
英語のことわざ There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out. を見て、単語は分かるのに「なぜこの意味になるの?」と感じたことはありませんか。結論から言うと、この表現は「知識不足そのものより、質問、確認、学習を避けたままにする態度を戒め、学ぶ行動を促す」という教訓を伝えます。
この記事では、日本語訳を一つ覚えるだけでなく、直訳から意味が生まれる仕組み、実際の会話での温度感、自然な文型、似たことわざとの違いまで整理します。最後には、ことわざが出てこないときに中学英語で言い換える「しゅみすけ式」も紹介します。
Contents
- 1 There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out.の意味を最初に確認
- 2 直訳から、なぜその意味になるのか
- 3 ネイティブが感じるニュアンス
- 4 単語・文法・語順のポイント
- 5 どんな場面で使える?
- 6 本文イラストで感覚をつかむ
- 7 日常・仕事で使える自然な例文
- 8 短い会話で使い方を確認
- 9 似た表現との違い
- 10 日本人が間違えやすいポイント
- 11 出てこない時の「しゅみすけ式」
- 12 自分の会話に取り入れる練習
- 13 関連表現を学ぶときの考え方
- 14 There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out.についてのFAQ
- 15 まとめ
There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out.の意味を最初に確認
There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out. の基本的な意味は、「知らないことは恥ではなく、知ろうとしないことが問題だ」です。より説明的に言えば、知識不足そのものより、質問、確認、学習を避けたままにする態度を戒め、学ぶ行動を促す、という考え方です。
ことわざは会話の状況を短くまとめる「コメント」です。そのため、日本語訳を毎回そのまま当てるのではなく、話し手が何を評価し、何に注意を促しているのかを見ると理解しやすくなります。
直訳から、なぜその意味になるのか
まずは言葉どおりの絵を思い浮かべる
直訳は、「知らないことに恥はない。恥は調べないことにある」です。この具体的な絵が、目の前の出来事を説明する比喩へ広がります。英語のことわざは、抽象的な教訓を身近な物や動作に置き換えるため、絵を思い浮かべると丸暗記になりません。
比喩が伝える中心メッセージ
大切なのは単語を一語ずつ日本語に置き換えることではありません。話し手が伝えたい中心は「知識不足そのものより、質問、確認、学習を避けたままにする態度を戒め、学ぶ行動を促す」です。直訳の場面と現実の場面を一本の線で結ぶと、初めて見る文脈でも意味を推測できます。
ネイティブが感じるニュアンス
初心者が質問する勇気を後押しする教育的な言葉です。ただし shame という強い語で相手を責めるより、自分も学ぶ姿勢を示しながら使うと温かく響きます。
ことわざは短いぶん、言い方や状況によって励まし、冗談、皮肉、警告のどれにもなり得ます。相手の事情を決めつけず、必要なら後ろに短い説明を足すと自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
単語・文法・語順のポイント
文の骨組み
no shame in + 動名詞で『〜することに恥はない』。lie in は『原因・本質が〜にある』で、finding out は調べて分かること。セミコロンが対照する二文を結びます。
ことわざ特有の省略と一般化
ことわざでは、主語や there is などが省略されたり、単数形・複数形で物事を一般化したりします。通常の説明文より圧縮されているため、語順を勝手に直すより、定型を一まとまりで覚えましょう。
どんな場面で使える?
英語学習、仕事の引き継ぎ、学校、旅行先で質問するとき。知る機会や安全な質問環境がない人を責める表現にはしません。
自然に聞こえる使い方
出来事を一度説明してから、最後にことわざを添えると唐突になりません。単独で言い切るより、It reminds me of the saying … や As the saying goes, … と前置きする方法もあります。
避けたい使い方
相手が苦しんでいる最中に、ことわざだけで話を終えると冷たく響くことがあります。まず共感や具体的な助言を伝え、ことわざは補助として使いましょう。
本文イラストで感覚をつかむ

イラストの具体的な場面と、ことわざが示す抽象的な教訓を見比べてください。「直訳の絵 → 現実の状況 → 話し手の評価」という順に考えると、自分の会話にも転用しやすくなります。
日常・仕事で使える自然な例文
I asked how the system worked because there is no shame in not knowing.
知らないことは恥ではないので、システムの仕組みを尋ねました。
Please check the safety rule instead of guessing.
推測せず、安全規則を確認してください。
A new employee should be able to ask basic questions.
新入社員が基本的な質問をできる環境であるべきです。
I do not know the answer yet, but I will find out.
答えはまだ分かりませんが、調べます。
例文を音読するときは、ことわざだけを強く読むのではなく、その前にある状況説明と一続きにしてください。何についてのコメントなのかが伝わり、押しつけがましさも減ります。
短い会話で使い方を確認
日常会話
A: I did not expect things to turn out this way.
B: True. There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out.
A: That is a useful way to look at it.
A: こんな展開になるとは思いませんでした。
B: そうですね。知らないことは恥ではなく、知ろうとしないことが問題だということです。
A: そう考えると分かりやすいですね。
仕事で説明を添える
A: Should we use that proverb in the meeting?
B: We can, but let us explain what we mean afterward.
A: Good idea. That will prevent misunderstanding.
似た表現との違い
It’s okay not to know. は共感的。Ask questions. は行動を直接促します。Better to ask than to remain ignorant. は同じ教訓ですが、ignorant が強く響きます。
似た表現を選ぶときは、日本語訳が近いかだけでなく、焦点が「行動」「価値判断」「警告」「励まし」のどこにあるかを確認します。ことわざが古風に聞こえる場面では、説明的な一文へ言い換えるほうが自然です。
日本人が間違えやすいポイント
語順や冠詞を自己流で変えない
shame to not know より shame in not knowing が定型。find out は情報を調べて判明させることで、find だけでは物を見つける意味になりやすい点に注意します。
日本語のことわざと完全一致させない
似た日本語があっても、使える相手や場面、皮肉の強さまで同じとは限りません。英語の場面を理解したうえで、日本語訳は意味を思い出す手がかりとして使いましょう。
出てこない時の「しゅみすけ式」
ことわざを自分の会話で無理に使う必要はありません。言いたい教訓を、知っている単語と基本文型で直接説明すれば十分に伝わります。
It is okay not to know yet.
意味を難しい比喩にせず、直接伝える言い方です。
Ask a question and learn the answer.
もう一歩具体的に説明したいときに使える、短く自然な言い換えです。
しゅみすけ(大山俊輔)
自分の会話に取り入れる練習
状況を一文で説明する
まず自分の経験を I … や We … で一文にします。次に That is why … を使って教訓を説明し、最後に余裕があればことわざを添えます。この順番なら表現だけが浮きません。
ことわざと簡単英語をセットで覚える
There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out. と It is okay not to know yet. を対にして音読してください。理解用のことわざと、発話用の簡単英語を分けて持つことが、実際の会話では役立ちます。
主語と場面を入れ替えて応用する
覚えた例文をそのまま繰り返すだけでなく、主語を I、we、my friend、our team に入れ替えてみましょう。さらに、家庭の話を仕事へ、仕事の話を旅行へ移すと、ことわざが使える範囲と使いにくい範囲が見えてきます。大切なのは、どの場面でも同じ日本語訳を当てることではなく、話し手が「知識不足そのものより、質問、確認、学習を避けたままにする態度を戒め、学ぶ行動を促す」とコメントしたくなる状況かどうかです。
たとえば、最初の文で事実を述べ、次の文で自分の評価を述べ、最後にことわざを置きます。この三段階にすると、聞き手は突然教訓を押しつけられたと感じにくくなります。自分の経験を一つ選び、英語二文とことわざ一文でミニスピーチを作ってみてください。
理解できることと、自分で使うことを分ける
ことわざはニュース、映画、スピーチ、SNSで見かけるため、受け身の語彙として知っている価値があります。一方、日常会話で頻繁に使う必要はありません。まず聞いて意味が分かる状態を目標にし、発話では簡単な言い換えを選びます。その後、相手との関係や会話の雰囲気が合うときだけ定型表現を添えると、自然で伝わる英語になります。
声に出して練習すると、語順とリズムも一緒に定着します。
関連表現を学ぶときの考え方
英語の定型表現は、完成した一文として覚えながら、内部の基本語や文型にも注目すると応用が利きます。ほかの表現を探すときは、英熟語・定型表現のまとめも活用してください。
There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out.についてのFAQ
今の会話でも使えますか?
意味は通じます。ただし、ことわざらしい古風さや教訓的な響きがあります。自然さを優先するなら、先ほどの「しゅみすけ式」の言い換えを選べます。
文章の中ではどう紹介しますか?
As the saying goes, “There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out.” の形が使えます。引用符や句点の扱いは媒体のスタイルに合わせ、本文では意味を一文補足すると親切です。
まとめ
There is no shame in not knowing; the shame lies in not finding out. は「知らないことは恥ではなく、知ろうとしないことが問題だ」を表すことわざです。中心にある考えは、知識不足そのものより、質問、確認、学習を避けたままにする態度を戒め、学ぶ行動を促す、ということ。直訳の絵、文法の骨組み、実際の文脈を結びつければ、単なる暗記ではなく納得して理解できます。
自分で話すときは、まず It is okay not to know yet. のような簡単な英語で十分です。ことわざは理解できる表現として蓄え、使いやすい場面で自然に添えてみてください。










