
All good things must come to an end. は、「どんな楽しいことにも終わりが来る」「良い時間も永遠には続かない」という意味です。日本語訳だけでなく、どの場面なら自然で、どこまで強く聞こえるのかを理解すると、自分の会話でも扱いやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
- 1 All good things must come to an end.の意味
- 2 直訳から意味を理解する
- 3 ネイティブが感じるニュアンス
- 4 語順・文法・よく使われる形
- 5 自然な例文と日本語訳
- 6 会話で使う時のポイント
- 7 似た表現との違い
- 8 日本人が間違えやすいポイント
- 9 でてこない時の「しゅみすけ式」
- 10 使う前に確認したい3つのこと
- 11 関連表現
- 12 どんな感情を込めて使うのか
- 13 come to an endの使い方
- 14 よくある疑問
- 15 場面別:ことわざを使わず具体的に伝える
- 16 覚える時は「一文」ではなく「流れ」で
- 17 発音と音読の練習方法
- 18 自分の会話に置き換えるミニ練習
- 19 まとめ
- 20 このことわざのテーマ別一覧
All good things must come to an end.の意味
「どんな楽しいことにも終わりが来る」「良い時間も永遠には続かない」という意味です。
直訳から意味を理解する
all good thingsは「すべての良いもの・楽しい時間」、must come to an endは「必ず終わりに至る」。mustは義務ではなく、避けられない成り行きを表しています。
ネイティブが感じるニュアンス
旅行、休暇、パーティー、楽しいプロジェクトなどの終わりに、名残惜しさと感謝を込めて使います。悲観というより「終わるからこそ大切にしよう」というほろ苦い締めの一言です。
楽しい集まりを切り上げる時、長期滞在から帰る時、成功した企画を終える時に自然です。深刻な別れや死の直後には、決まり文句で感情を片づけるように聞こえることがあるため慎重に。

語順・文法・よく使われる形
come to an end は「終わる」という定型表現です。endを動詞にして All good things must end. と短くも言えます。thingは複数なのでthings、ただし助動詞mustの後ろは原形comeです。
自然な例文と日本語訳
Our holiday is over. All good things must come to an end.
(休暇も終わりだ。楽しいことにも終わりが来るね。)
It’s time to close the party—all good things must come to an end.
(パーティーをお開きにする時間だ。良い時間にも終わりは来る。)
The team finished its final show. All good things must come to an end.
(チームは最後の公演を終えた。どんな良いものにも終わりがある。)
All good things must come to an end, but we made wonderful memories.
(楽しいことには終わりが来るが、すてきな思い出ができた。)
She said it with a smile as we packed our bags.
(荷物をまとめながら、彼女は笑顔でその言葉を言った。)
This chapter is ending, not the friendship.
(この章は終わるけれど、友情が終わるわけではない。)
会話で使う時のポイント
ことわざだけを突然言うより、先に状況への反応を示すと自然です。たとえば I understand why you feel that way.(そう感じる理由は分かります)や Let’s think about what we can do next.(次にできることを考えよう)を添えると、決まり文句で相手を片づける印象を避けられます。
また、自分自身について使うと説教臭さが弱くなります。I reminded myself that All good things must come to an end. のように、「自分への教訓だった」と説明する方法もあります。
似た表現との違い
Time flies when you’re having fun. は楽しい時は時間が早く過ぎること。There’s no place like home. は帰宅の安堵。本表現は楽しい出来事の終了そのものを受け入れる言葉です。
日本人が間違えやすいポイント
mustを「終わらせなければならない」という命令とだけ捉えないこと。文脈では「いつか必ず終わる」という必然です。また、相手が悲しんでいる時は先に共感を示しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
でてこない時の「しゅみすけ式」
このことわざを思い出せなければ、次の簡単な英語で伝えられます。
We had a great time, but it’s time to finish.(楽しかったけれど、終える時間だ)/Nothing enjoyable lasts forever.(楽しいことも永遠には続かない)
ことわざは相手も知っていることを前提にしますが、直接的な言い換えなら英語学習者同士でも誤解が少なくなります。まず簡単な文で意図を伝え、余裕がある時にことわざを添える順番でも十分です。
使う前に確認したい3つのこと
- 今の状況は、このことわざが扱う場面と本当に合っているか
- 相手を励ます言葉か、責める言葉として響かないか
- 短い言い換えのほうが、具体的で親切ではないか
ことわざは会話を印象的にしますが、事実確認や具体的な助言の代わりではありません。相手との関係、問題の深刻さ、文化的な背景を見ながら選びましょう。
関連表現
関連する英語表現の記事もあわせて確認すると、似た場面での言い分けが分かります。
英熟語・定型表現の一覧から、ほかの表現も探せます。
どんな感情を込めて使うのか
このことわざには、悲しさだけでなく満足と感謝があります。「終わってしまうから失敗だった」のではなく、良い時間だったからこそ終わりが名残惜しい、という感覚です。休暇の最終日なら写真を見返す、プロジェクト完了なら仲間へ感謝する、送別会なら次の再会を約束する。終わりを認めながら、得たものへ目を向けられます。
All good things must come to an end, and I’m grateful for every minute.(楽しいことには終わりが来るけれど、一分一分に感謝しています)のように、後半へ感謝を加えると温かい締めになります。
come to an endの使い方
The meeting came to an end at five.(会議は5時に終わった)、The contract will come to an end next month.(契約は来月終了する)のように、出来事や期間の終了を表します。bring … to an end なら「~を終わらせる」です。
ことわざの must は話者の命令ではなく、一般的な必然を示します。People must eat to live. のように、避けられない性質を述べる用法です。
よくある疑問
仕事の終了にも使える?
成功した企画や楽しかった共同作業なら使えます。解雇された相手へ軽く言うのは配慮に欠けます。
明るく締める言い方は?
This has been wonderful. Let’s do it again someday.(本当にすてきだった。またいつかやろう)と未来を添えましょう。
場面別:ことわざを使わず具体的に伝える
同じ教訓でも、場面に合う短い説明へ置き換えると、相手がことわざを知らなくても伝わります。ここでは「何が起きていて、どう判断したいのか」が見える言い方を確認しましょう。
旅行
I’m sad to leave, but this trip was wonderful.
(帰りたくない気持ちと満足を同時に表せます。)
仕事
Thank you for making this project special.
(成功した共同作業の終了では、ことわざより先に具体的な感謝を述べます。)
集まり
It’s time to wrap up, but let’s meet again soon.
(お開きの合図と次の再会を組み合わせ、冷たい終了宣言を避けられます。)
覚える時は「一文」ではなく「流れ」で
まず状況を一文で説明し、次に自分の判断や気持ちを述べ、最後に必要ならことわざを添えます。たとえば We have a limited amount of time. のように事実を示してから、簡単な助言を言います。ことわざはその会話を印象的に締める役目です。
逆に、ことわざだけを言うと、相手は「励まされたのか、注意されたのか、皮肉を言われたのか」を判断できないことがあります。英会話では有名表現を言えたかより、意図が正確に伝わったかが大切です。表現が思い出せない時は、主語と基本動詞を使った短い説明へ戻りましょう。
発音と音読の練習方法
最初から速く言わず、意味のまとまりごとに区切ります。内容語をやや強く、機能語を軽く読むと英語らしいリズムになります。音読した後、自分の生活にある具体例を一つ英語で付け足してください。ことわざと自分の経験が結びつくため、暗記だけより思い出しやすくなります。
自分の会話に置き換えるミニ練習
次の3段階で練習すると、暗唱しただけで終わりません。まず最近経験した出来事を日本語で一つ選びます。次に、誰が・何をした・どう感じたの3点を中学英語で短くします。最後に、このことわざがその状況に本当に合うかを考え、合う場合だけ文末へ添えます。
- 事実:何が起きたかを一文で言う
- 判断:自分がどう考えたかを基本動詞で言う
- ことわざ:会話を印象的に締める
相手へ使う練習では、ことわざの前に共感を一文入れてください。I see why you’re worried.(心配する理由は分かるよ)、That sounds difficult.(それは大変そうだね)などが使えます。助言より共感が必要な場面なら、ことわざを言わずに聞く選択も自然な英会話です。
覚えた表現を無理に使うのではなく、「この場面なら相手を助けるか」を考えることが、実践的な語彙力につながります。
まとめ
All good things must come to an end. は、「どんな楽しいことにも終わりが来る」「良い時間も永遠には続かない」という意味です。直訳のイメージ、会話での距離感、似た表現との違いを一緒に覚えると、単なる日本語訳ではなく実際の使い方が見えてきます。出てこない時は、しゅみすけ式の短い英語で意味を直接伝えましょう。
このことわざのテーマ別一覧
この表現と近い場面で使う英語のことわざは、人生・運・幸せを表す英語のことわざ一覧でまとめて確認できます。全テーマから探す場合は、英語のことわざ一覧|意味・場面別50選もご覧ください。










