英語の名詞の単複同形とは?例文つきでわかりやすくご紹介

英語の名詞の単複同形とは?例文つきでわかりやすくご紹介

みなさん、こんにちは。
「b わたしの英会話」の田中です。

突然ですが

I eat bread for breakfast.
I go to bed at 10:00o’clock.

この文章におかしいな?と思った方はいらっしゃいますか?

「bread」ってパンのことで数えられるものです。
1枚なら前に「a」、複数なら後ろに「-s」「-es」がつくはずなのに不思議ですよね。

「bed」についても同じことが言えます。

これは一例であり、まだまだこのような単語は存在します。

そこで今回は複数あるのに「-s」「-es」や「a」や「the」のつかない名詞の単複同形についてご紹介したいと思います。

ちなみに「1切れのパンを食べます」を英語にすると「I eat a pice of bread. 」になります。

英語を勉強していて、ある程度わかっていても複雑なのです。

今回の記事は

・そもそも名詞の単複同形とは?
・どんなものが名詞の単複同形なの?
・名詞の単複同形を使って例文にしよう
・ちょっとした単複同形の応用文をチェックしてみよう

をご紹介します。

自己紹介
3年間英会話スクールに学生時代通いながら、オーストラリアにホームステイをした経験があります。
最初は現地で英語を話そうとしても文化の違いにたじたじ。
バスで出かけようとした際、どのバスに乗ればいいかも分かりませんでした。しかもバスは時間通りに来ません。
しかし、慣れは必要で長期間英語に触れ続けることで、自分から話しかけられるくらい自信が持てました。

そもそも名詞の単複同形とは?

そもそも名詞の単複同形とは?

単複同形とは単数、複数が同じ形の名詞をいいます。
数えられる名詞(可算名詞)に対し、数えられない名詞(不可算名詞)というものがあります。

これは日本語では使わないのでピンとこないかもしれません。
分かりやすく例を挙げると

①There is a dog.
そこにいるのは犬です。

②The dog there is drinking water.
そこにいる犬は水を飲んでいます。

①は形がしっかりあり数が数えられる「dog」に対しては「a」や「the」がつきます。

それに対して、②は「water」はものの集合体であり、数えることはできません。

このwaterなどが単複同形にあたります。

水と同様、液体は特に数えられないです。

I have some milk.
                         
日本語では数えられないものは少数ですが、英語になると数えられるもの・数えられないものが半々の量になります。

たくさんあるので次で紹介していきましょう。

どんなものが名詞の単複同形なのか?

どんなものが名詞の単複同形なのか?

分かりやすい単語としては「群れをなすもの」があります。

・fish 魚
・dear 鹿
・sheep 羊
・carp 鯉
・salmon 鮭
・trout マス

そういえば、広島カープも後ろに「s」が付きませんね。

他のものは、dear→森、fish→海 など範囲が広い場所に複数固まっているものだとして考えると分かりやすいです。

・love 愛
・information 情報
・furniture 家具

こちらも数が不確かなものです。

家具は椅子1つなどを指すものではなく、家具全体の意味を表しています。
loveは溢れ出るものなので数えられませんね(笑)

発音の理由によるもの、単語自体に「-s」「-es」が入っていて発音しづらいものは単数扱いします。

・means 手段
・serieses シリーズ
・species 種類

試しに「-es」をつけてみると、「meanses, serieses, specieses」となります。

何かごちゃこちゃしていて読みづらいですね。

「-ese」形のこちらも単数で表記されます。

・Japanese 日本人
・Chinese 中国人
・Portuguese ポルトガル人
・Vietnamese ベトナム人

ちなみにSwiss(スイス人)も単複同形になります。

もともと由来が日本語のものは「-s」をつけない

・sushi 寿司
・sukiyaki すき焼き
・tempura 天ぷら
・tokyo 東京
・dorayaki どら焼き

※kimono(着物)などは複数形を kimonos と言う場合もあれば、単複同形
で複数形も kimono と言う場合もあるのでご注意を。

これらは日本語から英語化した単語は日本の文法が残ったと考えられています。

例えば「お昼ゴハンにうどんを食べに行こう」という会話にしても、日本語ではうどんを1つ、2つ以上の複数として意識していませんよね。

あと、日本ものといえば、お金の単位であるyenも「-s」がつきません!

Dollars(ドル)、euros(ユーロ)などには「-s」がつくのにyen(円)はそのまま単数で使います。

単複同形の例文を作ってみよう

単複同形の例文を作ってみよう

先ほど出した単語をふまえた例文をご覧ください。

Many fish are swimming in the sea.
たくさんの魚が海で泳いでいます。

I saw some Japanese people in this shop.
私はこのお店で何人かの日本人を見ました。

I ate dorayaki during work breakes.
私は仕事の休み時間どら焼きを食べました。

I went out with 3,000yen.
私は3,000円持って出かけました。

どれも「-s」や「-es」がつきませんね。

補足:shoes, peanuts, green peas

もともと複数形ものもそのまま「-s」「-es」をつけずに使いましょう。

I bought new shoes.
私は新しい靴を買いました。

I eat peanuts for a snack.
私はおやつにピーナッツを食べます。

靴は2つあって1足ですよね。
なのでもともと複数形になります。

ピーナッツは1つだけ食べるのではなく、まとめて何個か食べるイメージなので複数形です。

単複同形の応用文をチェックしてみよう

単複同形の応用文をチェックしてみよう

普通は名詞の単複同形で用いられるのですが、意味が変わると数えられるものがあります。

例文を挙げてみます。

①I have some work.
 私には仕事があります。

→I went to the museum.That’s a great work.
 あれば素晴らしい作品です。

文章で推測して意味を考えると仕事ではなく、作品になります。
作品は数えられるので「a work」となります。

②I have some paper.
 紙があります。

→I have some a paper.
(新聞が一部あります)

「paper」は名詞の単複同形ですが、この場合は「a」がついているので数えられる単語だと判断します。

「A paper」や「a news paper」、「papers」に言い換えることができます。

③I have some milk.
 牛乳があります。

→I have some a milk.
 一杯の牛乳があります。

「milk」は名詞の単複同形ですが、コップなどの容器に入っている状態であり数の境界線がはっきりしているものは数えられます。

会話にしてみると難しく感じるかもしれません。

しかし文字にするとなんで名詞の単複同形なのに、「a」や「the」がつくのだろう?と疑問に思うことができます。

あっ!数えられる名詞に変化しているからだ!と気づけます。

う〜ん、たくさん出てきて覚えられるかなと思ったらややこしい単語は「some」とくっつけて覚えちゃってください。

I made some progress.
(progress = 進化)

I have some information.
(information = 情報)

I have some news.
(news = ニュース)

I have some evidence.
(evidence = 証拠)

I have some knowledge about science.
( knowledge = 知識)

「I have some〜」と呪文のように何度も何度も復唱していれば覚えられます!

発声して使えば使うほど単語って頭に入るものです。

みなさんも積極的に使ってくださいね。

まとめ

今回ご紹介した名詞の単複同形をまとめておきます。

数がイメージしにくいもの
・fish(魚)
 Many fish are swimming in the sea.
 たくさんの魚が海で泳いでいます。
発音理由によるもの
・Japanese
 I saw some Japanese people in this shop.
 私はこのお店で何人かの日本人を見ました。
もともとは日本のもの
・dorayaki
 I ate dorayaki during work breakes.
 私は仕事の休み時間どら焼きを食べました。

・yen
 I went out with 3,000yen.
 私は3,000円持って出かけました。

大まかに覚えておけば大丈夫です。
この記事に書いたものは日常会話によく出てくるので要チェックです。

今回はここまでです。

あまり深く考えず楽しんでどんどん使っていきましょう!

田中

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