
There is honour among thieves は「悪事を働く者同士にも、仲間内で守る掟や忠誠がある」という意味で使われる英語のことわざです。日本語訳だけを見ると簡単そうですが、実際の会話では、誰に、どの場面で、どれほど強く言うかによって印象が変わります。
この記事では、直訳から意味が生まれる仕組み、ネイティブが感じる距離感、語順・文法、自然な例文、似た表現との違い、日本人が気をつけたい点まで整理します。最後には、ことわざが出てこないときに中学英語で言い換える「しゅみすけ式」も紹介します。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
There is honour among thievesの意味と直訳
基本の意味
There is honour among thieves の基本的な意味は「悪事を働く者同士にも、仲間内で守る掟や忠誠がある」です。中心にあるのは、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉です。単語を一つずつ日本語へ置き換えるより、文全体が描く場面を一枚の絵として理解すると、会話の中でも意味を取り違えにくくなります。
直訳から実際の意味へ
直訳は「泥棒たちの間にも名誉がある」。ことわざでは具体的な光景を使って、繰り返し起こる人間関係や社会の動きを短く表します。そのため、逐語訳だけを口にするより、「今の話のどの部分がこの光景に当たるか」を考えることが重要です。

ネイティブが感じるニュアンス
言葉の温度と距離感
たいてい皮肉や意外性を込めて使います。thieves を文字どおりの窃盗犯だけでなく、信用できない競争相手やずるい人々に比喩的に使うこともありますが、人を泥棒呼ばわりする強さには注意が必要です。
ことわざは短いぶん、話し手が評価を下しているように響きやすい表現です。相手が感情的になっている最中には、先に I’m sorry you’re dealing with this. のような共感や、事実の確認を置く方が安全です。文章では、出来事を一文説明してからダッシュやコロンの後に添える使い方も自然です。
自然に使える場面・避けたい場面
使いやすいのは:信用しにくい二者が意外にも約束を守った場面、競争相手同士が暗黙の一線を越えなかった場面です。
注意したいのは:実在の同僚や取引先に向けると侮辱になります。また、内部の忠誠があるから行為全体が道徳的だという意味ではありません。
語順・文法とよく使われる形
文の仕組み
There is は存在構文、honour は英国綴りで米国では honor、among は三者以上の集団の「〜の間で」を示します。honour はここでは高潔さ全般より、仲間内の掟・忠誠に近い意味です。
ことわざは完成した一文として引用するのが基本です。無理に時制や人称を変えるより、その前後を普通の英語で作る方が自然です。たとえば It reminded me of the saying, “There is honour among thieves.”(「There is honour among thieves」という言葉を思い出しました)のように導入できます。
発音と会話での置き方
一語ずつ強く読むのではなく、意味のまとまりで区切ります。ことわざ部分を少しゆっくり言い、直前に短い間を置くと引用だと伝わります。知らない相手もいるため、その後に簡単な説明を一文足すと親切です。英語力を見せるために単独で投げるより、文脈を作ってから使いましょう。
There is honour among thievesの自然な例文
例文1:日常・仕事
Neither competitor revealed the other’s private information—honour among thieves, perhaps.
「どちらの競争相手も相手の非公開情報を漏らさなかった。悪人同士にも仁義、ということかもしれない。」
この例では、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉という中心イメージが具体的な状況に結びついています。英語のことわざは、文法的に正しいだけでなく、話題の重さと相手との距離に合っていることが大切です。まず状況を普通の文で説明し、その後にこの表現を一言添えると、唐突になりにくく自然です。
例文2:日常・仕事
They may be dishonest, but they follow their own code.
「彼らは不正直かもしれないが、独自の掟には従う。」
この例では、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉という中心イメージが具体的な状況に結びついています。英語のことわざは、文法的に正しいだけでなく、話題の重さと相手との距離に合っていることが大切です。まず状況を普通の文で説明し、その後にこの表現を一言添えると、唐突になりにくく自然です。
例文3:判断・人間関係
He used the proverb jokingly after his rival kept a promise.
「ライバルが約束を守った後、彼は冗談めかしてそのことわざを使った。」
この例では、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉という中心イメージが具体的な状況に結びついています。英語のことわざは、文法的に正しいだけでなく、話題の重さと相手との距離に合っていることが大切です。まず状況を普通の文で説明し、その後にこの表現を一言添えると、唐突になりにくく自然です。
例文4:判断・人間関係
Internal loyalty does not make the whole action ethical.
「内部の忠誠があっても、行為全体が倫理的になるわけではない。」
この例では、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉という中心イメージが具体的な状況に結びついています。英語のことわざは、文法的に正しいだけでなく、話題の重さと相手との距離に合っていることが大切です。まず状況を普通の文で説明し、その後にこの表現を一言添えると、唐突になりにくく自然です。
例文5:使う際の注意
Be careful: calling someone a thief can sound insulting.
「注意しよう。誰かを泥棒と呼ぶのは侮辱的に聞こえる。」
この例では、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉という中心イメージが具体的な状況に結びついています。英語のことわざは、文法的に正しいだけでなく、話題の重さと相手との距離に合っていることが大切です。まず状況を普通の文で説明し、その後にこの表現を一言添えると、唐突になりにくく自然です。
例文6:使う際の注意
In a neutral report, “They kept their agreement” is safer.
「中立的な報告なら「彼らは合意を守った」の方が安全だ。」
この例では、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉という中心イメージが具体的な状況に結びついています。英語のことわざは、文法的に正しいだけでなく、話題の重さと相手との距離に合っていることが大切です。まず状況を普通の文で説明し、その後にこの表現を一言添えると、唐突になりにくく自然です。
似た表現との違い
意味が近くても焦点が違う
a code of honor は集団が守る行動規範を比較的中立に表します。honor among thieves は、その規範を持つ主体との矛盾が皮肉の中心です。birds of a feather flock together は似た者同士が集まることを述べ、約束や忠誠には触れません。
似た表現を選ぶときは、日本語訳の近さだけでなく、①原因と結果のどちらを見るか、②相手を励ますのか批評するのか、③日常的か文学的か、の三点を確認します。迷う場合は、ことわざを避けて直接的な普通の文にすると、意図がより正確に伝わります。
日本人が間違えやすいポイント
意味が合っていても、場面が合うとは限らない
第一の注意点は、辞書の日本語訳が状況に合うだけで使用可能だと考えないことです。格言は一般化する力が強いため、相手の個別事情を単純化することがあります。第二に、古風な語順や単語を日常文へそのまま応用しないこと。第三に、発言後の説明を省かないことです。
仕事では、ことわざだけで提案や判断の根拠を済ませないようにします。具体的な事実、数字、次の行動を続ければ、印象的な一言と実務的な説明を両立できます。英会話では「知っている表現を使う」より「相手が誤解しない形で伝える」ことを優先しましょう。
出てこない時の「しゅみすけ式」
中学英語で意味を直接伝える
ことわざを思い出せないときは、比喩を再現しようとせず、「誰が・どうする・どんな結果になる」を短い文に分けます。
- Even dishonest people may keep promises to each other.
「悪事を働く者同士にも、仲間内で守る掟や忠誠がある」という中心を直接伝える言い方です。 - They have their own code.
相手に結論を分かりやすく届ける、より会話的な言い換えです。
しゅみすけ(大山俊輔)
さらに柔らかくするなら I think …、提案につなげるなら So, let’s … を前後に置けます。短い基本文を二つ使う方が、長いことわざを不自然に挿入するより伝わる場合は少なくありません。
よくある質問
日常会話でよく使いますか?
意味は理解されやすい一方、毎日の会話で頻繁に使うとは限りません。表現によって古風さや文学性があります。自分で使うなら、相手との関係と話題の重さを見て、必要に応じて簡単な説明を添えましょう。
仕事のメールで使えますか?
同僚間の軽いコメントやスピーチでは使えますが、正式な報告では直接的な説明の方が安全です。使う場合も、ことわざを結論の根拠にせず、具体的な状況と提案を必ず書きます。
覚える一番よい方法は?
英語だけを暗記せず、①直訳の絵、②実際の意味、③使える一場面、④簡単な言い換え、の四点をセットにします。自分の経験に近い短い例文を一つ作ると、受け身の知識から会話で取り出せる知識へ変わります。
まとめ
There is honour among thieves は「悪事を働く者同士にも、仲間内で守る掟や忠誠がある」を表すことわざです。直訳「泥棒たちの間にも名誉がある」から、社会の規範を破る集団でさえ、内部では裏切らない、仲間を売らないといった独自の約束を持つという皮肉というイメージをつかむのがポイントです。
実際に使うときは、表現の格好よさより文脈を優先しましょう。すぐ出なければ Even dishonest people may keep promises to each other. と直接言えば十分です。関連する表現も学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事から確認できます。
このことわざのテーマ別一覧
この表現と近い場面で使う英語のことわざは、人間関係・会話を表す英語のことわざ一覧でまとめて確認できます。全テーマから探す場合は、英語のことわざ一覧|意味・場面別50選もご覧ください。










