
Where there’s a will, there’s a way. は、「意志あるところに道は開ける」「本気で実現しようとすれば方法は見つかる」という意味です。日本語訳だけでなく、どの場面なら自然で、どこまで強く聞こえるのかを理解すると、自分の会話でも扱いやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
- 1 Where there’s a will, there’s a way.の意味
- 2 直訳から意味を理解する
- 3 ネイティブが感じるニュアンス
- 4 語順・文法・よく使われる形
- 5 自然な例文と日本語訳
- 6 会話で使う時のポイント
- 7 似た表現との違い
- 8 日本人が間違えやすいポイント
- 9 でてこない時の「しゅみすけ式」
- 10 使う前に確認したい3つのこと
- 11 関連表現
- 12 意志だけでなく「方法」を探すことわざ
- 13 willの名詞用法
- 14 よくある疑問
- 15 場面別:ことわざを使わず具体的に伝える
- 16 覚える時は「一文」ではなく「流れ」で
- 17 発音と音読の練習方法
- 18 自分の会話に置き換えるミニ練習
- 19 まとめ
- 20 このことわざのテーマ別一覧
Where there’s a will, there’s a way.の意味
「意志あるところに道は開ける」「本気で実現しようとすれば方法は見つかる」という意味です。
直訳から意味を理解する
willは未来の助動詞ではなく名詞の「意志・強い決意」、wayは「方法・道」です。where A, B は「AがあるところにはBがある」。決意が方法を生むという構造です。
ネイティブが感じるニュアンス
困難な目標へ挑む人を励ます前向きなことわざです。ただし意志だけですべて解決するという魔法の言葉ではありません。計画、練習、助け、環境調整を含めて「道を探そう」と促すニュアンスで使うと健全です。
資格勉強、転職、旅行計画、チームの難題などで使えます。病気、差別、経済的制約など本人の意志だけでは変えにくい問題に言うと、責任を押しつける可能性があります。

語順・文法・よく使われる形
there’sはthere isの短縮形。書き言葉では Where there is a will, there is a way. も使います。同じ語順を繰り返すためリズムがよく、willとwayの頭韻もあります。
自然な例文と日本語訳
We found a cheaper route. Where there’s a will, there’s a way.
(もっと安い経路を見つけた。意志あるところに道は開けるね。)
She studied after work and passed. Where there’s a will, there’s a way.
(彼女は仕事後に勉強して合格した。意志があれば道は開ける。)
The project looks difficult, but where there’s a will, there’s a way.
(その計画は難しそうだが、本気なら方法は見つかる。)
Where there’s a will, there’s a way—but asking for help is part of finding the way.
(意志があれば道は開ける。ただし助けを求めることも道を探す一部だ。)
We can adjust the schedule. Where there’s a will, there’s a way.
(予定は調整できる。本気でやるなら方法はある。)
He used the proverb to encourage himself, not to blame others.
(彼は他人を責めるためでなく、自分を励ますためにそのことわざを使った。)
会話で使う時のポイント
ことわざだけを突然言うより、先に状況への反応を示すと自然です。たとえば I understand why you feel that way.(そう感じる理由は分かります)や Let’s think about what we can do next.(次にできることを考えよう)を添えると、決まり文句で相手を片づける印象を避けられます。
また、自分自身について使うと説教臭さが弱くなります。I reminded myself that Where there’s a will, there’s a way. のように、「自分への教訓だった」と説明する方法もあります。
似た表現との違い
If you put your mind to it は「本気で取り組めば」。Nothing is impossible はより強い断言です。本表現は、意志があるなら具体的な方法を探せるという発想を示します。
日本人が間違えやすいポイント
willを「~するだろう」と訳さないこと。また、相手が現実的な障壁を説明しているのに、ことわざだけで片づけないこと。励ますなら What support do you need? も添えましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
でてこない時の「しゅみすけ式」
このことわざを思い出せなければ、次の簡単な英語で伝えられます。
If you really want to do it, you can find a way.(本当にやりたいなら方法を見つけられる)/Let’s find a practical way.(現実的な方法を探そう)
ことわざは相手も知っていることを前提にしますが、直接的な言い換えなら英語学習者同士でも誤解が少なくなります。まず簡単な文で意図を伝え、余裕がある時にことわざを添える順番でも十分です。
使う前に確認したい3つのこと
- 今の状況は、このことわざが扱う場面と本当に合っているか
- 相手を励ます言葉か、責める言葉として響かないか
- 短い言い換えのほうが、具体的で親切ではないか
ことわざは会話を印象的にしますが、事実確認や具体的な助言の代わりではありません。相手との関係、問題の深刻さ、文化的な背景を見ながら選びましょう。
関連表現
関連する英語表現の記事もあわせて確認すると、似た場面での言い分けが分かります。
英熟語・定型表現の一覧から、ほかの表現も探せます。
意志だけでなく「方法」を探すことわざ
この表現の主役は will だけではありません。後半に way があるため、決意を具体的な手段へ変えるところまで含みます。英語を話せるようになりたいなら、目標時間を決める、短い会話を練習する、先生や仲間へ助けを求める。転職したいなら、必要技能を調べ、応募書類を作り、期限を置く。意志が「道」を探す出発点になります。
大きな目標ほど、一人で全部解決しようとしないことも大切です。Where there’s a will, there’s a way—and sometimes the way is asking for help.(意志があれば道はある。そして時には、助けを求めることがその道だ)と言えば、精神論を避けられます。
willの名詞用法
will は助動詞以外に「意志」「意欲」を表す名詞です。the will to live は「生きる意志」、strong-willed は「意志の強い」。また法的文脈では「遺言」という意味もあります。ことわざでは「実現しようとする決意」です。
way は道だけでなく方法です。find a way to do(~する方法を見つける)、There must be a way.(何か方法があるはず)も一緒に覚えましょう。
よくある疑問
不可能なことにも使う?
物理的・制度的に不可能なことへ万能に使う表現ではありません。工夫の余地がある困難な目標に向きます。
相手を責めない言い方は?
Let’s see what options we have.(どんな選択肢があるか見よう)と一緒に考える姿勢を示してください。
場面別:ことわざを使わず具体的に伝える
同じ教訓でも、場面に合う短い説明へ置き換えると、相手がことわざを知らなくても伝わります。ここでは「何が起きていて、どう判断したいのか」が見える言い方を確認しましょう。
学習
I can study for fifteen minutes before work.
(大きな意志を、実行できる小さな時間へ変える例です。)
仕事
Let’s list the people who can help us.
(助けを求めることも方法探しの一部だと示します。)
制約
We may need a different goal, not just more effort.
(努力だけで変えられない条件がある時は、目標の調整も現実的な道です。)
覚える時は「一文」ではなく「流れ」で
まず状況を一文で説明し、次に自分の判断や気持ちを述べ、最後に必要ならことわざを添えます。たとえば We have a limited amount of time. のように事実を示してから、簡単な助言を言います。ことわざはその会話を印象的に締める役目です。
逆に、ことわざだけを言うと、相手は「励まされたのか、注意されたのか、皮肉を言われたのか」を判断できないことがあります。英会話では有名表現を言えたかより、意図が正確に伝わったかが大切です。表現が思い出せない時は、主語と基本動詞を使った短い説明へ戻りましょう。
発音と音読の練習方法
最初から速く言わず、意味のまとまりごとに区切ります。内容語をやや強く、機能語を軽く読むと英語らしいリズムになります。音読した後、自分の生活にある具体例を一つ英語で付け足してください。ことわざと自分の経験が結びつくため、暗記だけより思い出しやすくなります。
自分の会話に置き換えるミニ練習
次の3段階で練習すると、暗唱しただけで終わりません。まず最近経験した出来事を日本語で一つ選びます。次に、誰が・何をした・どう感じたの3点を中学英語で短くします。最後に、このことわざがその状況に本当に合うかを考え、合う場合だけ文末へ添えます。
- 事実:何が起きたかを一文で言う
- 判断:自分がどう考えたかを基本動詞で言う
- ことわざ:会話を印象的に締める
相手へ使う練習では、ことわざの前に共感を一文入れてください。I see why you’re worried.(心配する理由は分かるよ)、That sounds difficult.(それは大変そうだね)などが使えます。助言より共感が必要な場面なら、ことわざを言わずに聞く選択も自然な英会話です。
覚えた表現を無理に使うのではなく、「この場面なら相手を助けるか」を考えることが、実践的な語彙力につながります。
まとめ
Where there’s a will, there’s a way. は、「意志あるところに道は開ける」「本気で実現しようとすれば方法は見つかる」という意味です。直訳のイメージ、会話での距離感、似た表現との違いを一緒に覚えると、単なる日本語訳ではなく実際の使い方が見えてきます。出てこない時は、しゅみすけ式の短い英語で意味を直接伝えましょう。
このことわざのテーマ別一覧
この表現と近い場面で使う英語のことわざは、努力・挑戦・行動を表す英語のことわざ一覧でまとめて確認できます。全テーマから探す場合は、英語のことわざ一覧|意味・場面別50選もご覧ください。










