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可能性に生きない

昨日、私、PCの修理で自由が丘と二子玉川行ってたんですが
その時の1日の自分のことを振り返って思ったことです。

普段ですと、朝一番に起きてからその日に必ずすることをリストアップして手帳に書き込んで、
それを一気に片付けて、終わったら塗りつぶしていって一日が終わると手帳が真っ黒になってちょっぴり嬉しい、
というのが自分の日課なんですが、昨日、久しぶりにこの毎日の作業をサボってしまいました。

というのも、経理関係、銀行対応関係など自分の中でちょっと重い業務が月末であったのですが、
多分、パソコンが故障したことを言い訳に先送りする口実を作っちゃったのでしょう。今朝、朝一番に起きて気持ちを入れ替えて片付けたらあっという間にできてしまいました。でも、本当は、PCの修理中に片付けておけば昨日終わってもっと気持ちよかったはずなんですけどね。

これと似たことは皆さん、そして、お客さまにも往々にしてあると思います。

やりたい(やらなければならない)と思っていること。
やらないといけないのに、ちょっと気が重いことだと手がつかずに時間だけ過ぎてしまいます

私の知人で起業したいと言っている人、結構います。
あるいは、本を書きたいと言ってる人もかなりの数、います。

例えば、本を書きたいと思っている人。
まず書かなきゃいけませんよね。そして、又吉直樹さんじゃないですが、まずは応募しないといけません。
書いて応募すれば、受賞できるか落選するかも分かります。

もし、惜しくも落選した時は他のことに情熱を注ぐかもしれないし、
もう一回頑張ろうと思うかもしれない。

でも、書かずに応募もしなければ、その人の頭のなかは
こんな風に考えてると思います。

「自分は書く時間がないから仕方ないけど、書けば受賞できるかもしれない」

って。

私の周りでもサラリーマンやめて独立したいと言ってる人何人もいます。
でも、10年たってもホントに独立した人はいません。逆に、独立する人って何も言わないでさっさとやってます。
もちろん、失敗してサラリーマンに戻った人もいますし、そのまますごく成功した人も今も苦労中の人もいます。

そもそも、やってみないと成功するか失敗するかなんてわからないんです。
独立を相談するレベルの人なんて、多分、そんなリスク取りませんから損してもたかが知れてます。
だからいつも、「まずは失敗」と言ってます(笑)。

これって、はじめる時のお客さまの心境にも当てはまりますよね。
あるいは、何かちょっと重い作業をするときの自分にも。

可能性に生きるのは楽なんですよね。
ひょっとしたら・・・と思えるから。でも、それでは何も変わりません。

やってみる。

実際に失敗することで、可能性をどんどん潰していく。
そう書くとネガティブに考えるかもしれないけど、失敗することでどんどん次の新しい可能性がでてきます。

IBMの創業者トーマス・ワトソンは

「成功は失敗のあとにやってくる。より早く成功したいなら失敗の割合を2倍にしろ」

と言っています。

まずはやってみましょう。