前置詞を使った英熟語一覧|at・in・on・for・of・withの意味と例文

前置詞を使った英熟語をAT・IN・ON・FOR・OF・WITH別に整理する女性

at leastin advanceon purposefor example。どれも簡単な単語でできていますが、前置詞まで含めて一つのまとまりとして覚えないと、会話ですぐに使うのは難しい表現です。

この記事では、日常会話と仕事でよく使う「前置詞を含む英熟語」を、at・in・on・for・of・with・by・from・toに分けて紹介します。単なる暗記一覧ではなく、前置詞のコアイメージと結びつけて整理していきましょう。

英熟語・句動詞・イディオム・定型表現の違いから確認したい方は、先に英熟語とは?句動詞・イディオム・定型表現・重要構文の違いをご覧ください。

前置詞を使った英熟語は、なぜ覚えにくい?

日本語では「~に」「~で」「~のために」と同じように訳されても、英語では場面によって前置詞が変わります。反対に、同じ前置詞が使われていても、日本語訳は一つではありません。

  • at:一点・地点
  • in:範囲や空間の中
  • on:接触・支え・継続
  • for:方向・目的・利益
  • of:所属・構成・切り離せない関係
  • with:一緒・道具・付帯

ただし、実際の会話で毎回コアイメージから意味を組み立てる必要はありません。意味を理解するときは前置詞のイメージを使い、話すときはat least全体を一つの部品として取り出すのが理想です。

しゅみすけ(大山俊輔)

前置詞だけを穴埋め問題で覚えると、テストでは答えられても会話で止まりやすくなります。be interested in、on purposeのように、前後を含む一まとまりで声に出してみてください。

前置詞別|よく使う英熟語一覧

AT・IN・ON・FOR・OF・WITHを使った英熟語とコアイメージのイラスト

atを使った英熟語

atは、広がりのある場所や時間の中から「一点」を指すイメージです。

英熟語 意味 例文
at least 少なくとも At least we tried.
at first 最初は At first, I was nervous.
at last ついに We arrived at last.
at present 現在は She is abroad at present.
at the moment 今のところ・今この瞬間 I’m busy at the moment.
at times 時々 Work can be stressful at times.

inを使った英熟語

inは、場所・時間・状態などの「範囲の中」に入っているイメージです。

英熟語 意味 例文
in advance 前もって Please let me know in advance.
in fact 実際には In fact, I’ve already met her.
in general 一般的に In general, the plan works well.
in charge of ~を担当して She is in charge of sales.
in favor of ~に賛成して I’m in favor of the proposal.
in need of ~を必要として The system is in need of repair.
in time 間に合って We got there in time.

onを使った英熟語

onは、何かに接触している状態から、支え・依存・継続へ意味が広がります。

英熟語 意味 例文
on purpose わざと I didn’t do it on purpose.
on time 時間どおりに The meeting started on time.
on average 平均して We meet twice a month on average.
on behalf of ~を代表して I’m speaking on behalf of the team.
on the way 途中で・向かっている I’m on the way to the office.
on your own 一人で・自力で Can you do it on your own?

forを使った英熟語

forは、意識や行動が何かへ向かう「方向」を表します。目的・利益・期間にも広がります。

英熟語 意味 例文
for example 例えば For example, we could meet online.
for a while しばらくの間 Let’s sit here for a while.
for the first time 初めて I visited London for the first time.
for sure 確かに・間違いなく I don’t know for sure.
for the time being 当分の間 Let’s keep it as it is for the time being.
for good 永久に She left the city for good.

ofを使った英熟語

ofは、全体と一部、原因と結果、性質と対象などの「深く結びついた関係」を示します。

英熟語 意味 例文
because of ~のために The flight was delayed because of the weather.
instead of ~の代わりに Let’s walk instead of taking a taxi.
in spite of ~にもかかわらず We went out in spite of the rain.
out of ~の中から・~を切らして We’re out of coffee.
a number of いくつかの・多数の A number of people joined us.
be proud of ~を誇りに思う I’m proud of you.

withを使った英熟語

withは「一緒に」が基本です。人との関係、道具、感情の対象、付帯する状態などを表します。

英熟語 意味 例文
with care 注意して・丁寧に Please handle it with care.
agree with 人・意見に賛成する I agree with you.
be familiar with ~に詳しい・慣れている Are you familiar with this software?
be satisfied with ~に満足している I’m satisfied with the result.
be concerned with ~に関係している This report is concerned with customer safety.
deal with ~に対処する・扱う I’ll deal with the problem.

by・from・toを使った英熟語

英熟語 意味 例文
by accident 偶然に・うっかり I deleted it by accident.
by chance 偶然に We met by chance.
by the way ところで By the way, how was your trip?
from time to time 時々 We still talk from time to time.
from now on これからは I’ll be more careful from now on.
according to ~によれば According to the report, sales increased.
in addition to ~に加えて In addition to English, she speaks French.

似ている英熟語の違い

in timeとon time

  • in time:間に合う。手遅れになる前
  • on time:決められた時刻どおり

We arrived in time to catch the train.
私たちは電車に間に合うように到着しました。

The train left on time.
電車は定刻どおり出発しました。

at firstとfirst

at firstは「最初はそうだったが、その後変化した」という流れでよく使われます。単なる順番の「まず」はfirstです。

At first, I didn’t like the job, but now I love it.
最初はその仕事が好きではありませんでしたが、今は大好きです。

because ofとbecause

  • because of+名詞
  • because+主語+動詞

The event was canceled because of the rain.
雨のためイベントは中止になりました。

The event was canceled because it was raining.
雨が降っていたためイベントは中止になりました。

前置詞を使った英熟語の覚え方

  1. 前置詞のコアイメージを大まかに知る
  2. 英熟語全体を一つのかたまりとして読む
  3. 自分が使う短い例文を一つ作る
  4. 似た表現を二つ並べて違いを確認する
  5. 会話・メールで一度実際に使う

しゅみすけ(大山俊輔)

一覧を全部覚えてから話そうとしなくて大丈夫です。まずはat least、in advance、on purposeのような使用頻度の高い表現を三つ選び、自分の文で使ってみましょう。使った表現から、自分の英語になります。

まとめ

前置詞を使った英熟語は、前置詞の意味だけを暗記するより、表現全体と場面をセットにすると覚えやすくなります。

atは一点、inは範囲の中、onは接触・継続、forは方向・目的、ofは深い結びつき、withは一緒・付帯というイメージを手がかりにしながら、最終的には英熟語を一つの部品として使えるようにしていきましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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