
「後ろめたい」を英語で言いたいとき、一つの英単語だけに置き換えると場面に合わないことがあります。自分の行動に罪悪感があるならfeel guilty、良心が痛み続けるならhave a guilty conscience、態度から隠し事がありそうならhave something to hideが自然です。
この記事では、日常会話・仕事・人間関係でそのまま使える例文とともに、似た英語の違いを整理します。難しい語が出てこないときの簡単な言い換えも紹介します。
Contents
「後ろめたい」の主な英語表現
- feel guilty:自分がしたこと・しなかったことを悪いと思う気持ち。
- have a guilty conscience:良心が痛み、心の中で罪悪感を持ち続けている状態。
- have something to hide:何か隠し事があること。
まずは「何が後ろめたいのか」「原因は何か」「話し手は状態を説明したいのか、評価したいのか」を確認すると選びやすくなります。同じ日本語でも、対象が人・物・行動・気持ちのどれかで英語が変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
場面ごとの意味と使い分け
feel guilty
自分がしたこと・しなかったことを悪いと思う気持ち。feel guilty about+名詞、feel guilty for+動名詞がよく使われます。
- I feel guilty about not calling her sooner.
もっと早く彼女に電話しなかったことを後ろめたく思います。 - I felt guilty for taking the last piece.
最後の一つを取って、後ろめたく感じました。
have a guilty conscience
良心が痛み、心の中で罪悪感を持ち続けている状態。やや説明的で、本人の心理や不自然な態度を述べます。
- He has a guilty conscience about what he did.
彼は自分のしたことを後ろめたく思っています。 - My guilty conscience kept me awake.
後ろめたい気持ちで眠れませんでした。
have something to hide
何か隠し事があること。後ろめたい気持ちそのものではなく、秘密があるという状況を推測する表現です。
- You look like you have something to hide.
何か後ろめたいことを隠しているように見えます。 - I have nothing to hide.
私には後ろめたい隠し事はありません。
形容詞・副詞・動詞の形を使い分ける
英語では、状態を説明する形容詞、動作の様子を加える副詞、変化や行動を表す動詞を区別します。たとえばbe+形容詞は「今どんな状態か」、動詞+副詞は「どのように行ったか」、get・feel・become+形容詞は「その状態になった/そう感じる」を表します。
人を主語にすると人物全体の評価に聞こえる場合があります。仕事や返事など一部分を述べたいときは、The report was …、My answer was …、I felt …のように、評価する対象を明示しましょう。断定を弱めたいときはa little、kind of、seemを添えられます。
よく使う語順と前置詞
気持ちの原因はabout+話題、for+行動、from+原因、with+繰り返す対象などで示します。ただし、どの前置詞を取るかは表現ごとに決まります。まず本文の例文をかたまりで覚え、自分の状況に名詞だけ入れ替える方法がおすすめです。
- I feel … about the situation.(その状況について…と感じます)
- I got … when I heard the news.(知らせを聞いて…になりました)
- The answer was a little …(その返事は少し…でした)

ポジティブ・ネガティブと失礼度
「後ろめたい」は文脈によって、単なる状態説明にも、相手への否定的な評価にもなります。自分の状態としてIを主語にすれば率直な自己説明になりやすい一方、You are …と相手を直接評価すると強く響くことがあります。改善点を伝える場面では、人柄ではなく具体的な行動・成果物・今回の状況に焦点を当てると安全です。
日本人が間違えやすいポイント
ashamedは「恥じている」で、guiltyより自己評価が強くなることがあります。またguiltyには法的な「有罪の」もあるため、日常の軽い罪悪感にはfeel guiltyと動詞を付けると心理状態だと明確です。
辞書の最初の訳がいつでも正解とは限りません。日本語の語感だけで選ばず、主語と目的語、前置詞、肯定・否定の響きまで含めて例文で確認しましょう。
しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える
ぴったりの単語を思い出せなくても、「何が起きたか」「自分はどう感じたか」「次にどうしたいか」を基本語で順番に言えば十分伝わります。
- I feel bad about what I did.
自分のしたことを悪く思っています。 - I know I shouldn’t have done it.
すべきではなかったと分かっています。 - I haven’t told her the whole truth.
彼女にすべて本当のことを話していません。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話で使うための練習
まず自分が最近「後ろめたい」と感じた場面を一つ思い出してください。次に、原因をbecause、after、whenのどれかで足します。最後に、必要ならI need …やI want to …で次の行動を続けます。この三段階にすると、単語暗記ではなく自分の英語として定着します。
仕事では事実を先に、感情をあとに置くと落ち着いた説明になります。友人との会話ではHonestlyやTo be honestを文頭に置くこともできますが、相手への批判に聞こえないようI felt …を中心にしましょう。
関連表現
「申し訳ない」の英語表現もあわせて読むと、近い日本語との境界が分かります。感情・状態・日本語特有のニュアンスをまとめて確認するなら、日本語のニュアンスを英語で伝える表現一覧も参考にしてください。
まとめ
「後ろめたい」は、場面を分けて英語を選ぶことが大切です。自分の行動に罪悪感があるならfeel guilty、良心が痛み続けるならhave a guilty conscience、態度から隠し事がありそうならhave something to hideが自然です。 迷ったときは、まず簡単なI文で状況を説明し、必要に応じて具体的な形容詞・副詞・動詞へ言い換えましょう。










