
In that caseは、会話で「それなら・その場合」と伝えたいときに使う表現です。単語を一つずつ訳すより、会話の流れを整えるひとかたまりとして覚えるのがコツ。この記事では、意味とニュアンス、自然な語順、似た表現との違い、恋愛と仕事の例文までまとめます。
しゅみすけ(大山俊輔)
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In that caseの意味とニュアンス
直前に聞いた条件や事情を受け、その条件ならどうするかを示す表現です。日本語では「それなら・その場合」が基本ですが、場面によっては少しくだけた訳や、丁寧な訳が自然になります。
大切なのは、この表現自体が話の主役ではなく、後ろに続く内容を聞きやすくする「会話のクッション」だという点です。言いにくいこと、意外なこと、確認したいことをいきなりぶつけず、聞き手に心の準備をしてもらえます。
基本の語順と使い方
基本形はIn that case, + 文です。独立したひと言として置いたあと、伝えたい内容を続けます。会話では区切って発音すると自然です。
- In that case, let’s meet at seven.
それなら、7時に会いましょう。 - In that case, we’ll need to revise the schedule.
その場合、日程を見直す必要があります。 - In that case, why don’t we take a taxi?
それなら、タクシーで行きませんか。
書き言葉ではコンマを置くのが分かりやすいですが、話すときは短い間を取るだけで十分です。相手との距離や内容の重さに合わせて、声の調子をやわらかくすると押しつけがましさを抑えられます。

Then / If soとの違い
In that caseは「それなら・その場合」という会話上の役割が中心です。一方、Then / If soは似た場面でも、許可・率直さ・単なる話題転換など焦点が少し異なります。日本語訳が近くても、何を相手に予告しているかで選びましょう。
迷ったときは、後ろの文を消して前置きだけを比べるより、「このあと相手に何を伝えるのか」を先に決めると選びやすくなります。意見、質問、偶然の情報、立場の確認など、発言の目的から逆算するのが実用的です。
恋愛・仕事での会話例
仕事で
A: In that case, we’ll need to revise the schedule.
B: Thanks for telling me. Let’s look at it together.
A: Thank you. I wanted to be clear before we moved on.
恋愛・日常で
A: In that case, why don’t we take a taxi?
B: I’m glad you told me.
A: I wasn’t sure how to say it.
しゅみすけ(大山俊輔)
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
この表現がすぐに出てこないときは、難しく言い換えなくて大丈夫です。まずはI want to say something.、Can I tell you something?、This is just my opinion.のような短い英語で発言の目的を伝え、そのあとに本題を続けましょう。
しゅみすけ式では、「ぴったり一語」を探して黙るより、知っている単語で二文に分けることを優先します。たとえば「それなら・その場合」なら、This may sound a little direct. But …のように、注意書きと本題を分ければ十分通じます。
In that caseの発音と会話のリズム
イン・ザッ(ト)・ケイス。that の語尾を弱め、case をはっきり言います。
前置き表現は、一語ずつ慎重に読むより、後ろの本題へ渡す一つのチャンクとして練習すると実際の会話で出やすくなります。まず前置きだけを三回、そのあと短い文を付けて三回音読してみましょう。
使える場面・避けたい場面
直前に示された条件を受ける表現です。新しい話題を突然始めるときには使いません。then より「その事情なら」という条件との結びつきが明確です。
メールや会議では、相手との関係と発言の重さも確認しましょう。親しい会話で自然な表現でも、契約・人事・謝罪など正確さが必要な場面では、前置きのあとに条件や事実を具体的に述べることが大切です。
追加例文で使い方を確認
- In that case, I’ll come tomorrow instead.
それなら、代わりに明日来ます。 - In that case, we should inform the client now.
その場合、今すぐ顧客へ知らせるべきです。 - In that case, I’ll order the same thing.
それなら、私も同じものを注文します。 - In that case, there’s nothing to worry about.
それなら、心配することはありません。 - In that case, shall we postpone the meeting?
その場合、会議を延期しましょうか。 - In that case, you should talk to her directly.
それなら、彼女に直接話したほうがいいです。 - In that case, let’s keep the original plan.
それなら、元の計画のままにしましょう。
よくある間違い
日本語訳だけで選ぶ
「それなら・その場合」という訳だけを暗記すると、似た表現との違いが見えません。Then / If soと比べ、発言の目的が許可・驚き・条件・本音・立場の限定のどれなのかを確認しましょう。
前置きだけを丁寧にしすぎる
長い前置きのあとに曖昧な本題を続けると、かえって伝わりにくくなります。前置きは短く、本題は主語と動詞が明確な一文にするのが基本です。
In that caseのFAQ
ビジネスでも使えますか?
使えます。ただし、正式な文書より会話・会議・比較的自然なメールに向く表現です。重要な条件は前置きだけで済ませず、具体的に書きます。
文頭以外でも使えますか?
多くの場合は文頭が最も自然です。文末や途中に置ける表現もありますが、学習段階では「In that case, + 本題」の型から始めると安全です。
丁寧な表現ですか?
相手への配慮を示せますが、丁寧さは声の調子と後ろの内容にも左右されます。前置きがあっても、断定や批判が強すぎればきつく聞こえます。
会話で毎回使ってもよいですか?
必要な場面だけで使うほうが自然です。多用すると回りくどく聞こえるため、簡単な内容なら前置きなしで伝えてかまいません。
まず覚える一文は?
In that case, I’ll come tomorrow instead.がおすすめです。自分の状況に名詞や時刻を入れ替え、口から出るまで繰り返しましょう。
that case が指すものを明確にする
that case は、直前に相手が示した条件・事情を指します。会話が長くなり「その場合」が何を指すか曖昧になったら、If the train is canceled, … のように条件を言い直すほうが安全です。特に仕事では、前提を明示すると認識違いを防げます。
まとめ
In that caseは「それなら・その場合」を表す会話表現です。意味だけでなく、後ろにどんな内容を続けるかまでセットで練習すると定着します。まずは上の例文を自分の仕事や人間関係に置き換え、声に出して使ってみてください。










