
blow your own trumpetは「自分の功績や能力を自慢する」という意味のイディオムです。直訳だけでは判断しにくいニュアンス、自然な語順、仕事や日常会話の例文、類似表現との違い、簡単な英語での言い換えまで詳しく解説します。
Contents
blow your own trumpetの基本的な意味
trumpetは遠くまで音を響かせ、人々の注意を集める楽器です。自分で自分のラッパを吹き、功績を周囲へ知らせる像から、「自分の能力・成功を得意げに話す」という意味になります。英国英語ではblow your own trumpet、米国英語ではtoot your own hornもよく使われます。単に経歴を説明するより、自分を売り込む姿勢が目立つ表現です。
He never misses a chance to blow his own trumpet.
彼は自慢する機会を決して逃しません。
しゅみすけ(大山俊輔)
語順・文法とよく使う形
所有格は主語に合わせ、Iならmy own trumpet、sheならher own trumpetです。第三者を評するHe is always blowing his own trumpet.の形が典型です。自分について控えめに切り出すNot to blow my own trumpet, but …も使われますが、その後に自慢が続くことを冗談めかして認める表現です。
イディオム部分は冠詞や前置詞も含めて一つのチャンクとして覚え、主語・所有格・時制だけを替えて練習すると会話で取り出しやすくなります。
ネイティブが感じるニュアンスと使い分け
英語圏では実績を言語化すること自体が常に悪いわけではありません。数字や事実を必要な場で簡潔に述べるのはself-promotionですが、会話を独占したり他人の貢献を無視したりするとblow your own trumpetと評価されやすくなります。面接では謙遜しすぎず、I led…、I improved…のように事実と結果を伝えましょう。
場面別の自然な例文
仕事・学校
I don’t want to blow my own trumpet, but the campaign exceeded its target.
自慢するつもりはありませんが、その企画は目標を上回りました。
She was blowing her own trumpet throughout dinner.
彼女は夕食中ずっと自分の自慢をしていました。
You need to blow your own trumpet a little during an interview.
面接では少し自分の実績をアピールする必要があります。
Tom tends to blow his own trumpet instead of crediting the team.
トムはチームを評価せず、自分の手柄を自慢しがちです。
I’m not blowing my own trumpet; these are the actual results.
自慢しているのではなく、これは実際の結果です。
日常会話・人間関係
Nobody else mentioned her contribution, so she had to blow her own trumpet.
誰も彼女の貢献に触れなかったので、自分から実績を伝える必要がありました。
He blew his own trumpet after winning the local contest.
彼は地元の大会で優勝した後、自慢しました。
Is it acceptable to blow your own trumpet on a résumé?
履歴書で自分の実績をアピールするのは許容されますか。
My manager encourages us to share achievements without blowing our own trumpets.
上司は自慢にならない形で成果を共有するよう勧めています。
Not to toot my own horn, but I solved the problem in ten minutes.
自慢じゃないけど、私は10分でその問題を解決しました。
評価・応用
Her work speaks for itself, so she rarely blows her own trumpet.
彼女の仕事はそれ自体が実力を物語るので、めったに自慢しません。
He sounded as if he were blowing his own trumpet.
彼は自慢しているように聞こえました。
Give specific evidence rather than simply blowing your own trumpet.
ただ自慢するのではなく、具体的な根拠を示してください。
The phrase can be playful among close friends.
この表現は親しい友人同士なら冗談めかして使えます。
I learned to talk about my strengths without exaggerating.
私は誇張せず自分の強みを話す方法を学びました。
音読するときは英語を一語ずつ訳さず、場面を思い浮かべて表現全体を一息で読みます。次に人物、場所、時制を一つずつ替え、自分の経験に近い文を作ってください。

類似表現との違い
brag
自慢する一般的な動詞で、所有物、経験、家族など幅広い対象に使えます。
show off
人に見せつけて注目を集める行動を表し、話すことだけに限りません。
promote yourself
仕事上、自分の価値を伝える比較的中立な表現です。
toot your own horn
米国英語でよく使う、ほぼ同じ意味の表現です。
似た日本語訳でも、話し手の評価、強さ、対象が異なります。迷う場合は簡単な基本語で事実を説明し、その中心イメージに合うときだけイディオムを選びましょう。
日本人が間違えやすいポイント
- blow the trumpetだけでは、実際に楽器を吹く意味になりやすいため、ownと所有格を含む定型を覚えます。
- 自分の成果を事実として伝える行為をすべて否定する表現ではありません。話し方や場面が判断を左右します。
- 主語がheならyourではなくhis own trumpetです。
定型表現の単語を自己流で同義語へ置き換えると、自然なイディオムではなくなる場合があります。短い代表例文ごと覚えるのが安全です。
疑問文・否定文で使う
Why did that happen?のような通常の疑問文へ本題の表現を入れるだけで、イディオム自体の語順は変えません。否定するときもdo not、did not、be notなどを通常の位置に置きます。相手の行動を直接評価する表現では、質問形でも責める響きが出るため、I may be wrong, but …やIt seems …で断定を和らげられます。
しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える
blow your own trumpetがすぐ出てこなくても、次の基本語彙で中心メッセージを伝えられます。
- He talks a lot about his success.(彼は自分の成功をよく話します)
- She always says how good she is.(彼女は自分がどれほど優秀かいつも話します)
- I want to tell you what I achieved.(私が達成したことを伝えたいです)
まず短い主語と動詞で意味を届け、余裕があれば理由や結果をbecause、but、soで加えましょう。イディオムは「言えないと会話が止まる必須語」ではなく、すでに伝えられる内容を自然に彩る選択肢です。
しゅみすけ(大山俊輔)
自分の会話にする練習
- 使えそうな例文を一つ選ぶ。
- 主語と時制を自分の話へ替える。
- becauseで理由、butで対比、soで結果を一文加える。
完成文を丸暗記するより、小さな部品を自分で組み替える練習のほうが、仕事、旅行、恋愛、家庭など別の場面でも応用できます。
関連表現
ほかの完成した表現を調べる場合は、英熟語・定型表現のまとめ記事もご覧ください。類似表現は訳語だけでまとめず、中心イメージと使用場面を一つずつ比較しましょう。
blow your own trumpetを場面別に使い分ける
仕事では「必要な自己PR」か「鼻につく自慢」かを見る
面接や評価面談では、自分の実績を伝えること自体は悪くありません。I don’t mean to blow my own trumpet, but … と前置きすると、「自慢に聞こえるかもしれませんが、必要なので言います」という配慮を示せます。一方、同じ成果を何度も持ち出したり、周囲の貢献を無視したりすると否定的に響きます。
英米差:trumpetとhorn
イギリス英語では blow your own trumpet、アメリカ英語では blow your own horn が特に一般的です。意味はほぼ同じなので、聞いたときに同じ場面を思い浮かべられれば十分です。自分で使う際は、接している英語の地域に合わせて一方を選びましょう。
追加の実践例文
I hate to blow my own trumpet, but my proposal saved us a lot of money.
自慢はしたくありませんが、私の提案でかなりの費用を節約できました。
He’s always blowing his own trumpet at lunch.
彼は昼食時にいつも自慢話をしています。
Sometimes you have to blow your own trumpet in a job interview.
就職面接では、ときには自分を売り込む必要があります。
She doesn’t blow her own trumpet, so I’ll mention what she achieved.
彼女は自分から自慢しないので、私が彼女の実績を紹介します。
Without blowing our own trumpet, we’re proud of the result.
自画自賛するつもりはありませんが、私たちはその結果を誇りに思っています。
自然に聞こえるコツ
この表現は、実際に自慢している人を批判するときと、自分の発言を控えめに見せるときの二方向で使われます。誰が誰を評価しているのかを意識すると、皮肉なのか謙遜なのかを判断しやすくなります。
まとめ
blow your own trumpetは「自分の功績や能力を自慢する」を表します。直訳のイメージ、定型の語順、表現の強さを一緒に理解すると、読むだけの知識から会話で使える表現へ変わります。今回の例文から二つ選び、自分の状況へ置き換えて声に出してみましょう。










