えるだけでなく、必要情報を順序よく示すことが重要です。

メールではどこまで説明すべきですか?

少なくとも、依頼または結論、理由、期限、次の行動を含めます。背景が長い場合も、最初の一文で要点へ直接答えてください。

まとめ|log hoursを基本に場面で選ぶ

  • log hours:タイムシートやシステムへ作業時間を入力する基本表現
  • record hours worked:働いた時間を記録として残す
  • book time to a project:時間を特定案件・原価コードへ計上する会計寄りの表現
  • enter time on a timesheet:タイムシートへ時間を入力することを具体的に説明する

「工数を計上する」は log hours を基本に、実際の目的と業務段階で表現を切り替えます。専門語が出ないときは、Write down how many hours you worked. のように基本語で結果を説明すれば大丈夫です。

関連表現は、「記録する」の英語とお金・取引・物流の英語動詞一覧でも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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