【おすすめ】英語の発音があっという間に分かるフォニックスとは?

【おすすめ】英語の発音があっという間に分かるフォニックスとは?

こんにちは!
この記事を書いているisobeと申します。

この記事を読んでいる皆さんの中には

・フォニックスとは?
・発音のルールってなんだか複雑で面倒くさそう…
・そんなことを覚えて意味があるの?

と疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

isobe

国公立大学生として、受験勉強の時に様々な学習法を試しました。英語学習は大好きです。

そこで、この記事では大学入試センター試験の英語で9割を超える得点を獲得し、塾講師として英語の指導経験がある筆者がフォニックスと呼ばれる英語の発音ルールに関して丁寧に解説していきます!

このルールを理解して覚えるだけで英語学習の効率は大幅にアップするので、宜しければ最後までお読みください。

フォニックスとはそもそも何だろう?

一言でいうならば、フォニックスとは「英単語を発音する際に用いるアルファベット(スペル)の発音のルール」のことです。

英語ネイティブの子供たちが単語を学習して正しい発音を身につける際に使用されるルールであり、英語を日常的に使う国々の間では幅広く浸透しています。

主にスピーキングについて学習する際に用いられることが多いです。

日本の大人がフォニックスを学ぶメリット・デメリットは?

日本の大人がフォニックスを学ぶメリット・デメリットは?
もしかしたら、この記事を読んでくださっている皆さんの中には「英語圏の子供たちが学習する内容をなぜ日本人の大人が今さら勉強する必要があるのか?」「フォニックスを覚えるよりも、普通に単語を学んだ方が早く英語のスキルが身につくと思うのだけど…」と考える方もいるかもしれません。

しかし、皆さんがこれからフォニックスを学ぶ意味は確実に存在します。

フォニックスを学ぶメリット

フォニックスについて理解し、覚えることには

・初めて見る単語でも発音がすぐに分かるため、単語を会話の中で即座に使うことができる
・カタカナ英語の概念を脱して本場のネイティブに近い英語を話すことができる
・スピーキング能力が向上することで英語学習がどんどん楽しくなる

などのメリットがあります。

フォニックスを学ぶデメリット

フォニックスを理解して覚える作業の唯一ともいえるデメリットが「覚えるのに手間と時間がかかる・面倒くさい」ということです。

しかし、フォニックスのルールは基本的な部分であればそこまで難しくない&一度覚えてしまえば忘れることは少ないため、上のようなデメリットを含めて考えたうえでも大人がフォニックスを学ぶ意味は大いに存在すると言うことができます。

フォニックスの具体的な英語の発音ルール

フォニックスのルールを日本人の概念に沿って詳しく説明するのは困難なため、この記事では基本的なルールに絞って分かりやすく解説していきたいと思います。

フォニックスの母音単体の発音ルール

母音というのは、日本語では「あ・い・う・え・お」に当たる部分のことです。
英語のアルファベットでは「a・i・u・e・o」が母音となります。

※以下の文では「英単語中のアルファベット:実際の発音方法」の形で説明をしていきます。

a:口を大きく開き、喉を広げて「ア」と発音します。
例)ankle(アンクゥル):足首

i:唇の両端を軽く横に引っ張り、上の歯と下の歯の隙間に舌を当てた「イ」の発音になります。
例)ink(インク):インク

u:口を小さめに丸く開いて「ア」と言ってみましょう。
例)umbrella(アムブレラ):傘

e:下方向に唇の両端を引いて「エ」と発音します。
例)eagle(エアグル):ワシ

o:舌を前へ突き出す感じの「ア」の発音です。
例)origin(アリジン):起源

a,u,oの「ア」の違いですが

・aの「ア」は前に小さな「ェ」が付いたような「ェア」
・uのアは短くつまった感じの「ア」
・oの「ア」は日本語の「オ」と「ア」をくっつけて伸ばした感じの「オア」

というような発音になります。

フォニックスの二重母音(母音が二つ続いたもの)の発音ルール

上では母音が単体(一つのみ)で使われるときの発音を紹介しましたが、実は母音が二連続で使われるときは発音が変化します。

例外として、母音が連続した場合でも発音が変化しない(母音単体の時の発音が二つ連続する)場合もあります。

少し複雑ですが、一緒に理解していきましょう!

ai:「エ」と「イ」をそのまま合わせて「エイ」という発音になります。私たちが「英語」と言う時の感じで発音すればいいので分かりやすいです。
例)aid(エイド):援助・手助け

ea:口を大きく横に引っ張り、「イー」と言う感じで発音します。
例)sea(シー):海

ie:eaと同じような「イー」の発音or2つの母音をまとめて単純に「イ」と発音します。発する音自体に違いはなく、音を短くするか長く伸ばすかの違いです。
例)lie(ライ):嘘、believe(ビリーブ):信頼する

oa:「オ」と「ウ」を合わせて「オウ」と発音します。aを「ア」と読まないように気を付けましょう。
例)soap(ソオウプ):石鹸

ue/ui:「u」の後に「eまたはi」が続く場合、eとiは無視して「u」を「ウー」と長めに発音します。
例)suit(スーツ):スーツ、glue(グルー):のり

oi:日本語のローマ字読みと同じように、「オ」と「イ」を合わせて「オイ」という発音になります。「アイ」ではないので注意しましょう。自己主張の弱い短めの音です。
例)soil(ソイル):土

フォニックスの子音のルール

子音とは、母音となる音(アルファベット)以外の全ての音のことです。

子音はだいぶ数が多いので覚えることができるか不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、母音さえ理解してしまえば子音の発音は英単語を学習していくうちに自然と身についていくので大丈夫ですよ!

ここで紹介するルールが全てではなく、例外も当然ながら存在します。

あまり深く考えすぎずに、一緒にゆるく学習していきましょう!

b:つまった感じの破裂音であり、「ブ(ッ)」という短めな発音になります。
例)blue(ブルー):青

c:短くはじけるような感じの「ク」or「キ」という音で発音します。
例)cooking(クッキング):料理をする、cafe(キアフェ):カフェ

d:「ドゥ」という濁った長めの音になるように発音しましょう。喉を鳴らすのがコツです。
例)dog(ドゥッグ):犬

f:弱く消え入る感じで息を吐き、「フ(ッ)」と発音します。(少しマニアックな説明ですが、ちびまる子ちゃんの花輪くんが鼻で笑うような感じです。)
例)flame(フレイム):火炎

g:濁る&つまった感じの「グ(ッ)」という発音です。喉の奥を鳴らすイメージを持つと分かりやすいかと思います。
例)flog(フロッグ):カエル

h:驚いた時に発する声の様なニュアンスで、「ハッ」と短めに発音します。息を素早く吐きましょう。
例)hat(ハット):帽子

j:口を横に開き、少し長めの音で「ジ」と発音します。
例)japan(ジャパン):日本

k:存在を無視して発音しないor舌で前歯と前歯の歯茎の間をはじく感じの「キ」という短めな発音、の2種類が存在します。
例)knowledge(ノゥレッジ):知識、kitchen(キッチン):調理場、台所

l:いわゆる「巻き舌」(舌を前歯の歯茎の裏につけて息を吐き出す)という発音の方法で、「ル」という感じの音です。
例)apple(アップル):りんご、real(レイアル):現実

m:上下の唇をくっつけて「ム」とこもったような音で発音します。
例)moon(ムーン):月

n:口を閉じてから開く音です。口を閉じるときに「ン」と音が出るので「ンヌ」という感じの発音になります。
例)noon(ンヌーン):昼間

p:破裂する感じで短く「ピ(ッ)」と発音します。上下の唇を素早く離すのがポイントです。
例)pig(ピッグ):豚

q:口をとがらせた「クッ」という短い音です。舌は口の形に合わせて縦長になるように巻きましょう。
例)quote(クオート):引用する

r:発音しないで伸ばし棒(長音符)の役割を果たすor巻き舌で「リ」という発音になります。
例)door(ドアー):ドア・扉、relief(リリーフ):安心・軽減

s:息を思いっきり吐く感覚で「ス」または「ソ」と発音します。口は丸く開きましょう。
例)soap(ソープ):石鹸、soup(スオウプ):スープ

t:つまる感じで口をすぼめた「トゥ」という発音になります。あまり間延びしないように注意です。
例)tooth(トゥ―ス):歯
※後にhが続くときのt(「th」の時のt)は例外として「ス」と発音します。

v:上下の唇を合わせて(口を閉じて)震わせる感じの音になります。「ヴ」のような発音です。
例)alive (アライヴ):生きる

w:弱く「ウ(ォ)」と発音します。母音の時の「ウ」の音よりもか細く&息を吐き出す事を意識するのがポイントになります。
例)wolf(ウォルフ):オオカミ、waffle(ウォフル):ワッフル

x:唇の両端を軽く横に引っ張り、息を軽く吐き出すようにして「ク」と発音します。はっきり発音するのではなく、息で軽く音を出すようにしましょう。
例)axis(ウクシス):軸、xmas(クリスマス):クリスマス

y:口を横に大きく開き、「イ」と「ヤ」を合わせて「ィヤ」という感じで発音します。
例)yard(ィヤード):庭

z:舌を軽く歯の裏につけて息を短く吐き、「ジ」という感じで音を出しましょう。
例)zebra(ジブラ):シマウマ

最短・最速でフォニックスを身につけるための方法

最短・最速でフォニックスを身につけるための方法
さて、ここまでの文章でフォニックスの大まかなルールやメリット・デメリットは理解していただけたでしょうか?

社会人がフォニックスを身につけるのに最も良い方法は「自分で単語の発音を予想して口で言ってみる→実際の発音を耳で聞いて確かめる→再度自分で発音してみる」のサイクルを繰り返すことです。

なかなか覚えることが多くて大変ですが、この作業を繰り返すことで次第に使いこなせるようになるかと思います。
(筆者も学習した直後は大量のルールに苦手意識を抱いていましたが、何度も確認しながら使っていくことで徐々にフォニックスのルールを覚えることができました。)

初めて見る単語に出会ったときは、まずフォニックスのルールを用いて自分で発音をしてみましょう。

その後にアプリやネイティブの先生たちとの会話で実際の発音を確認し、違いがあれば修正して再度自分で発音してみるのがおすすめです。

始めはこの作業にも時間がかかりますが、何度も行うことで次第にスムーズにフォニックスを使いこなせる&正しい発音を定着させることができます。

また、こちらの動画「日本人が今スグに外国人の発音を手に入れる方法」でも、英語の発音上達法をわかりやすく解説していますので、あわせてご覧になってみてくださいね。

まとめ

ここまで記事をお読みくださり、本当にありがとうございました!

丁寧に解説したため、長文になってしまいました…汗
ただ、ここまで読んでくださった皆さんは確実に英語力がアップしている事と思います。

フォニックスのルールは複雑で分かりづらいため、一度きりで覚えられる人はかなり少ないです。
すぐに覚えられなくてもあきらめずに、学習の中でつまずいた時には何度もこの記事に戻ってきて内容を確認していただければ嬉しく思います。

この記事を読んだ皆さんがご自身の英語力をアップさせ、素敵な生活が送れるようになることを祈っています。
これからも一緒に勉強を頑張っていきましょう!

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