
「てっきり今日だと思ってた」「てっきりもう帰ったのかと」「てっきり知っていると思った」——この「そうだと信じていたけれど、実際は違った」という感じ、英語ではどう表せばよいのでしょうか。
結論から言うと、会話で最も使いやすいのは I thought … です。ただし、思い込んだ根拠や確信の強さによって I assumed …、I was sure …、結果を示す It turns out … も自然です。
「てっきり」の使い分け
- 普段の会話で「〜だと思ってた」:I thought …
- 確認せず「〜だと決めつけていた」:I assumed …
- かなり強く「絶対〜だと思ってた」:I was sure …
- 「ところが実際は〜だった」まで言う:It turns out …
判断・推量を表す表現をまとめて比べたい方は、判断・推量・印象を表す日本語の英語表現一覧もあわせてどうぞ。
Contents
「てっきり」は英語でI thoughtがいちばん自然
I thought + 文 は、「そう思っていたけれど、今は違うと分かった」という場面でよく使います。過去形の thought 自体が、現在の事実とのズレを自然に含ませます。
I thought the meeting was today.
てっきり会議は今日だと思っていました。
I thought you had already left.
てっきりもう帰ったのかと思っていました。
I thought she knew about it.
てっきり彼女はそのことを知っていると思っていました。
日本語の「てっきり」を一語ずつ訳そうとせず、まずは I thought … の型に入れるのが会話では簡単です。
I assumedは「確認せずにそう判断した」
assume は、十分に確認しないまま「当然そうだろう」と判断するニュアンスです。単なる思い違いよりも、推測や決めつけに焦点があります。
I assumed the store was closed on Mondays.
てっきりその店は月曜日が休みだと思っていました。
I assumed you were coming with us.
てっきりあなたも一緒に来るものだと思っていました。
Sorry, I just assumed you knew.
ごめん、てっきり知っているものだと思い込んでた。
I assumed … は、ときに「勝手に決めつけた」という反省も含みます。柔らかく言いたい日常会話なら I thought … のほうが無難です。
I was sureは「絶対そうだと思っていた」
確信がかなり強かったことを伝えるなら I was sure … がぴったりです。「間違いないと思っていたのに」という驚きが出ます。
I was sure I put my keys on the table.
てっきり鍵をテーブルに置いたと思ってた。
I was sure he said Friday.
てっきり彼は金曜日と言ったと思っていました。
I was sure this train stopped at Shinjuku.
てっきりこの電車は新宿に停まると思っていました。
I thought よりも確信度が高いので、「自信があったのに外れた」場面で使いましょう。

It turns outで「ところが実際は」を伝える
It turns out (that) … は「実際には〜だと分かった」「ふたを開けてみたら〜だった」という結果を示す表現です。「てっきり〜だと思っていた。ところが…」の後半に向いています。
I thought the event was free, but it turns out we need tickets.
てっきり無料だと思っていたけれど、実際はチケットが必要でした。
I thought Ken was from Tokyo. It turns out he’s from Osaka.
てっきりケンは東京出身だと思っていたら、実は大阪出身でした。
It turns out I had the wrong date.
てっきり合っていると思ったら、日付を間違えていました。
「てっきり〜かと思った」は英語で?
日本語では「てっきり怒っているのかと思った」のように「〜かと思った」をよく使います。英語では、そのまま I thought + 主語 + 動詞 にすれば自然です。
I thought you were mad at me.
てっきり私に怒っているのかと思った。
I thought it was a joke.
てっきり冗談かと思った。
I thought you weren’t coming.
てっきり来ないのかと思った。
驚きを強めるなら Oh, I thought …! と言い始めるのも自然です。
thought・assumed・was sure・turns outの違い
| 英語 | 中心の意味 | 確信の強さ | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| I thought … | 〜だと思っていた | 普通 | 日常会話全般 |
| I assumed … | 確認せずそう判断した | 普通〜やや強い | 思い込み・決めつけ |
| I was sure … | 間違いないと思っていた | 強い | 確信が外れた驚き |
| It turns out … | 実際には〜だった | — | 判明した結果 |
初心者はこの2つだけ覚えればOK
まずは次の形だけで十分です。
I thought it was today.
てっきり今日だと思っていました。
But it turns out it’s tomorrow.
でも、実際は明日でした。
I thought … で思い込みを言い、but it turns out … で本当の結果を続ける。この2段構えを覚えると、「てっきり」の会話がかなり作りやすくなります。
よくある間違い:「surely」だけでは訳しにくい
surely には「きっと」「確かに」の意味がありますが、過去の思い込みが外れた「てっきり」を単独で表す語ではありません。I surely thought … と機械的に訳すより、I thought … や I was sure … を使うほうが自然です。
まとめ
「てっきり」は、何を強調するかで英語を選びます。
- 基本の「〜だと思ってた」なら I thought …
- 確認せず思い込んだなら I assumed …
- 強く確信していたなら I was sure …
- 予想と違う結果を言うなら It turns out …
最初は I thought … を使えば大きく外しません。慣れたら、思い込みの根拠や確信度に合わせて表現を替えてみましょう。
関連記事
- 日本語のニュアンス表現を英語で|直訳しにくい言葉一覧
- 判断・推量・印象を表す日本語は英語で?
- 「どうやら」は英語で?Apparently・It seems・Looks likeの違い
- 「おそらく」は英語で?probably・likely・presumablyの違い










