You can’t run with the hare and hunt with the houndsの意味は?使い方・ニュアンス・例文と簡単な言い換え

You can't run with the hare and hunt with the houndsの意味・使い方・ニュアンス

You can’t run with the hare and hunt with the houndsは「対立する両方の側へ同時につくことはできない」という意味を表す英語のことわざ・定型表現です。直訳だけでは、励ましなのか、批判なのか、冗談なのかが分かりにくいため、場面と話し手の態度まで理解する必要があります。

この記事では、意味への答え、直訳から比喩が生まれる仕組み、ネイティブが感じるニュアンス、語順と文法、独自例文、類似表現との違い、日本人が注意したい点を整理します。最後には、表現が出てこないときに中学英語で伝える「しゅみすけ式」も紹介します。

You can’t run with the hare and hunt with the houndsの意味をひとことで

基本の意味は「対立する両方の側へ同時につくことはできない」です。日本語では文脈に合わせて少し柔らかくしたり、具体的な行動に置き換えたりします。単語を一対一で訳すより、この一言で何を評価し、何を促しているかを捉えましょう。

ことわざは短いぶん、話し手の態度が強く出ます。相手に直接使うと批判になる表現、自分を励ますと自然な表現、文章で読むほうが多い古風な表現を区別することが大切です。

しゅみすけ(大山俊輔)

ことわざは日本語訳だけでなく、相手にどう響くかまで確認しましょう。強すぎる場合は、意味を普通の英文で伝えるほうが自然です。

直訳から実際の意味が生まれる仕組み

直訳は「野ウサギと一緒に逃げながら、猟犬と一緒に狩ることはできない」です。比喩の中心は、hareは追われる側、houndsは追う側です。利害が反対の二陣営を同時に支持する矛盾を狩りの光景で表しますという関係です。頭の中に具体的な場面を描けば、訳語を丸暗記しなくても教訓を思い出せます。

ここで使われる単語が、いつでも同じ比喩的意味になるわけではありません。この定型の組み合わせと前後の文脈によって、聞き手が背景の意味を読み取ります。

You can't run with the hare and hunt with the houndsの直訳・実際の意味・注意点を比較する解説図

ネイティブが感じるニュアンスと使用場面

立場を曖昧にして双方の利益を得ようとする人への批判です。英国寄りでやや古風。中立的な調停まで否定する言葉ではなく、秘密裏に両陣営へ違う約束をする不誠実さが中心です。

自然に使うには、ことわざだけを突然投げず、何が起きたのかを一文で示します。重要な相談や仕事では、そのあとに具体的な理由、必要条件、次の行動を普通の英文で補うと誤解を減らせます。

語順・文法と覚え方

run with A and hunt with Bの並列です。can’tは道徳的・実際的な不可能を示します。hareは単数で種類を象徴し、houndsは猟犬の群れを表す複数形です。

定型表現は基本の語順を保って使います。引用として紹介するならPeople sometimes say, “…”のあとへ置けます。会話の結論として単独で使う場合も、前文との関係が分かるようにしましょう。

You can’t run with the hare and hunt with the houndsの自然な例文

例文1

The consultant advised both rival companies in secret. You can’t run with the hare and hunt with the hounds.
(そのコンサルタントは競合二社へ秘密裏に助言していた。対立する両方の側にはつけない。)

ことわざを使う場合は、前後に具体的な状況を置くと比喩の対象が明確になります。

例文2

You cannot campaign against the plan and ask to profit from it.
(その計画へ反対運動をしながら、利益だけ求めることはできない。)

決まり文句を使わない普通の英文でも、同じ考えを自然に伝えられます。

例文3

A: Can I promise exclusivity to both clients? B: No, you need to choose.
(A:両方の顧客へ独占契約を約束できる?B:いや、一方を選ぶ必要がある。)

ことわざを使う場合は、前後に具体的な状況を置くと比喩の対象が明確になります。

例文4

A mediator can be neutral without deceiving either side.
(仲介者は、どちらも欺かずに中立でいられる。)

決まり文句を使わない普通の英文でも、同じ考えを自然に伝えられます。

例文5

Her public statement supported workers, but her private deal favored management.
(彼女の公式声明は労働者を支持したが、秘密の取引は経営側に有利だった。)

ことわざを使う場合は、前後に具体的な状況を置くと比喩の対象が明確になります。

例文6

Tell both teams clearly what role you will play.
(どの役割を担うのか、両チームへ明確に伝えてください。)

決まり文句を使わない普通の英文でも、同じ考えを自然に伝えられます。

似た表現との違い

Sit on the fenceは態度を決めないこと。Play both sidesは双方を利用すること。You need to choose a side.なら直接的です。

日本語訳が近くても、焦点や強さは異なります。ことわざは印象に残る一方、相手へ具体的に頼む・断る・注意する場面では、普通の短い英文のほうが目的を明確にできます。

日本人が間違えやすいポイント

hareをhairと混同しないこと。公正な仲介者へ使うと不適切です。どの約束や利益が衝突しているかを先に説明しましょう。

もう一つの注意点は、英語話者なら全員が知っていると思わないことです。古い表現や引用句は世代・地域・経験によって認知度が変わります。反応が薄ければ、同じ文を繰り返さず簡単な説明へ切り替えます。

出てこない時の「しゅみすけ式」

You can’t run with the hare and hunt with the houndsがすぐに出なくても、次の基本表現で要点は十分伝わります。

  • You can’t support both sides.
    (難しい比喩を使わず、結論を直接伝える形です。)
  • Choose one side and be honest.
    (基本動詞を中心にした短い言い方です。)
  • Your two promises conflict.
    (相手がことわざを知らなくても意図が通じます。)

しゅみすけ式では比喩を再現せず、「何が問題か」「何ができるか」「次にどうするか」を短く言います。まず一文で結論を伝え、必要ならbecauseやsoで理由を加えれば、会話では十分です。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい表現を思い出すことより、相手に同じ意味が届くことが大切です。知っている単語で短く説明しましょう。

よくある質問

You can’t run with the hare and hunt with the houndsは日常会話で使えますか?

文脈を選べば使えます。ただし文学的・古風・攻撃的な響きがある場合は、読むための表現として覚え、自分の会話では簡単な言い換えを選ぶのも自然です。

一文だけで言っても通じますか?

知っている相手には通じますが、何を指すかは前文で示しましょう。仕事ではことわざの後に提案や根拠を直接述べると安全です。

日本語のことわざと完全に同じですか?

完全一致とは限りません。比喩、使用頻度、冗談や批判の強さが異なります。日本語訳は入口にして、英語の例文と使用場面を一緒に覚えます。

関連表現

ほかの表現は英熟語・定型表現のまとめから確認できます。似た教訓でも、励ます言葉、判断を批判する言葉、状況を説明する言葉では使い方が変わります。

まとめ

You can’t run with the hare and hunt with the houndsは「対立する両方の側へ同時につくことはできない」を表します。直訳は「野ウサギと一緒に逃げながら、猟犬と一緒に狩ることはできない」ですが、重要なのはhareは追われる側、houndsは追う側です。利害が反対の二陣営を同時に支持する矛盾を狩りの光景で表しますという比喩です。

場面に合えば印象的に伝えられますが、強すぎる・古すぎる・相手が知らない可能性があるときは、しゅみすけ式の短い英文へ切り替えましょう。意味・ニュアンス・相手への響きを一緒に理解することが、実際に使える知識につながります。

このことわざのテーマ別一覧

この表現と近い場面で使う英語のことわざは、失敗・注意・教訓を表す英語のことわざ一覧でまとめて確認できます。全テーマから探す場合は、英語のことわざ一覧|意味・場面別50選もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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