plough intoの意味は?「衝突する・勢いよく取りかかる」の使い方

plough intoの衝突する・勢いよく取りかかるという意味

plough into は、何かへ勢いよく進み込むイメージから、「激しく衝突する」と「仕事・食事などへ勢いよく取りかかる」を表します。英国綴りは plough、米国綴りは plow です。

基本の意味とコアイメージ

plough は本来、すきで土を力強く押し進む動詞です。そこへ「中へ」の into が加わり、抵抗があっても対象へぐいぐい進む感覚になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

直訳の「耕して中へ」から、勢いを弱めず対象へ突っ込む様子を想像すると、衝突と着手の2つがつながります。

2つの主な使い方

plough intoの衝突と勢いよく取りかかる用法の比較

物・人に激しく衝突する

The bus ploughed into a parked car.
バスは駐車中の車に激しく衝突しました。

The bike plowed into the fence.
自転車はフェンスへ勢いよく突っ込みました。

仕事・問題・食事に勢いよく取りかかる

She ploughed into the paperwork after lunch.
彼女は昼食後、書類仕事へ勢いよく取りかかりました。

He plowed into his dinner as soon as it arrived.
料理が届くと、彼はすぐ勢いよく食べ始めました。

語順

plough into+対象 が基本で、分離しません。衝突なら車・壁・群衆など、着手ならwork・task・mealなどが続きます。

crash into・tuck intoとの違い

crash into は衝突そのものを直接表す一般語です。plough into は重さや勢い、止まれず押し進む感じが強くなります。tuck into は主に食事を楽しんで食べ始める英国表現で、仕事への着手には通常使いません。

日本人が間違えやすい点

単なる接触に使うと大げさです。また、仕事を普通に始めただけなら start working のほうが自然です。勢い・集中・大量処理が感じられる場面で選びましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

出てこなければ、The car hit the wall. や She started working hard. と基本語で言えば十分伝わります。

簡単な言い換え

  • The car hit the wall hard. 車は壁に激しくぶつかりました。
  • She started the work immediately. 彼女はすぐ仕事を始めました。
  • He began eating quickly. 彼は勢いよく食べ始めました。

plough intoの二つの意味を整理する

plough intoには、「勢いよく衝突する」と「仕事などへ猛烈に取りかかる」という二つの用法があります。共通するのは、すきが土の中へ力強く入っていくように、抵抗のある対象へ勢いよく進むイメージです。intoは「外から中へ」の方向を示します。

主語 目的語 意味
車・船・人 壁・車・群衆 激しく衝突する
人・チーム 仕事・課題 猛烈に取りかかる
食事 勢いよく食べ始める
資金・時間 事業・計画 大量に投入する場合がある

乗り物が激しく衝突する

  • The car left the road and ploughed into a tree.
    車は道路を外れ、木へ激しく衝突しました。
  • A delivery van ploughed into the back of a bus.
    配送車がバスの後部へ激突しました。
  • The ship ploughed into the harbour wall during the storm.
    嵐の中、船が港の壁へ衝突しました。
  • The cyclist lost control and plowed into a fence.
    自転車の人は制御を失い、柵へ突っ込みました。

ニュースでは、速度や被害の大きい事故を生々しく描写するために使われます。単なる接触ならhit、衝突そのものを中立的に述べるならcrash intoが使いやすい表現です。

人が勢いよく取りかかる

  • After lunch, we ploughed into the remaining paperwork.
    昼食後、私たちは残った書類仕事へ猛烈に取りかかりました。
  • She ploughed into the research without reading the instructions.
    彼女は説明を読まずに研究へ勢いよく取りかかりました。
  • The volunteers ploughed into the cleanup as soon as they arrived.
    ボランティアは到着するとすぐ、清掃へ精力的に取りかかりました。
  • He ploughed into his dinner after the long journey.
    長旅のあと、彼は夕食を勢いよく食べ始めました。

この用法は精力的な行動を肯定的に描くこともあれば、考えずに突っ込む無計画さを示すこともあります。without thinkingwithout checkingが続けば批判的です。

crash into・run into・tuck intoとの違い

  • crash into:車・物が衝突する一般表現。
  • plough into:勢いと重量があり、対象を押し進むような激しい衝突。
  • run into:衝突するほか、人に偶然会う、問題に遭遇する。
  • slam into:大きな衝撃音を伴って激突する。
  • tuck into:食事をおいしそうに勢いよく食べる。主に英国英語。
  • dive into:仕事や話題へ熱心に飛び込む。より軽快。

語順・綴り・文法

intoは句動詞の一部として目的語の前に置き、分離しません。plough into a wallplough into the workが正しく、目的語をploughとintoの間へ入れません。英国綴りはplough、米国綴りはplowです。過去形はploughed/plowed intoです。

会話例

A: How did the accident happen?
B: The driver lost control and ploughed into the barrier.
A:事故はどう起きたの?
B:運転手が制御を失い、防護柵へ激突しました。

A: We still have forty applications to check.
B: Let’s plough into them now and finish before five.
A:まだ40件の申請を確認しないと。
B:今から一気に取りかかって、5時までに終わらせましょう。

よくある間違い

  • 軽い接触にも使う:強い勢い・衝撃を伴う表現です。
  • plough in the wall intoのように分離する:intoの後ろに目的語を置きます。
  • 仕事用法を常に褒め言葉だと思う:無計画に突っ込む批判にもなります。
  • 食事なら常にplough intoを使う:普通に食べ始めるならstart eatingで十分です。

出てこないときのしゅみすけ式

しゅみすけ(大山俊輔)

衝突なら The car hit the wall very hard.、仕事なら We started working on it immediately.、食事なら He started eating quickly. と分けてください。基本動詞にvery hardやimmediatelyを足せば勢いも伝わります。

FAQ

plough intoはニュース以外でも使いますか?

はい。仕事・勉強・食事へ勢いよく取りかかる日常的な比喩用法もあります。

事故の説明で失礼になりますか?

強い衝撃を描写する語なので、重大事故では刺激的に聞こえる場合があります。中立的にはcrash intoを使えます。

plough throughとの違いは?

intoは対象へ取りかかる入口、throughは大量の対象を最後まで処理する過程へ焦点があります。

場面別の追加練習

  • The lorry skidded across the road and ploughed into two parked cars.
    トラックは道路を滑り、駐車中の車2台へ激突しました。
  • He opened the file and immediately ploughed into the editing work.
    彼はファイルを開くと、すぐ編集作業へ猛烈に取りかかりました。
  • The children ploughed into the food as soon as it was served.
    料理が出ると、子どもたちは勢いよく食べ始めました。
  • She ploughed into the debate before she understood the other side’s position.
    彼女は相手の立場を理解する前に議論へ突っ込みました。

意味を見分ける確認問題

  1. 主語が車で、目的語が壁 → 激しく衝突する。
  2. 主語が社員で、目的語が仕事 → 勢いよく取りかかる。
  3. 主語が空腹の人で、目的語が食事 → がつがつ食べ始める。
  4. 主語が資金で、目的語が開発 → 大量の資金を投入する可能性を考える。

目的語を先に確認すれば意味の大半を判断できます。衝突の用法では事故の原因や結果、仕事の用法では熱意か無計画さかを示す語にも注目しましょう。

ploughの関連表現

  • plough on:困難でも進み続ける。
  • plough through:大量の対象を苦労して処理する。
  • plough back:利益を事業へ再投資する。
  • plough up:土地を掘り返す・荒らす。

ploughの「重い抵抗を押し分ける」感覚と、後ろの方向語を組み合わせると意味を推測できます。

plough intoを使う際の補足

衝突の用法では、被害の大きさを必要以上に誇張しないことも大切です。軽い接触ならThe car hit the gate.、車体が食い込むような激しい事故ならThe car ploughed into the gate.が合います。

仕事の用法では、熱意を褒めるならShe enthusiastically ploughed into the task.、無計画さを批判するならHe ploughed into the task without a plan.のように副詞や後続表現で評価を明確にできます。

まとめ

plough into / plow into は「対象へ力強く進み込む」が中心です。物なら激突、仕事や食事なら勢いよい着手になります。

英熟語・定型表現まとめでも関連表現を確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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