MBA ビジネス英会話 第9回 PM Theory

マンツーマン英会話スクール 「b わたしの英会話」レッスンパートナーが、ビジネススクールのクラス討議の場面を想定し、よく使われる便利な表現や間違いやすいポイントを徹底伝授する連載コラム。
第9回は前回の“答え合わせ”をしながら、引き続き面従腹背の組織に悩むリーダーを描いたケースを元に行われている討議の様子をのぞいてみよう。


―――よく使われる便利な表現、間違いやすいポイントをチェックしよう

講師:今日は、面従腹背の組織に悩むリーダー、鈴木さんのケースを読んでいただきました。まず、皆さんにお聞きしたいのですが、鈴木さんが上司であったら、付いていきたいと思いますか?

Teacher: Today, we read about the case of Suzuki-san who is suffering from the problem of having an organization which is, whilst nominally following his leadership, not really behind him. Firstly, I would like to ask 【Point】everyone whether, if they had Suzuki-san as a leader, they would follow him or not.

A:私は、あまり付いていきたい感じがしませんでした。

A: I didn’t feel that in my case, I would particularly want to 【1.follow】 his leadership.

講師:それは、なぜでしょう。鈴木さんは、営業部では、いつもトップの成績を収めていましたし、その後は、海外有名校でMBAも取得しています。最近、社内のビジネスプランコンテストで優秀賞も取りましたよね。今のチームの営業成績だって、悪くはありません。

Teacher: Why would that be / Why is that? After all, in the Sales Department, Suzuki-san always achieved 【2.the top result】. After that, he went on to get an MBA at a famous overseas school. Recently, he also won an award for outstanding performance for a business plan contest held within the company. Even the present team’s sales results aren’t at all bad.

B:確かに優秀な人だと思います。彼が作った計画や、指示の内容も適切だと思います。でも、どうにも性格が好きになれないというか・・・。なんだか、ギスギスした感じの悪いチームですよね。

B: I am sure that he is a very talented person. The plans he has formulated and the contents of the instructions he has given have been appropriate. But, I just can’t bring myself to like him as a character. Somehow, relations in the team seem awkward.

講師:例えば、どんなところで、そう感じましたか。

Teacher: In what ways did you feel that? Can you give us some examples?

B:若手社員の見ているところで年配社員を怒鳴りつけたり、部下の手柄を自分のもののように言ったりする場面がありましたよね。そうした細かなところに、人の感情に配慮できない様子が表れています。

B: Older employees were yelled at in view of younger employees, and there was a scene where he spoke, seeming to take credit for a subordinate’s achievements. In those such small ways, the insufficient 【3.consideration】 he paid to peoples’ feelings is apparent.

C:「俺は、口を酸っぱくして言っているのに、どうして皆、もっと頑張らないんだ」と嘆く場面がありますが、「指示さえしておけば、人は一所懸命に動く」と思うのは間違いですよね。「なぜ、それが必要なのか」とか、「それをすることで、どんな良いことがあるのか」とか、目的が伝わり、そこに納得できなければ、本当の意味で人を動かすことはできないと思います。

C: There is a scene in which he laments “Although I tell people again and again, people just don’t work harder” However, the belief that if you just order someone to do something, then they will do their best to make it happen, is quite simply mistaken. I think that in order to truly get people moving, the objective must be explained and people must accept the explanation. People need to know why something is necessary and what, if the action is taken, will be the benefits arrived at.

A:部下との信頼関係が、全く構築できていないんですよね。「なぜ、できないのか」、「どうしたらできるようになるのか」など聞きながら、育成していこうとする姿勢が見てとれません。

A: He hasn’t managed to build a relationship of trust with his subordinates at all. He just asks why it is that something hasn’t happened and what is it he needs to do to make something happen, without showing any signs of trying to build such a relationship.

講師:良いポイントですね。ところで皆さんは、「PM理論」(PM Theory)というフレームワークは、ご存じですか? リーダーシップは、「P機能(目標達成機能/Performance function)」と「M機能(集団維持機能/Maintenance function)」という二つの能力要素で構成されているという理論です。

Teacher: That’s a nice point. By the way, is everyone familiar with the “PM Theory” framework? This is a theory which says that leadership is 【4.derived】 from two elements; the “P 【5.Function】” (Performance Function) and the “M Function” (Maintenance Function).

 P機能は、メンバーへの指示や叱咤激励などにより、目標を達成する能力、M機能は、人間関係に配慮し、集団のチームワークを維持・強化する能力を言います。そして、P機能とM機能の二つの能力要素の強弱により、リーダーシップを「PM型」「Pm型」「pM型」「pm型」の四つに分類します。

The “P Function” is a measure of the ability to achieve targets, attained from giving instructions, pep talks and so on to members. The “M Function” is a measure of the ability to support and strengthen a group’s teamwork through consideration given to the feelings of its members. Depending on the relative strength or weakness of either of the two functions, “M” and “P”, leadership can be classified into four parts; “PM”, “Pm”,”pM” or “pm”

 このケースの鈴木さんは、P機能は高い一方で、M機能に課題が残る「Pm型」と言えるでしょう。目標を達成することができるが、集団を維持・強化する力が弱いため、将来に渡って強いチームであり続けられるかというと、少々、不安が残りますよね・・・。

In this, Suzuki-san’s case, whilst the “P Function” is high, there is a problem with the “M Function” giving us probably a “Pm” . Given the weakness in supporting and strengthening the team, although the team can currently reach targets, there remains doubt whether in the future, the team will be able to continue as a strong one.

■MBA頻出の便利な表現
1. follow one’s leadership
ご存じの通り、「leadership」は「指導力」の意味で、「リーダーシップ」というカタカナ語でも、原語と同じ意味で使われています。動詞形は「lead」で、「率いる」「導く」の意味ですが、「リードする」など、こちらも原語のまま使われていますね。誰かしらリーダーに「付いていく」という場合には、今回のように「follow one’s leadership」と「follow」という動詞を伴いますが、誰かしらリーダーが、そのリーダーシップを「示す」場合には、「show」または「demonstrate」を動詞として用います。

例文:
The President demonstrated/showed strong leadership throughout the recession.
CEOは不景気の期間中ずっと、強いリーダーシップ力を示しました。

Getting people to follow your leadership is extremely difficult.
人々をリーダーシップの下に動かすことは(言う通りに行動してもらうのは)非常に難しいことです。

2. the best result
ここで思い出していただきたかったのは、形容詞+名詞の原級・比較級・最上級に付する「不定冠詞(a/an)」と「定冠詞(the)」の用い方です。原級と比較級には「a/an」を付け、最上級には「the」を付けます。つまりここでは、「a good result」、「a better result」、「the best result」となります。「最上級」ということは即ち、何らか“一番”のものを示すわけですから、定冠詞で特定のものと表せるわけです。日常的には「It’s best」と「the」を省略することも多いのですが、「It’s the best」が間違いということではありません。最上級を用いる場合は、常に「the」が必要と考えていただいて結構です。

例文:
This financial year, we achieved the best sales figures ever.
今営業年度の売上は過去最高の数字となりました。

We selected a better distributor.
以前よりも良い販売店を選びました。

3. consideration
consideration(名詞)は、「考慮」「考慮すべきこと」の意味。また例えば、動詞の「show」などと用いると「配慮(を示す)」の意味になります。

例文:
Proximity to major roads is an important consideration (=factor) in factory location.
工場の立地を決めるときの大切な要因として主要な道路の近くであることが挙げられます。

He showed insufficient consideration to his staff.
彼はスタッフに対して配慮を十分には示していません。

4. derive from
「derive」の語源は、「river(川、流れ)」。これに、「de(下に)」を組み合わせ、「導き出す」「引き出す」というような意味を持ちます。同じく「river」の派生語には例えば「arrive」(「ar」は「~の方向に」)があります。また「derive」と同じ語源の言葉として、金融用語の「financial derivative(金融派生商品)」が挙げられます。

例文:
A. He derived great satisfaction from his work.
彼は仕事から大満足を得ました。

5. function
ここでの「function」は「機能」という意味で使っていますが、より一般的なのは「役割」の意です。名詞としてだけでなく、動詞としても頻繁に使われている表現です。

例文:
Her function was to be a mediator between the two parties in the dispute.
彼女の役割は紛争での両者の調停役でした。

The Tokyo Office functions as the main Asian office.
東京事務所はアジアのメインオフィスの役割を果たしています。

■間違いやすいポイント

Point:性別不明な個人を特定する

 本文の「everyone whether, if they had Suzuki-san」という文面で、「なぜsheやheではなく、theyを使うのだろう」と思われた方はいらっしゃいますか?

 「everyone」は「everybody」は単数形ですので、後に続く文面も、「she」や「he」と三人称単数を取るのが文法的には正しいのですが、「if」に続く「誰か」が男性か女性か分からない場合や感情的に特定することを避けたい場合には三人称複数の「they」を取るのが一般的です。

 昨今の社会的な女性の地位向上なども鑑み、日常のコミュニケーションにおいては、英文法のルールに則って、安直に「he」と言ってしまうことよりも、こうして平等さを表現することの方に重きが置かれているのです。よって皆さんも、男性・女性のどちらかの特定できない場合、または特定することを避けたい場合には「he/she」ではなく「they」を使ってください。例えば、

Has the position for manager been filled yet? (新しいマネジャーは見つかりましたか?)
Yes, as I understand it they are due to start on the 15th of this month. (見つかったみたいです。「彼/彼女」は今月の15日から仕事を開始するようです)

といった具合です。ちなみに、社会の変化に伴う不定代名詞の「one」も、最近ではあまり使われなくなってきました。

I don’t understand the new company policy at all. (会社の新しい方針が理解できません)
I agree. You don’t know what to do at all! (私も同感です。何をすればよいのかさっぱり分かりません)

 この場合の「you」は「あなた」ではなく「誰でも」という意味です。以前でしたら、こんなとき、「One doesn’t know what to do at all!」と表現しました。

 こうした配慮や言い換えは英語ならではのもので、こんなとき、主語を特定しなくても会話が成り立つ日本語の素晴らしさを感じてしまいます!


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