俳優 – 真田広之の英語力とその勉強法

真田広之さんの英会話力

こんにちは。ゴン太です。英会話頑張ってますか?

『ラストサムライ』で渡辺謙さんと同様に、同作に出演し華々しいハリウッドデビューを飾った真田広之さん。実は世界進出という点ではその5年ほど前にイギリスで演劇デビューを果たしており、海外進出の先駆けとなった方なのです。持ち前の英語力を活かし、ラストサムライでも作品の内外で大変大きな役割を果たしました。

今日はもはや日本の俳優というより海外の俳優という印象の方が強い真田広之の英語力とその勉強法についてみていきたいと思います。

俳優 – 真田広之さんの経歴について

まずは真田広之さんの経歴についてみてみましょう

真田広之さんの英会話力

©https://movie.walkerplus.com/news/article/41037/

 

1960年10月12日生

東京都品川区出身

1966年:劇団ひまわりに入団後、子役デビュー

1973年:アクションクラブの「JAC」に入団

1980年:『忍者武芸帖 百地三太夫』で映画初主演

1999~2000年:イギリス演劇『リア王』に日本人唯一のキャストとして出演

2003年:『ラストサムライ』

2019年:『アベンジャーズ・エンドゲーム』

 

真田広之さんの芸能活動の始まりは5歳の時に芸能関係者にスカウトされたことがきっかけでした。その後モデル活動など経て、1966年に『浪曲子守唄』で映画デビューを果たしました。芸能活動を始めた当初は、俳優の千葉真一さんが主宰するアクションクラブ「JAC」での活動が中心で、殺陣の訓練などを積んでアクションスターとして活躍していました。『ラストサムライ』ではその殺陣の経験が大きく活かされることとなりました。

 

 

真田広之さんの英語力について

ではさっそく、彼の英語力を見ていきましょう

 

こちらの動画は2013年公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』に矢志田信玄役として出演したときのインタビュー映像です。

 

いやぁ~この当時は50歳を超えているはずですが、渋みがさらにましてかっこいいですね…。

 

真田広之さんの英語には独特のテンポがあります。英会話の勉強をしている人は日本人に限らず、早く話そうとしがちなのですが、彼はとてもゆっくりで落ち着きのある口調です。「え、それって外国人からしたらどう思われるの?」と思う方も多いかと思いますが、「耳に心地よい」、「ソフトで物静かな口調はイギリス人のようだ」といったポジティブな意見が多いのです!

 

そして彼の英語力は英語の発音にはっきりと表れています。多くのネイティブスピーカーが彼のアクセントを「完璧」と絶賛します。

 

コメンテーターのデーブ・スペクター氏は「大人になって渡米したわりには、驚くほど発音がいい」と絶賛し、『日本人の英語』シリーズで有名なマーク・ピーターセン氏は「日本人の英語での演技は、ほとんど観ていられない場合が多い。でも彼の場合は違和感を覚えることはない」と評価しています。

参照:『週刊現代』2013年10月5日号(講談社)

 

文章の構成も比較的シンプルでリスニング能力も、相手がクセの強いアクセントを持っていても聞き取れるほどの力を備えていることから相当な英語力を持っているといっていいでしょう!

 

真田広之さんの勉強法について

海外に活動拠点の移すことができるほど高い英語力を持っている真田広之さん。では彼はどこで英語を勉強したのでしょうか?

経歴で少々説明した通り、彼は幼少期を日本で過ごし、若い頃はアクションに力をいれていたため帰国子女というわけでもありません。「純粋な日本人」です。

 

彼の世界進出のきっかけは、1999年から公開された蜷川幸雄演出でイギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』に出演したことでした。もちろん全編英語。日本人としては唯一の参戦、多くのプレッシャーを背負いながら役を演じきるため、英語の勉強に取り組みました。

 

その当時は、おそらく英語の勉強法は画期的な方法などは、皆無に等しかったでしょう。彼の原動力となったのは「プロ意識の高さ」と他の著名人と同じく、「膨大な努力量」でした。彼は時間の許す限り、英語に時間を費やしました。トイレ中だろうが、車の中だろうが、時間を見つけては英語に触れる機会をたくさん作りました。

 

そしてもうひとつ。皆さんは普段、何を目標にして英会話の勉強をしていますか?おそらく大体の人は「外国人とコミュニケーションがとれるようになりたい」のような理由だと思います。それは素晴らしいことですし、一般人には十分すぎる動機ですよね。

 

ですが彼はさらに高い志を持って英語の勉強に取り組んでいました。海外の作品に出る以上、周りはネイティブで、当然真田広之さん自身もネイティブとして扱われます。つまり英語を使う以上何が何でもネイティブになりきらなければならない。こういった気持ちで日々の勉強に取り組んでいました。

 

ウルヴァリン:『SAMURAI』のインタビューでは、

「作品事に求められるレベルやアクセントが全部違うんですよね。ですから、毎日毎日受験生という感じで。車の中だろうが、トイレの中だろうが、繰り返しセリフを言ってないと本番までに間に合わないということが多いので。受験だと答案用紙は他の人は見ないですよね?でも映画とかテレビの場合はそれが記録としてずっと残ってしまう。そのプレッシャーというのは、踏ん張らざるを得ない原動力になってるのかなという。」

http://thisisenglish.jp/motivation/

 

とても高いレベルで勉強していたのはもちろんのこと、役によってアクセントや英語のレベルにまで気を配ってセリフを覚えるということから、プロ意識の塊だと思います。

 

そういった並々ならぬ努力の甲斐もあって、渡辺謙さんとともに『ラストサムライ』でハリウッドデビューを飾ります。作品自体も非常にクオリティが高く、日本だけでなくアメリカでも人気を博した同作でしたが、作品を見えないところから支えたのが真田広之さんでした。彼は猛勉強して身に着けた英語力で日本人から見ておかしい内容を英語でスタッフ陣に伝えたり、主演のトム・クルーズに「JAC」時代から積み重ねた殺陣の技術を教え込みました。その技術はトム・クルーズの殺陣の迫力を真田広之さんの殺陣が上回りすぎて、大量にシーンがカットされたほど笑

 

彼が叩き込んだ日本人魂がこの映画を成功へと導いたといっても過言ではありませんね!

真田広之さんが伝えたいこと

より観客や視聴者さんに「素晴らしい演技だった」と評価を受けることが俳優冥利に尽きるといいますか、すべての職業においてベストパフォーマンスを出せるように準備するということが成功への鍵であり、彼の英語に対するモチベーションになっているのだと思います。

 

しかし彼が掲げるもう一つの目標に、「日本人役者が海外に進出する足掛かりとなって、正しい日本文化を世界に伝えること」と彼は語っています。

確かに、21世紀にはいってからも、日本人役者が世界で挑戦するには高いハードルがあることは大なり小なり感じることだと思います。

 

それを払拭するために、日本人としてあるべき姿を貫くために、海外で現在も新しいことに挑戦し続けています。

真田広之さんは自身の目標を達成するためには、努力を惜しみませんし、常に新しいことに挑戦していきます。

 

「異文化に関するスーパーバイザーを置くというシステムが(ハリウッドでは)確立されていません。日本の文化、美術、武道もそうだし、慣習などについても、そこは作品に関わった人間が見ざるを得ないんです。これを続けていって、少しでも理解者が増え、役者がしなくてもいいような時代が来るのが理想(笑)。ちょっとその辺が“危なそうだな”と感じるような作品でも、逃げるのではなく、あえて飛び込んで修正する。だってその役は僕がやらなくても、誰かが演じることにはなるわけです。疑問を抱く自分がこだわって、少しでも誤解を解くチャンスが得られればと」

http://thisisenglish.jp/motivation/

 

生き様がかっこよすぎますね…。さすが「日本の国宝」と言われるだけの日本を代表する俳優です。

 

真田広之さんの勉強法からは何か特別効果的な方法が見つかるというわけではありませんが、私たちが英語の勉強をするうえで「目標の設定を少し高めにすること」が大切だと伝えているような気がします。実は社会において人材育成の場でも少しだけ「背伸び」することは効果的な方法であると知られています。

 

届くか届かないような目標を設定することによって、モチベーションを保ちつつ勉強に励むというものです。プラスで、もしその目標が達成できなかったら自分に罰を与えるという方法は、程よい緊張感を与えてくれると思います(真田広之さんの場合は失敗したら俳優としての信用を失うという恐ろしいものですが…笑)。

 

彼の場合はストイックですが、短期で集中的に英語力を伸ばしたいと考えたときには良い方法になるのではないでしょうか!

英語学習の土台は独学から!

いかがでしたか?

英会話教室やオンライン英会話で自己投資をすることも大事ですが、いずれにせよ、まずは独学で英語を学ぶ習慣を身につけることが大事ですね。

ゴン太

下記のYouTube動画では英語独学のコツをまとめています。これから独学で英語を学びたい方におすすめです!

【完全攻略】大人の英会話初心者向け独学勉強法【保存版】

英語独学者必見!できる人はみんな使ってる英語学習ソフト・アプリ

【完全ガイド】英語独学 – 大人になってからのムダのない独学用教材!

有名人には負けられない!おすすめの英会話スクール

それでは、ゴン太がオススメの英会話スクールを紹介させていただきます。こちらのページは企画として、マンツーマン英会話の学校のみとなります。ご留意ください。また、このエントリではb わたしの英会話さんのサイトのスペースをお借りして執筆させていただいていますので、bさんも紹介させていただきます。(グループレッスンや男性サラリーマン向けの英会話スクールは対象外ですので除外しました)。

 

少しビジネスよりのトピックが強い印象の英会話スクール

Gabaマンツーマン英会話

マンツーマンの英会話スクールとして老舗といえばGabaさんです。私も体験レッスンを受けたこともありますし、ほぼ、都内であれば主要駅にスクールを構えていますので便利でおすすめです。トラベル英会話としても、少しハイレベルなシチュエーションなどに対応する必要がある方にはオススメです。

 

ロゼッタストーン英会話(旧ディーンモルガン)

オンラインやITに強い英会話スクールですが、マンツーマンの英会話レッスン専業の学校です。東京ですと、銀座、新宿、池袋などに店舗があるようです。

 

女性、英会話力に自信のない人が英会話を学ぶ時にオススメ

b わたしの英会話

b わたしの英会話バナー1

 

 

こちらのスペースをお借りしていますが、女性で英会話に自信のない初心者にはオススメです。特に、学生時代英語を勉強したのはうん十年前で、英会話話せるようにはなりたいけど、とにかく英会話スクールって敷居が高い!という人にオススメします。

 

学生さんや安めの単価で英会話を検討している方にオススメ

イングリッシュビレッジ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今の若い世代はご存じない方もいるかと思いますが、世界で日本を背負って奮闘している真田広之さんの生き様を負うことは、英語勉強のモチベーションだけではなく、一つの思想を学ぶという意味でも有意義なことだと思います。

 

ぜひ、勉強につまずいたときは、彼の出演作品を観て活力をもらってみてください!

 

ゴン太

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