英会話超初心者が、英会話スクールに通って上達するために必要な5つのこと

英会話超初心者が英会話スクールに通うということ

こんにちは。
Oyakottoです。

英会話超初心者にとって、英会話スクールに通うということは、かなり思い切った決断ではないでしょうか。月額換算して何万円かの受講料を払いながら、英語でひととおり会話ができるようになるために、そして自分が納得できるレベルに到達するために、何か月か貴重な時間を割いて通い続けることになるのですから。

上達しなければお金と時間が無駄になってしまいます。

かといってお金と時間をかければ、必ず上達するわけではないところが少々やっかいです。

上達するために必要な５つのこと

そこで、せっかく英会話スクールに通う超初心者が、英会話の上達を目指すために、押さえておきたい必要なことを５つに絞って整理してみたいと思います。超初心者にとっては最初がまさに肝心なのです。ここであれこれ手を出しすぎてしまうと、そのあとの学習がうまくいかず、迷走することになってしまったら、もったいないですから。

（１）自分のレベルに合ったコースを選ぶ

まずは自分のレベルに合ったコースを選びましょう。超初心者の段階で、英会話教室を訪れると、よほどのことがない限り、これはないだろう、と思うほどひどい教室に当たることはまずないと思います。ネット上のレビューなども参考に、色々条件を比較してみて、通いやすさや、料金、学校の雰囲気などをチェックし、一度は無料体験レッスンを受けてみてどうするか考える、というのが一般的でしょう。

多くても３、４か所のスクールを体験してみれば、どこが自分に向いているか、ある程度は見えてくるものです。

どこのスクールを受講するか絞り込めたら、次に大切なのは、どのようなコースを受けるのかということです。超初心者にとって大切なのは、ネイティブ英語のシャワーを聞くことでしょうか？それよりも大事なのは基本からコツコツと訓練でき、上達を実感できる工夫が行き届いていることではないでしょうか。

超初心者向けコースはどれか？とスクールの担当者に質問すれば、おすすめのコースを紹介してもらえます。大事なのはレベルが優しいということだけでなく、上達できる実感を持てる、成果の管理、つまり「見える化」が図られていることなのです。この点に配慮が行き届いているかどうかを選択の際にチェックしてみるとよいでしょう。さらに欲を言えば、悩みにきめ細かく答えてくれるスタッフがいるとベストでしょう。分かりやすさは外せないポイントです。

（２）質問の仕方、質問するための表現をコツコツ覚えていく

次に大事なのは、分からないことを質問する方法、質問するための英語表現を身に着けることなのです。レッスンの時間は40～50分ほどですが、レッスンは、テキストなどの教材を使いながら、実際に会話を行い、正しい表現は正しい、間違っていれば正しい表現を説明し、それを反復したり、表現を変えたりしながら身に着けていく、といったスタイルで行われていきます。

当然、素朴な疑問が頭に浮かぶこともあるでしょうし、講師の説明のほかに言い回しがないのか等、聞いてみたいことは山ほどあるはずですが、これがなかなか言えないものなのです。疑問が浮かんだ時にすぐ質問できるかどうかも、上達を左右する要素の一つといっても言い過ぎではありません。講師に言われた通りの表現を練習するだけでなく、受講生の質問をきっかけに、その表現を使って何度も意見をやり取りすることも有益な英会話トレーニングになります。質問に使う表現には場面によって何種類ものバリエーションがあります。実際の場面を思い浮かべながら、ネットやテキストなどを使って使えそうな表現をコツコツ調べて英会話教室でのレッスンで使ってみましょう。何度も使っていくうちに、自然に口から出てくるようになるはずです。

（３）受講記録をつけてみる

ダイエットでもよく言われていることですが、受講記録、つまりレコーディングが役に立つはずです。こういった記録をはじめから作ってくれるスクールならよいのですが、そこまでのサービスがない場合は自分で記録を取るしかありません。とはいえ、自分自身で英会話能力を分解し、スキルをチャートで分析するといったことをやるのも面倒です。

そこでお勧めしたいのは、SNSやブログの活用です。毎回の受講の様子をSNSやブログに投稿していくのです。写真付きで、教室の感想や、レッスンで学んだことを、学んだ表現を含めて投稿していくと、それらがノートであり、受講記録になります。復習も容易ですし、上達へのモチベーションを高く維持することができるのではないでしょうか。

SNSであれば同じ教室に通う仲間のコミュニティが運営されている場合もあり、そうしたグループのメンバーになってみるのもよい方法です。ノートにメモするだけだと、ちょっと無味乾燥な感じがします。英会話教室の了解を取って、あくまでも受講記録の一つとして発信していくと、同じ志を持った仲間からコメントがあったりして、お互い励ましあうこともできますよね。

（４）仕事だと思って時間を確保する

英会話教室に通い続けるためには、できるだけ優先的に受講時間を確保することが大切です。仕事やプライベート上の理由でキャンセルせざるを得ないこともあるかと思いますが、なるべく英会話教室へ通うことの優先度を高めておきましょう。受講しなければクビになるとか、資格が取れないといった厳しい縛りがあるようでないため、途中でドロップアウトしてしまいがちです。英会話教室に通うことを仕事と同レベルの大事なことだと位置づけて時間を確保しておきましょう。最初からキャンセル癖がついてしまうと、継続するのが難しくなってしまします。英会話教室への通学は仕事と同レベルで大事なのです。

（５）上達した自分の姿をイメージする

上達した自分の姿をイメージできていますか？超初心者として英会話教室への通学をスタートさせたあなたは、何か月後か、1年後かに、どんな自分になっていたいですか？実はこのなりたい自分、ありたい自分の姿を思い描けているかどうかも、上達にとって欠かせない要素なのです。お金と時間をかけて英会話を習うのは、何のためですか？ちょっと話せるフリができればいいのでしょうか？仕事上どうしても英語を使うので、実務レベルで使えるようにならないと出世に響きますか？憧れのイベントで聴衆の前でかっこよくプレゼンテーションをしたいのでしょうか？

英会話が上達したその先に何を目指すのか、何ができるようになりたいのか。理想的な姿を思い描いて紙に書き出してみるのもいいですし、パワーポイントに自分の目標を簡単にまとめてみるのも素敵です。まとめてみたら、英会話教室のスタッフや先生に見せてみてもいいでしょうね。目標が具体的であればあるほど、学校側も親身になって協力してくれると思います。

英会話教室に通う以外の自己学習の重要性

ここまで英会話超初心者が英会話教室に通って上達するために必要なことについて、内容を絞って説明してきました。超初心者は、英会話学習の目的があいまいなままで始めてしまいがちですが、これが上達しない最大の理由ではないかと思います。

もう一つの難しさは、語学学習の難しさはその言葉を使わなければ生きていけない環境に身を置くことが難しい点にあります。朝から晩まで英語を聞き続けないと暮らせない、仕事にならない、収入に響くといった環境で追い込まれれば上達も早くなりますが、そうでない一般的な日本人しかも超初心者が英会話を上達させたいのなら、英会話教室に通う回数だけじゃ正直なところ上達するには練習量が圧倒的に足りないのです。

英会話教室へ通うのは自分が覚えた英語表現を実際に使ってみる実践の場だと割り切ったとしても、教室に通っていない日にどれだけ練習できるか、どれだけ英語表現に触れるかも大切なのです。インプットの材料は世の中にあふれかえっています。例えばYoutubeをチェックしてみてください。ネイティブの外国人が英会話上達に役立つ動画をたくさんアップしています。これらの出来が思ったよりもよく、シリーズ物で聴講できるものもあって、上手に使えば無料で何百ものコンテンツを練習材料として活用できます。こういったものも上手に活用しながら毎日何時間か英語に触れる機会を意識的に作り出してみましょう。

制限された片言の表現だけちょっと使えればよい、というだけの目的で英会話教室に通うのはもったいなくありませんか？当面の目的は簡単な日常会話でもいいのですが、日々のインプットをどれだけ行ったかで、その後の上達度合いが変わってきます。

英会話教室に通うことと、日々のインプットの両方によって、超初心者であっても高いレベルの英語能力を身に着けることは十分に可能です。頑張ってください！

初心者にオススメ！マンツーマン英会話スクール

それでは、Oyakottoがオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。（グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました）。