
「昆布って英語で何と言えばいいの?」と迷ったとき、まず覚えたい表現はkombu / kelpです。ただし、日本独自の食材は英語圏に完全に同じ分類がないことも多く、名前だけでなく「何からできていて、どう食べるか」を一言添えると伝わりやすくなります。
この記事では、昆布の一般的な英語名、発音、単数形・複数形と可算性、似た食品との違い、買い物や食事で使える例文まで、初めての方にも分かりやすく整理します。
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昆布は英語で「kombu / kelp」
昆布は、ひとことで言うとだしや煮物に使う厚みのある褐色の海藻です。英語ではkombu / kelpが最も実用的です。発音の目安は「コンブ/ケルプ」。日本語由来の名称は一音ずつ区切らず、全体をなめらかに発音すると自然に聞こえます。
日本料理の食材名はkombu、コンブ目の大型海藻を一般的に述べるならkelp、海藻全般はseaweedという使い分けをすると、商品ラベル、レストラン、家庭での説明のどれにも対応できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
単数形・複数形と可算・不可算
昆布は、英語では食品・材料としてまとめて扱うことが多い語です。食品としては通常不可算。a sheet of kombu、two pieces of kombuのように単位を添えるのが自然です。数を伝えたいときは、食材そのものを無理に複数形にせず、piece、sheet、packet、jar、servingなど、形や容器を示す単位を使います。
- some kombu / kelp:昆布を少し
- a serving of kombu / kelp:昆布一人前
- a packet / jar of kombu / kelp:昆布ひと袋/ひと瓶
someは肯定文や勧める場面、anyは疑問文や否定文でよく使います。レストランなら Does this contain any kombu / kelp?(これに昆布は入っていますか)が便利です。
似た英語との違い
kelpは生物・海藻一般の説明には便利だが、日本食の商品名ではkombuのほうが具体的ため注意しましょう。日本語と英語では、食品を分ける基準が「原料」「形」「調理法」「料理名」のどこに置かれるかが異なります。そのため、辞書の一語訳だけより、用途まで含めた短い説明のほうが誤解を防げます。

名前をそのまま使う場面
日本食レストラン、アジア系スーパー、レシピ、商品名では日本語由来のローマ字表記が最も正確です。メニューに英語の補足がある場合は、最初に固有名を示し、後ろに短い説明を添えます。たとえば kombu / kelp, a traditional Japanese ingredient のような形です。
一般的な英語で説明する場面
相手が日本食に詳しくない場合は、「日本の食品です」「〜から作られます」「〜に使います」の三文で十分です。専門的な製造工程を最初からすべて説明する必要はありません。質問されたら、味、食感、料理の順に情報を足していきましょう。
料理・買い物で使える自然な例文
昆布は昆布だし、塩昆布、昆布巻き、佃煮、鍋料理などに登場します。次の例文は、家庭、レストラン、海外のスーパーでも使いやすいものです。
- Soak the kombu in water for thirty minutes.
昆布を水に30分浸してください。 - Kombu adds a deep savory flavor.
昆布は深いうま味を加えます。 - This broth is made from kombu.
このだしは昆布から作られています。 - I bought two sheets of dried kombu.
乾燥昆布を2枚買いました。
味や食感を説明する表現
- It has a savory flavor.
うま味のある味です。 - It has a light but distinctive aroma.
軽やかですが特徴のある香りです。 - A little goes a long way.
少量でも十分に風味が出ます。 - It is commonly used in Japanese home cooking.
日本の家庭料理でよく使われます。
海外のレストランやスーパーで役立つ言い方
商品を探すときは Do you carry kombu / kelp?(昆布を扱っていますか)、売り場を尋ねるなら Where can I find kombu / kelp?(昆布はどこにありますか)と言えます。料理に入っているか確認したいときは Does this dish contain kombu / kelp? が使えます。
アレルギーや苦手な食材を伝える場合は、I can’t eat this ingredient.(この食材は食べられません)、Could you serve it without kombu / kelp?(昆布抜きで出していただけますか)と、理由より先に希望を明確に伝えると安全です。
英語名が出てこないときの「しゅみすけ式」
名前を思い出せないときは、次の短い説明で伝えられます。
It’s a type of thick seaweed. We often soak it in water to make Japanese soup stock.
説明の型は、It’s a kind of …、It’s made from …、We often use it for …の三つです。これらを組み合わせれば、固有名を知らない相手にも写真や料理を見せながら説明できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある質問
日本語名をローマ字で言っても通じますか?
日本食が広まっている地域や専門店では通じる可能性があります。ただし相手が知らない場合に備え、It’s a Japanese …で始まる説明を一つ用意しておくと安心です。
冠詞のaは付けますか?
食材全体を表す不可算用法では通常付けません。種類や商品を指す場合は a type of、容器なら a bag ofやa jar ofのように単位語へ冠詞を付けます。
英語のレシピではどの表記を使いますか?
材料欄では固有名を使い、必要なら括弧で一般的な説明を加えます。初出だけ詳しく書き、二回目以降は短い名称にすると読みやすくなります。
関連する英語も確認
昆布の周辺語彙を広げたい方は、日本の乾物を英語で説明する記事もあわせて確認すると、料理や食材について説明しやすくなります。
昆布をもう一歩詳しく説明する
種類・商品表示の読み方
だし昆布はkombu for making stock、塩昆布はseasoned shredded kombu、昆布巻きはkombu rollsと表現できます。商品名としてkombuが定着している一方、海洋生物や環境の話ではkelp forestsのようにkelpを使います。
調理動作と相性のよい英語
うま味を説明するときはKombu is rich in umami.、水からゆっくりだしを取るならStart the kombu in cold water.が便利です。boil vigorouslyと言うより、沸騰直前に取り出す工程をremove it just before the water boilsと表せます。
海外で伝えるときの実用ポイント
白い粉が付いている昆布を説明するならThe white coating is natural and contributes to the flavor.と言えます。汚れだと決めつけてwash it offと言わず、レシピに応じて軽く拭くことをwipe it gentlyと伝えましょう。
会話では、最初から完全な定義を言おうとせず、This is called kombu. と名前を示してから、原料や用途を一文ずつ足すのが自然です。相手が興味を示したら、味や食感、よく合わせる料理へ説明を広げましょう。
昆布の量・容器・料理名を表すコツ
kombuは英語圏のレシピでも広く使われています。だしを取った後の昆布はused kombu、細切りにするはcut the kombu into thin stripsです。昆布茶はkelp teaよりkombu teaと表記されますが、日本の昆布茶は一般的なtea leavesから作るお茶ではありません。It is a savory drink made with powdered kombu.と補うと誤解されません。
まとめ
昆布の基本表現はkombu / kelpです。大切なのは一語の訳を暗記することだけではなく、相手や場面に合わせて固有名と簡単な説明を使い分けることです。可算・不可算に迷ったら、someや容器・形の単位を使いましょう。
名前が出てこないときも、材料、見た目、味、使い方の順に基本英語で説明すれば伝えられます。まずは例文を一つ選び、買い物や食事の場面で声に出して使ってみてください。










