【ゼロから学ぶ】英語の5W1Hの疑問詞一覧をわかりやすく解説!

【ゼロから学ぶ】英語の5W1Hの疑問詞一覧をわかりやすく解説!

皆さんこんにちは!
今回記事を担当させて頂く日向と申します。

  • 今更だけど、疑問詞って何?
  • 5W1Hって何を表してるの?
  • howの意味は「どのくらい」、「どのように」、どっち?

名詞や動詞、形容詞など、英語には様々な品詞が存在しますが、ほとんどのものは具体的に指し示すものや状態が存在します。

dogであれば「犬」、studyであれば「勉強する」、happyであれば「うれしい」といった具合です。

それらに対して「疑問詞」というのは、具体的に何かを示すわけでもなく、「何?」とか「どこ?」とか、言ってみれば「?」を表すようなもの。

勉強しようと思っても、なんだか雲を掴むように手応えが無い、そんな風に感じる人も多いかもしれません…。

でも大丈夫!
この記事では、意外とわからないままに放置されてしまいがちな疑問詞について、基本の基本、ゼロから確認していきます!

紛らわしい疑問詞に関しても、覚えるためのコツを説明していくので、今まで見分けがつかなかった人でも覚えられるようになるはずです。

この記事を読めば、疑問詞とは何なのか、自信をもって人に説明できるようになりますよ。

それでは、早速始めていきましょう!

自己紹介
中学生時代は英語が大の苦手。統一模試で偏差値30台を出すことも…。

高校時代に、英語が分からな過ぎて一念発起。独学で学び始めて1年後、模試の偏差値は80に乗ることも。
苦手を得意にしたその経験を活かし、大学在学中より学習塾での講師として、数多くの中学生や高校生を指導。

英語が嫌いな気持ちが誰よりもわかるからこそ、暗記に頼らない、何故がわかる英語学習をモットーに活動を続けています。

そもそも英語の疑問詞とは?

そもそも英語の疑問詞とは?

通常、英語の文というのは、語順を入れ替えることによって疑問文にすることができます。

以下の文を見てください。

He is John.
彼はジョンです。
⇒Is he John?
 彼はジョンですか?

You have a pen.
あなたはペンを持っています。
⇒Do you have a pen?
 あなたはペンを持っていますか?

このようにして出来上がった疑問文を使うことで、相手に何かを尋ねることができるようになります。
しかし、それは「はい/いいえ」で答えられる内容限定です。

Is he John?
彼はジョンですか?
Yes, he is.
はい、そうです。
No, he isn’t.
いいえ、そうではありません。

Do you have a pen?
あなたはペンを持っていますか?
Yes, I do.
はい、持っています。
No, I don’t.
いいえ、持っていません。

語順を入れ替えただけの疑問文では、Yes/No以外に答えようが無く、たとえば彼が「そもそも誰なのか」知りたいであるとか、あなたが持っているものが「そもそも何なのか」が知りたいというような場合には、それでは不十分なんです。

そんな時役立つのが、今回のテーマである「疑問詞」です。
疑問詞を使うことで、相手に尋ねたいことをより深堀した形で質問することが可能になります。

たとえば、先ほどの例で疑問詞を使うと、次のような文を作ることができるようになります。

Is he John?
彼はジョンですか?
⇒Who is he?
 彼は誰ですか?

Do you have a pen?
あなたはペンを持っていますか?
⇒What do you have?
 あなたは何を持っていますか?

いかがでしょうか。
このような聞き方をすれば、相手から「はい/いいえ」以外の答えを引き出すことができますよね。

それでは、そんな便利な疑問詞にはどんなバリエーションがあるのか、1つ1つ詳しく見ていきましょう。

英語の疑問詞「5W1H」の種類一覧をご紹介

英語の疑問詞「5W1H」の種類一覧をご紹介

疑問詞のことを、別名「5W1H」と言うこともあります。

これは「Wで始まる疑問詞が5つ、Hで始まる疑問詞が1つ」という意味で、疑問詞の全体数を掴みやすくなる便利な表現です。

5W1Hの内訳は、what, who, where, when, why, howの6種類。
それでは、1つずつ確認していきましょう。

what

whatは「何」という意味で、疑問詞の中でも最も多く使われます。
一番ポピュラーな使い方は、わからない物事の代わりをする、以下のような使い方です。

What does he like?
彼は何が好きですか?

He likes apples.
彼はリンゴが好きです。

whatを使うことで、好きなものや嫌いなものなど、相手の持っている情報を引き出すことができます。
ただ、そんなwhatにも弱点があります。

それは「どんなカテゴリーで答えれば良いかわからない」ということです。

上の例で言えば、「何が好きか」と聞かれても、以下のように様々なカテゴリーでの回答をすることができてしまいます。

What does he like?
彼は何が好きですか?

He likes apples.
彼はリンゴが好きです。

He likes soccer.
彼はサッカーが好きです。

He likes Shakespeare.
彼はシェイクスピアが好きです。

これでは、求めている情報を引き出せない可能性もあり、不便ですよね。
このような弱点を補うために、whatは名詞を補って「どんな○○/何の○○」を表すこともできます。

先ほどの例文も、適切な名詞を補うことで、以下のようにより答えやすい疑問文にすることができます。

What fruit does he like?
彼はどんな果物(何の果物)が好きですか?
He likes apples.
彼はリンゴが好きです。

What sport does he like?
彼はどんなスポーツ(何のスポーツ)が好きですか?
He likes soccer.
彼はサッカーが好きです。

What book does he like?
彼はどんな本(何の本)が好きですか?
He likes Shakespeare.
彼はシェイクスピアが好きです。

POINT
what単体⇒「何」
what + 名詞⇒「どんな○○/何の○○」

whatの使い方には、この2種類があることを是非覚えておきましょう。

who

whatの次に有名なのが、人物を表すwhoです。

Who is that woman?
あの女性は誰ですか?
She is Kate.
彼女はケイトです。

whoの場合は、whatのように名詞を補って使うことはなく、常にwho単体で使われます。
ただし、派生語のwhoseの場合には、whatと同じように2通りの使われ方がされます。

POINT
whose単体⇒「誰の」
whose + 名詞⇒「誰の○○」

Whose is this bag?
このバッグは誰のですか?
It is my father’s.
それは私の父のものです。

Whose shoes is this?
これは誰の靴ですか?
It is mine.
それは私のものです。

whose自体は5W1Hには含まれていないものの、whoの派生語として一緒に覚えておきましょう。

where

続いては、場所を表す疑問詞whereです。

whatは物事、whoは人物を指していて、それぞれの答えはapples, Johnなどのように1つの名詞であることが多いです。

その一方、whereが指すのは「場所」。そのため、名詞単体で示されることはほとんど無く、大抵は「前置詞+名詞」の組み合わせで答えられます。

Where do they live?
×They live Hokkaido.
〇They live in Hokkaido.

whereに対しては「前置詞+名詞」の具体的な場所で答える、というのは是非覚えておきましょう。

whereはwhoと同様に、後ろに名詞を補って使うことはなく、常に単体で使われます。

when

whenが表すのは「時」です。

使い方はwhereとほとんど同じで、具体的な日時や時間帯を「前置詞+名詞」の組み合わせで答えることが多いです。

When do you study English?
あなたはいつ英語を勉強しますか?
I study English in the evening.
私は夕方に英語の勉強をします。

しかし、以下のように前置詞無しで答えることも多く、whereよりは答え方のバリエーションが多いです。

When is your birthday?
あなたの誕生日はいつですか?
It’s January 15.
1月15日です。

また、時は時でも、「何時何分」といった具体的な時間を表す際には、whenではなくwhat timeを使う方が一般的ですので、注意が必要です。

△When do you usually have breakfast?
 あなたはたいてい、いつ朝食を食べますか?
〇What time do you usually have breakfast?
あなたはたいてい、何時に朝食を食べますか?
(I usually have breakfast) at seven.
7時に食べます。

whereとwhenの意味を混同してしまう人が多いですが、それぞれのスペルに注目してあげると覚えやすくなるのでオススメです。

whereに含まれる”ere”の部分は「場所」を表していて、「ここ」を表す”here”、「そこ/あそこ」を表す”there”にも共通で含まれる語根です。

POINT
where⇒「どこ」
here⇒「ここ」
there⇒「そこ/あそこ」

その一方、whenに含まれる”en”の部分は「時」を表し、「そのとき」を表す”then”と共通しています。

POINT
when⇒「いつ」
then⇒「そのとき」

whereとwhenの識別が苦手な人は、是非参考にしてみてください。

why

続いてご紹介するwhyは、「なぜ?」と理由を尋ねる表現です。
あらゆる物事には理由が付いて回るので、whyは基本的にどんな疑問文にでも付けることができます。

Why are you so tired?
なぜあなたはそんなに疲れているのですか?

Why did she go to Canada?
なぜ彼女はカナダに行ったのですか?

whyに対しての答え方は、次の2通りです。

POINT
Because + 主語 + 動詞 ~.「なぜなら~だからです」
To + 動詞の原形 ~.「~するためです」

それぞれを、先ほどの疑問文への応答に使うと、以下のようになります。

Why are you so tired?
なぜあなたはそんなに疲れているのですか?
Because I did a lot of homework.
たくさんの宿題をやったからです。

Why did she go to Canada?
なぜ彼女はカナダに行ったのですか?
To study English.
英語を勉強するためです。

becauseとto do、どちらを使うかは文脈によりますが、主に

POINT
原因を表すとき=bacause
目的を表すとき=to do

と捉えてあげれば間違いないでしょう。

how

最後にご紹介したいのが、5W1Hの唯一の仲間外れ、hから始まる”how”です。

howが表すのは、「どのように」と「どのくらい」の2種類です。
でも、この2種類をどう使い分けるかが難しいところですよね。

ポイントは、howが単体なのか、後ろに形容詞や副詞がくっついているのか、ということ。
それぞれ順番に確認していきましょう。

POINT
how単体=「どのように」
howが単体で使われると、「どのように」という様態や方法を問う意味になります。

How are you?
あなたはどのようですか(調子はどうですか)?
I’m fine.
元気です。

How do you go to the office?
あなたはどのように会社へ行きますか?
I go to the office by car.
私は車で行きます。

POINT
how + 形容詞(副詞)

howの後ろに形容詞や副詞が付くと、「どのくらい」というレベルを表す意味になります。

How old is he?
彼はどれくらい歳を取っています(何歳です)か?
He is 30 years old.
彼は30歳です。

How often do you go to Okinawa?
あなたはどれくらいの頻度で沖縄に行きますか?
I go there once a month.
月に一度は行きます。

howには2種類の意味があるというのは、是非覚えておいてほしいポイントです。

まとめ

【ゼロから学ぶ】英語の5W1Hの疑問詞一覧をわかりやすく解説!

いかがだったでしょうか。

疑問詞は、英語で日常会話をするためには必須の表現です。
これらを適切に使いこなすことができれば、相手から聞きたい答えを引き出すことができ、会話が弾むこと間違い無し!

この機会に疑問詞をマスターして、英語でのより幅広いコミュニケーションを目指していきましょう。

それでは、今後も楽しく英語を学んでいきましょう!

またこの記事を読んでいる人は、こちらの「ゼロから分かる英語の感嘆文!whatとhowの使い分けを徹底解説」も合わせてご覧になっていますので、ご参考にどうぞ。
ゼロから分かる英語の感嘆文!whatとhowの使い分けを徹底解説 英語の感嘆文とは!?「what」と「how」の違いを分かりやすく解説!

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