
lose your nerveは「怖気づく・勇気を失う」を表す英語の定型表現です。日本語訳だけを見ると使いどころが曖昧ですが、語のイメージ、語順、話し手の温度感まで整理すれば、自分の会話にも取り入れられます。この記事では自然な例文と日本語訳、似た表現との違い、出てこないときの簡単な言い換えまで丁寧に解説します。
Contents
lose your nerveの基本的な意味
中心的な意味は「怖気づく・勇気を失う」です。ただし、どんな場面でも一語の日本語訳に置き換えられるわけではありません。対象、話し手の評価、行動が起きるタイミングによって、自然な訳し方は変わります。まずは「状況全体をどう捉える表現か」を押さえましょう。
もともと怖い人という性格ではなく、決心していた人が肝心な瞬間に勇気を保てなくなる変化を表します。自分について使えば率直な告白、他人に使うと少し批判的に聞こえることがあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜこの意味になる?単語からイメージする
nerveには神経のほか「大胆さ・度胸」の意味があります。それをloseするので、やろうとしていた場面で勇気や自信がしぼみ、実行できなくなる様子です。
イディオムは各単語の辞書訳を足すだけでは意味を予測しにくいものです。しかし、文字どおりの場面と実際の用法を一本の線で結ぶと、丸暗記の負担を減らせます。

lose your nerveの語順・文法
まず覚えたい基本形
主語に合わせて lose my/your/his/her/our/their nerve と所有格を変えます。過去形は lost。直前の行動は lose one’s nerve and+動詞、場面は at the last minute などで示せます。
時制と主語を変える
実際の会話では現在形だけでなく、過去の出来事なら過去形、今まさに進んでいる動きなら進行形、経験なら現在完了形が使われます。定型部分を崩さず、主語と時制だけを場面に合わせて変えるのがコツです。
否定文・疑問文でも使える
否定するときは助動詞やbe動詞の位置に注意し、疑問文では相手の意図を決めつけすぎない声の調子も大切です。とくに人の気持ちや失敗を評する用法では、文法的に正しくても関係性によって強く聞こえます。
ネイティブが感じるニュアンス
もともと怖い人という性格ではなく、決心していた人が肝心な瞬間に勇気を保てなくなる変化を表します。自分について使えば率直な告白、他人に使うと少し批判的に聞こえることがあります。
会話では表現そのものだけでなく、話者の表情や状況が意味を補います。親しい間柄で冗談として使える場合と、職場や初対面で批判に聞こえる場合を区別してください。迷ったときは、後で紹介する直接的な言い換えを使えば十分伝わります。
場面別の自然な例文
例文1:日常・仕事
I was going to complain, but I lost my nerve.
「苦情を言うつもりでしたが、怖気づいてしまいました。」
ここでは、話し手が文脈の中で怖気づく・勇気を失うという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文2:仕事・学校
Don’t lose your nerve now—we’re almost there.
「今になって怖気づかないで。もう少しです。」
ここでは、話し手が文脈の中で怖気づく・勇気を失うという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文3:恋愛・人間関係
He lost his nerve before the presentation.
「彼は発表の前に自信を失いました。」
ここでは、話し手が文脈の中で怖気づく・勇気を失うという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文4:旅行・暮らし
She nearly lost her nerve at the airport gate.
「彼女は搭乗口で危うく決心が揺らぐところでした。」
ここでは、話し手が文脈の中で怖気づく・勇気を失うという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文5:判断・気持ち
We lost our nerve and didn’t make an offer on the house.
「私たちは怖気づき、その家に購入申し込みをしませんでした。」
ここでは、話し手が文脈の中で怖気づく・勇気を失うという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文6:会話での応用
I could hear his voice shake, but he never lost his nerve.
「声は震えていましたが、彼は最後まで勇気を失いませんでした。」
ここでは、話し手が文脈の中で怖気づく・勇気を失うという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
似た表現との違い
get cold feetとの違い
get cold feet:結婚・契約など予定したことの直前にためらう用法が特に自然です。
panicとの違い
panic:恐怖で取り乱すこと。必ずしも決意を撤回するとは限りません。
lose confidenceとの違い
lose confidence:自信を失う一般表現で、突然の勇気のしぼみより範囲が広いです。
似た表現は完全な同義語ではありません。まず基本的な言い換えで内容を伝え、慣れてからlose your nerveを使うと、ニュアンスの選択ミスを減らせます。
日本人が間違えやすいポイント
単語を日本語の順に直訳しない
lose your nerveはまとまりで機能します。冠詞・前置詞・所有格・代名詞などを自己流で省いたり足したりすると不自然になります。上の基本形を短い一文ごと覚え、そこから主語と対象だけを入れ替えましょう。
強さと人間関係を確認する
日本語では同じ訳でも、英語では軽い描写から厳しい批判まで強さが違います。相手を評価する言い方は、自分の失敗や架空の例で練習してから使うと安全です。
イディオムを無理に使わない
自然さは難しい表現の数では決まりません。意味がすぐ出てこないときは、簡単な動詞や短い説明文に分けた方が、誤解なく伝わります。
出てこない時の「しゅみすけ式」簡単英語
I got scared and couldn’t do it./She didn’t feel brave enough.
このように、主語+基本動詞+短い補足へ分解すれば大丈夫です。まず事実を伝え、必要なら理由や結果を次の文で足します。英会話では、一文を完璧に作るより短い文を二つ重ねる方が実用的です。
しゅみすけ(大山俊輔)
lose your nerveを自分の会話で使う練習
自分の経験を一文にする
最近の仕事、買い物、旅行、人間関係から、この表現に合う場面を一つ選びます。例文の主語や目的語を自分の情報へ置き換え、声に出してみましょう。
簡単英語とセットで言う
最初にlose your nerveを使った文を言い、次に「つまり」と考えてI got scared and couldn’t do it./She didn’t feel brave enough.のような説明を加えます。この往復練習により、表現を忘れても会話を止めずに済みます。
相手への配慮も練習する
評価や命令を含む場面では、Could you…、I think…、It seems…などを添える練習も有効です。正確な意味と自然な対人距離の両方を身につけられます。
「いつ勇気を失ったか」が大切
決断前・行動中のどちらにも使える
before the interviewなら面接前、halfway up the ladderならはしごを登る途中です。lose your nerveは行動の前だけに限定されません。「続けようとしたが怖くなった」という流れがあれば、途中でも自然です。
励ますときの言い方
Don’t lose your nerve.は励ましにもなりますが、相手が不安を訴えているときは少し強く聞こえることがあります。You’ve got this.やTake your time.を添えると、責めずに背中を押す言い方になります。
反対の状態はkeep your nerveで、「緊張する場面でも冷静さと勇気を保つ」です。対で覚えると定着します。
関連表現を広げたい方へ
完成した英熟語を体系的に探すなら、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。似た意味だけでなく、同じ基本動詞や前置詞を使う表現と比べると、語感の違いが見えやすくなります。
まとめ
lose your nerveの中心は「怖気づく・勇気を失う」です。文字どおりの絵から実際の意味へつなげ、基本の語順を保ったまま主語・時制・対象を変えるのがポイントです。似た表現との強さの違いにも注意しましょう。
すぐに出てこなければ、I got scared and couldn’t do it./She didn’t feel brave enough.のような簡単な英語で十分です。まず一つ、自分の経験に合う例文を作り、次の会話で使える形にしてください。










