海外旅行で英語ができない・話せない人が覚えておくべきフレーズ10選

こんにちは！
「b わたしの英会話」のエーコです。
女性の英語学習、英語にまつわる悩みを解決すべく情報発信をしています。

「海外旅行を計画しているものの、英語ができないので不安…」と感じている人もいるのではないでしょうか。

英語ができないと空港やホテル、レストランやカフェを利用するときにコミュニケーションが取れるのか心配になりますよね。

そのため、海外旅行前には最低限の英会話だけでも学んでおきたいと感じている方もいることでしょう。

そこで今回は海外旅行で必要とされる英語力について解説します。
また、旅行先で使える英語のフレーズも紹介しますので、活用してみてください。

英語初心者でも大丈夫！海外旅行で必要な英語レベル

中学生レベルの英語力があれば、旅行先では困りません。
海外旅行で必要なのは、こちらの意思が伝わるかどうかです。

英語を使ってビジネスをする、英会話のテストを受けるといったケースでは、正確な英語を話すことが求められます。
しかし、海外旅行では、最低限のコミュニケーションが取れれば正確な英語で話せなくても問題ありません。
カタコトの英語でも、ジェスチャーなどを使えば自分の意思を伝えることができるからです。

また、旅行前に行きたい場所や利用する交通機関などの情報を事前にチェックしておけば、現地で人に尋ねて回る必要はないので困ることはないでしょう。
少し道に迷ったときに「○○駅はどこですか？」などと尋ねるだけで済みます。

海外旅行で理想とされる英語レベルは、聞き取りは中学3年生レベル、単語や文法は中学2年生レベルです。
日本と法律やルールが違う海外では、リスニング力がないと危険な目に遭うリスクがあります。
「してはいけない」と言われたこと、また相手からの要望を聞き逃さないようにリスニング力を高めておきましょう。

今は翻訳機能など便利なツールもあるので、自分のリスニング力に自信がないときは活用するのがおすすめです。

海外旅行で英語ができない・話せない人が覚えておくべきフレーズ10選

海外旅行まで残りの期間があまりないと、中学生レベルの英語を学び直すのは難しく感じるものです。
しかし、できることはあります。

英会話が必要となるシーンで使えるフレーズを最低限覚えておくと、旅先で「困った」と感じることを減らせます。

以下は海外旅行でよく使うフレーズなので、覚えておきましょう。

汎用的なフレーズ

・Excuse me.
　すみません。

道を尋ねる、レストランでオーダーする、店員さんを呼ぶなど人に話しかけるときに使います。

くしゃみをしたときや誰かとぶつかったときに軽い謝罪をする場合も「Sorry.」ではなく「Excuse me.」です。
また、スーパーなどで人の後ろを通るときの注意喚起として使うこともできるので覚えておきましょう。

・I don’t understand.
　わかりません。

相手が言ったことが聞き取れなかったときに使いましょう。
理解できていないのにうなずいてしまうと、理解しているとみなされてトラブルに巻き込まれることもあるので注意が必要です。

・Would you call a taxi, please?
　タクシーを呼んでもらえませんか？

ホテルのフロントで、またレストランやカフェなどでタクシーを呼んでほしいときに使えます。

・May I take a picture?
　写真を撮ってもよろしいですか？

旅行先では珍しいものがたくさんあるため、写真を撮りたくなるものです。
ただし、場所によっては写真撮影禁止のところもあるので、必要に応じて確認しましょう。

機内で使えるフレーズ

・May I recline my seat?
　席を倒しても良いですか？

機内でシートを倒したいときは、後ろの席の人にひと言声をかけましょう。

・Is there a Japanese speaker?
　日本語を話せる人はいますか？

体調を崩した、物を無くしたなどトラブルが発生したときは、日本語で説明できると便利ですよね。
何か困って日本語が話せる人がいるか尋ねるときに使いたいフレーズです。

レストランで使えるフレーズ

・What do you recommend?
　おすすめを教えて欲しいです。

海外の旅行先では、メニューを見てもどれにするか迷うことがあります。
「このレストランのこの料理を食べる」と決めていなくて、たまたま立ち寄ったレストランだとなおさらです。

そんなときは、スタッフにおすすめを尋ねてみましょう。

・Check please.
　お会計をお願いします。

会計時の定番フレーズなので、覚えておきましょう。

ホテルで使えるフレーズ

・Hello. I’m checking in.
　こんにちは。チェックインです。

ホテルに到着したら、フロントでチェックインしたいことを伝えましょう。
この時点で「Could you please give me your name?」などと名前を聞かれることが多いです。

・I have a reservation for 〇 nights.
　〇泊で予約をしています

ホテルをすでに予約しているなら、何泊予約しているのか伝えます。
名前を伝えたときに、ホテル側から「〇泊ですね？」と確認されることもあります。

まだ間に合う！今からでも英語を学ぼう

海外旅行まで少しでも期間があるなら、本格的に英語を学んでみましょう。
「あと1ヶ月しかないから無理」「数週間で英語を覚えられるはずがない」と思うかもしれませんが、短期間でも学べることは多くあるものです。

英語を勉強しておくと、旅行先で覚えた英語を使って現地の人と積極的にコミュニケーションを取れるので、旅行の楽しみも増しますよ。

短期間で英語を学ぶ方法を紹介します。

友達を作ったり勉強したりして独学で学ぶ

今はオンラインで簡単に海外の人とつながることができるため、身近に外国人の知り合いがいなくても、海外に住んでいる人とコミュニケーションを取ることは可能です。

海外旅行前に外国人とのやり取りに慣れておくと、現地に着いたときにスムーズにコミュニケーションを取る助けになるでしょう。

外国人と手軽に交流できる手段としておすすめなのが、海外の人と交流できるアプリを利用することです。

そのようなアプリを使えば、海外の人とチャット機能を使ってコミュニケーションを取れますし、自分が作った英文をネイティブに添削してもらうこともできます。
無料で利用できるものもあるので、いくつか利用してみてはいかがでしょうか。

自分でできるほかの勉強方法は、参考書などの本を用いることです。
海外旅行で使えるフレーズだけを集めた本もありますし、英語をしっかりと学びたい人向けに文法の基礎を解説した本もあります。

旅行までの期間があまりないなら、海外旅行で使えるフレーズのみを集めた薄い本を購入して勉強すると良いでしょう。
ショッピングや食事、道を尋ねるときなどに使える表現を覚えておくと便利です。
また、レストランで注文したメニューと違う料理がきた、ホテルのシャワーが壊れているといったときに使える表現も知っておくと、トラブル時も慌てなくて済みますよ。

海外旅行までの期間が1ヶ月以上あるなら、少しずつ中学英語を復習しておくのもおすすめです。
基礎の単語や文法が頭の中に入っていると、英語で簡単な会話ができるようになるため旅行中も困りません。
これを機に中学英語をしっかりと復習しておくのはいかがでしょうか。