What’s good for the goose is good for the gander.の意味は?公平さを表す使い方

What's good for the goose is good for the gander.の意味・使い方を表すアイキャッチ

What’s good for the goose is good for the gander. は、どのような意味で、どんな場面に使う英語のことわざでしょうか。

結論から言うと、「一方に認めることや求める基準は、同じ立場のもう一方にも公平に適用すべきだ」という意味です。日本語では「雌ガチョウに良いものは雄ガチョウにも良い」と直訳できますが、会話では直訳だけでは分かりにくい注意点があります。

この記事では、単語から意味が生まれる仕組み、ネイティブが感じるニュアンス、よく使う形、日常・仕事での独自例文、似た表現との違い、出てこないときの簡単な英語まで整理します。

What’s good for the goose is good for the gander.の意味を先に確認

What’s good for the goose is good for the gander.の中心は、「一方に認めることや求める基準は、同じ立場のもう一方にも公平に適用すべきだ」という教訓です。ことわざは短いため、場面と声の調子によって、真剣な忠告、励まし、冗談、皮肉のいずれにもなり得ます。

What’s good for the goose is good for the gander.
雌ガチョウに良いものは雄ガチョウにも良い。

文章で説明すると長くなる考え方を、一文で印象的に共有できるのがことわざの強みです。ただし、相手が表現を知らない可能性もあるため、必要なら後ろに簡単な説明を続けると親切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

まずは直訳より、「一方に認めることや求める基準は、同じ立場のもう一方にも公平に適用すべきだ」という場面のメッセージをつかみましょう。ことわざを言った後に簡単な英語を足すと、誤解なく伝えられます。

直訳から実際のニュアンスへ

gooseは雌のガチョウ、ganderは雄のガチョウです。対になる二者を並べ、「片方に良いならもう片方にも良い」と公平な扱いを求めます。

What's good for the goose is good for the gander.の直訳と実際のニュアンスを比較する図解

二重基準を批判するときに使います。男女間の公平さと結びつくことが多い一方、職場、家族、友人同士など幅広い二者関係にも使えます。

ことわざは辞書的な一つの訳だけでなく、話し手がその状況をどう評価しているかも伝えます。同じ英文でも、笑顔なら軽い冗談になり、真剣な声なら強い忠告になります。

よく使われる形と語順

  • What’s good for the goose is good for the gander.
  • If he can work from home, she should be able to as well—what’s good for the goose is good for the gander.
  • The same principle applies: what’s good for the goose is good for the gander.

基本形はそのまま独立した一文として使えます。They say …You know what they say …を前につけると、「よく言うように」「ことわざにもあるように」という柔らかな導入になります。

You know what they say: What’s good for the goose is good for the gander.
よく言うでしょう。雌ガチョウに良いものは雄ガチョウにも良い、ということです。

自分の主張として強く断定したくないときは、They say …を使うと、一般的な教訓として紹介できます。

日常会話・仕事で使える自然な例文

If managers can work remotely, staff should have the same option.
管理職が在宅勤務できるなら、社員にも同じ選択肢があるべきです。

What’s good for the goose is good for the gander; the rule must apply to both teams.
一方に認めるなら他方にも認めるべきです。その規則は両チームに適用されなければなりません。

She used the proverb to point out a double standard.
彼女は二重基準を指摘するため、そのことわざを使いました。

We need one fair policy for everyone.
全員に対して一つの公平な方針が必要です。

If I have to apologize, he should apologize too.
私が謝らなければならないなら、彼も謝るべきです。

Equal treatment does not always mean identical support.
公平な扱いは、必ずしもまったく同じ支援を意味しません。

例文のように、ことわざだけで終わらず、その前後に具体的な状況や自分の判断を添えると自然です。何を指しているのかが明確になり、芝居がかった決まり文句だけが浮くのを防げます。

ネイティブが感じるニュアンス

二重基準を批判するときに使います。男女間の公平さと結びつくことが多い一方、職場、家族、友人同士など幅広い二者関係にも使えます。

日常会話では、誰もが頻繁にことわざを使うわけではありません。広告、スピーチ、記事の見出し、映画のせりふなど、短く印象を残したい場所で特に目立ちます。自分で使うときは、一度の会話で何個も重ねず、ここぞという場面で一つ使うのが自然です。

似た表現との違い

表現 違い・使い分け
the same goes for … ~にも同じことが言える
a double standard 相手によって基準を変える二重基準
fair and square 公明正大に、公平に

似た表現は日本語訳が重なることがありますが、焦点が異なります。ことわざを言い換えるときは、元の英語の形を再現するより、今伝えるべき中心メッセージを選びましょう。

日本人が間違えやすいポイント

単語を入れ替えず、一文で覚える

ことわざは語順とリズムが定着しています。単語単位で作文し直すより、What’s good for the goose is good for the gander.を一つのまとまりで覚えるほうが安全です。短縮形や句読点には多少の表記差がありますが、主要語の順番は保ちます。

日本語の似たことわざと完全に同じだと思わない

日本語訳は理解の入口です。英語圏での使用場面、冗談らしさ、皮肉、強さまで完全に一致するとは限りません。相手や状況に合わないときは、簡単な説明文を選びましょう。

重大な場面では直接言う

gooseとganderという男女の対比は伝統的で、現代の多様な関係をすべて表すわけではありません。職場ではThe same rule should apply to everyone.のほうが明確です。

でてこない時の「しゅみすけ式」簡単英語

What’s good for the goose is good for the gander.がすぐに出てこなくても問題ありません。同じ内容を基本動詞と短い文で直接伝えれば、会話ではむしろ分かりやすいことがあります。

  • The same rule should apply to everyone.
    同じ規則を全員に適用すべきです。
  • That isn’t fair.
    それは公平ではありません。
  • If she can do it, he can too.
    彼女にできるなら、彼にも認めるべきです。

まず簡単な一文で意味を伝え、余裕があればことわざを追加しましょう。たとえば、The same rule should apply to everyone.と言えれば、会話の目的は十分に達成できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

ことわざを思い出すことより、相手に意図が伝わることが大切です。短い基本文を先に言えるようにしておくと、会話が止まりません。

会話で使うためのミニ練習

次の順番で練習すると、丸暗記になりにくくなります。

  1. 日本語で中心メッセージを一言にする
  2. 簡単な英語で直接説明する
  3. 最後にことわざへ言い換える

簡単な英語: The same rule should apply to everyone.
ことわざ: What’s good for the goose is good for the gander.

仕事なら具体的な提案を、日常会話なら相手への気遣いを後ろに続けてください。ことわざが「格好よい一言」で終わらず、実際の行動につながります。

まとめ

What’s good for the goose is good for the gander.は、「一方に認めることや求める基準は、同じ立場のもう一方にも公平に適用すべきだ」という意味の英語のことわざです。

  • 直訳:雌ガチョウに良いものは雄ガチョウにも良い
  • 中心の考え:一方に認めることや求める基準は、同じ立場のもう一方にも公平に適用すべきだ
  • 使うときは声の調子と相手への影響にも注意する
  • 出てこなければThe same rule should apply to everyone.と簡単に言える

gooseとganderという男女の対比は伝統的で、現代の多様な関係をすべて表すわけではありません。職場ではThe same rule should apply to everyone.のほうが明確です。

ほかの表現を体系的に確認したい方は、英熟語・定型表現の親記事をご覧ください。関連する表現は、「公明正大」は英語で?でも詳しく解説しています。

What’s good for the goose is good for the gander.のFAQ

gooseとganderの違いは?

gooseは一般にガチョウを指しますが、この対句では雌、ganderは雄です。二者を対応させて公平さを表します。

What’s good for …のWhat’sは?

What isの短縮で、whatは「~するもの・こと」。全体で「雌に良いものは雄にも良い」となります。

いつ使うと自然ですか?

一方だけに自由や例外を認める二重基準を指摘するときです。相手を責める響きが出るため、仕事では具体的な規則を示すと建設的です。

もう少し場面を広げた例文

Parents should follow the screen-time rule they set for the family.
親も家族に決めた画面時間の規則を守るべきです。

Benefits and responsibilities should be shared fairly.
利益と責任は公平に分かち合うべきです。

The same standard must apply regardless of rank.
地位に関係なく同じ基準を適用しなければなりません。

ことわざを使うか迷ったときは、相手との関係、話題の深刻さ、冗談が通じる場面かを確認しましょう。直接的な簡単英語と組み合わせれば、意味を保ちながら誤解を減らせます。

このことわざのテーマ別一覧

この表現と近い場面で使う英語のことわざは、失敗・注意・教訓を表す英語のことわざ一覧でまとめて確認できます。全テーマから探す場合は、英語のことわざ一覧|意味・場面別50選もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

恋と仕事に効く英語:News Letterの一覧