「顔を覆う」は英語で?cover one’s face・hide one’s face・bury one’s faceの違いと使い分け

「顔を覆う」を英語で表すときのアイキャッチ

「顔を覆う」は英語で、場面によりcover one’s facehide one’s facebury one’s faceなどを使い分けます。結論から言うと、手や物で顔を覆うならcover one’s face、恥ずかしさなどで顔を隠すならhide one’s face、枕や両手に顔を埋めるならbury one’s faceという区別が基本です。日本語の一語に英語を一語だけ当てはめず、動きの形・目的・気持ちまで見ると自然に選べます。

「顔を覆う」の最も一般的な英語表現

表現 中心イメージ 自然な場面
cover one’s face 最も基本的な動き cover your face with your hands
hide one’s face 姿勢・意図を具体化 hide her face from the camera
bury one’s face 状況や結果を強調 bury his face in a pillow

辞書では似た日本語訳が並びますが、英語では話し手がどこを見ているかが違います。動作の開始を言いたいのか、途中の姿勢を描きたいのか、結果としてどうなったのかを先に決めましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

まず「どんな形で、何のために動いたか」を思い浮かべましょう。日本語をそのまま置き換えるより、英語がずっと選びやすくなります。

cover one’s faceの意味・使い方

cover one’s faceは、このテーマで最初に候補にしたい表現です。ただし、主語が自分で動く自動詞的な使い方と、目的語を直接取る使い方を混同しないようにします。後ろに場所や方向を置くときは、to、toward、on、into、behindなど、実際の位置関係に合う前置詞を選びます。

基本語順は「主語+cover one’s face+場所・方向」です。誰か・何かを対象にする場合は、動詞が目的語を直接取れるかを例文単位で確認してください。

hide one’s faceとbury one’s faceはどう違う?

hide one’s faceは動き方や姿勢を細かく描き、bury one’s faceは周囲の状況、意図、または動作後の状態に焦点を当てます。会話では短く具体的な表現が好まれ、物語や説明文では動きの見え方を描く語が選ばれます。

「顔を覆う」のcover one's face・hide one's face・bury one's faceの使い分け比較

自然な例文で使い分けを確認

  • She covered her face with both hands.
    彼女は両手で顔を覆いました。
  • He hid his face from the camera.
    彼はカメラから顔を隠しました。
  • She buried her face in the pillow.
    彼女は枕に顔をうずめました。

日常会話

日常では、相手が場面を見ているなら短い命令文や基本動詞で十分です。動作の理由を足すときは、to+動詞で目的を示すと自然です。

  • Please cover one’s face slowly.
    ゆっくり顔を覆うようにしてください。
  • He cover one’s faceed to get a better look.
    彼はよく見るために顔を覆うような動きをしました。

仕事・少しフォーマルな説明

仕事では身体動作そのものより、危険回避、負担、態度などを説明する比喩として使う場合があります。比喩が誤解を招きそうなら、目的や結果を平易な英語で言い直す方が確実です。

自動詞・他動詞と前置詞のポイント

日本語は「〜を」と言えても、英語が必ず他動詞になるわけではありません。場所にはon / in / behind、方向にはto / toward、対象にはatなどが使われますが、組み合わせは動詞ごとに異なります。たとえば「cover your face with your hands / hide her face from the camera / bury his face in a pillow」のように、動詞だけでなく後ろのかたまりごと覚えるのがおすすめです。

日本人が間違えやすいポイント

  • 日本語の「顔を覆う」に毎回同じ英単語を当てる
  • 動作の方向を示すto / towardと、接触点を示すon / atを混同する
  • 自動詞の後ろに目的語をそのまま置く
  • 強い語を選び、実際より攻撃的・大げさに聞かせてしまう
  • 過去形・過去分詞を規則変化だと思い込む

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい語が出ないときは、動作の目的や結果を二つの短い文で説明して大丈夫です。正確な一語より、伝わる組み立てを優先しましょう。

しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える

専門的な動詞を思い出せなければ、move、go、get、put、keep、holdなどの基本語で状況を説明します。

  • I moved my body lower.
    体を低くしました。
  • I moved closer very slowly.
    とてもゆっくり近づきました。
  • I put my body there because I was tired.
    疲れていたので、そこに体を預けました。
  • I did it to stay safe.
    安全のためにそうしました。

一文で完璧に言おうとせず、「何をした」「なぜした」の二文に分けると、難しい表現がなくても伝わります。

ミニ会話で練習

A: What happened?
どうしたの?
B: I had to cover one’s face. I wanted to stay safe.
顔を覆う必要がありました。安全でいたかったんです。

A: Why did she move like that?
なぜ彼女はあんなふうに動いたの?
B: She was trying to get closer without making noise.
音を立てずに近づこうとしていました。

似た表現を選ぶ3ステップ

  1. 体が上下・前後・内側のどちらへ動くかを決める
  2. 意図的か、とっさか、疲労や感情の結果かを決める
  3. 対象・場所・方向を前置詞まで含めて言う

この順に考えれば、cover one’s face、hide one’s face、bury one’s faceを丸暗記せずに使い分けられます。

まとめ

「顔を覆う」は、手や物で顔を覆うならcover one’s face、恥ずかしさなどで顔を隠すならhide one’s face、枕や両手に顔を埋めるならbury one’s faceと整理できます。まずは最も近い基本表現を一つ選び、必要なら場所・方向・理由を足しましょう。難しい語が出なければ、基本動詞で動作と目的を分けて説明すれば十分伝わります。

場面を一段深く分けてみよう

cover one’s faceは手・布・マスクなど覆う物をwithで続けられます。hide one’s faceは人の視線やカメラから顔を見せない意図、bury one’s faceは枕・手・胸などに顔を深く埋める動作を表します。恥、悲しみ、まぶしさで選択が変わります。

訳語を決める前に、動作が一瞬か続いているか、本人の意思によるものか反射的なものか、対象に接触しているかを確認します。同じ「顔を覆う」でも、映像として思い浮かべた動きが違えば英語も変わります。

追加の実践例文

  • Cover your face with this cloth.
    この布で顔を覆ってください。
  • The child hid her face behind her father.
    子どもは父親の後ろに顔を隠しました。
  • He buried his face in his hands after the mistake.
    ミスのあと、彼は両手で顔を覆いました。

否定文・依頼文・進行形

Don’t cover one’s face unless you need to.
必要でなければ顔を覆うような動きをしないでください。

Can you hide one’s face a little?
少し顔を覆うようにしてもらえますか。

He was bury one’s face when I saw him.
私が見たとき、彼は顔を覆うような状態でした。

進行形は動作の途中を見せ、過去形は起きた出来事としてまとめます。命令文では主語youを省きますが、強い動詞は命令口調も強くなるため、PleaseやCan you …?で調整しましょう。

和文英訳で確認

  1. その人はゆっくり顔を覆うように動きました。
  2. 私は危険を避けるためにそうしました。
  3. 彼女は一人で問題を解決しようとしていました。

模範的な言い換えは、The person moved slowly. / I did it to avoid danger. / She was trying to solve the problem by herself.です。難しい語が思い出せないときも、動作・目的・状況を分ければ会話を止めずに済みます。

よくある質問

一つの表現だけ覚えれば大丈夫ですか?

最初は基本表現を一つ覚えて構いません。ただし「顔を覆う」は、瞬間的な動き、続く姿勢、感情や目的による行動で自然な英語が変わります。基本表現に場所・方向・理由を足し、慣れてから別表現を増やしましょう。

前置詞まで暗記する必要がありますか?

前置詞だけを独立して覚えるより、短いまとまりで声に出す方が実用的です。主語をI、she、theyに替え、現在形・過去形・進行形でも練習すると、実際の会話で取り出しやすくなります。

強いニュアンスを避けたいときは?

move slowly、move closer、put your body lowerのような基本語で事実だけを説明しましょう。相手の意図や感情を決めつけず、見えた動きを伝えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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