
put awayは「片づける・しまう・蓄える」を表す句動詞です。短い表現ですが、目的語の位置や文脈によって日本語訳が変わるため、単語帳の訳だけでは実際の会話で迷いやすい表現でもあります。
先に答えると、中心イメージは「使っている場所から離し、本来の場所へ置く」です。この記事では、意味、ネイティブが感じるニュアンス、語順、場面別例文、似た表現との違い、間違いやすい点、簡単な英語での言い換えまで整理します。
Contents
put awayの意味と基本イメージ
put awayの基本的な意味は「片づける・しまう・蓄える」です。動詞putが動作を、awayが方向・結果を加えます。丸暗記せず「使っている場所から離し、本来の場所へ置く」と捉えると、物理的な用法と比喩的な用法が一本につながります。
- Please put away your shoes.
靴を片づけてください。 - I put the dishes away after dinner.
夕食後に食器をしまいました。 - Put it away when you are finished.
使い終わったらそれをしまってください。
物を所定の場所へ戻して見えない状態にするのが中心です。お金を蓄える、食べ物を大量に平らげる、人を刑務所へ入れるという口語的な広がりもあります。文脈で意味を見分けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
put+awayから意味を理解する
putは動作の中心を表し、awayはその動作が向かう方向や到達した状態を示します。英語の句動詞では、後ろの短い語が「どこへ・どんな状態へ」を補うため、同じ基本動詞でも意味が変わります。
put awayの場合は、使っている場所から離し、本来の場所へ置くという場面をまず想像してください。そこから、目に見える物の移動だけでなく、仕事、計画、数値、人間関係などの抽象的な対象にも意味が広がります。文脈に応じて自然な日本語に直すことが大切です。

ネイティブが感じるニュアンス
物を所定の場所へ戻して見えない状態にするのが中心です。お金を蓄える、食べ物を大量に平らげる、人を刑務所へ入れるという口語的な広がりもあります。文脈で意味を見分けます。
会話では、話し手が動作の方向や結果を具体的に見せたいときに選ばれます。一方、日本語訳は毎回同じにはなりません。直訳が不自然なら、その場面で実際に何が起きたかを考え、「進める」「下げる」「片づける」など自然な動詞に置き換えましょう。
語順と文法:目的語はどこに置く?
名詞なら2つの語順が使える
put awayは多くの場面で分離できる句動詞です。目的語が名詞なら、put away the clothesとput the clothes awayの両方が可能です。長い目的語は後ろに置くほうが読みやすくなります。
- Put away the clothes.
服を処理してください。 - put the clothes away.
服を処理してください。
代名詞は必ず間へ置く
目的語がit、them、himなどの代名詞なら、put it awayの語順にします。put away itのように後ろへ置くのは、分離型の他動詞用法では避けます。
ただし目的語を取らず、主語自身が動く自動詞用法がある表現では、We put away.のようにそのまま終わります。辞書の型だけでなく、「誰が何を動かすのか」を文全体で確認してください。
日常・仕事で使える例文
- Please put away your shoes.
靴を片づけてください。 - I put the dishes away after dinner.
夕食後に食器をしまいました。 - Put it away when you are finished.
使い終わったらそれをしまってください。 - She puts away some money every month.
彼女は毎月いくらか貯金しています。 - He put away two bowls of noodles.
彼は麺を2杯ぺろりと食べました。 - The criminal was put away for years.
その犯罪者は長年刑務所に入れられました。 - Could you put away the clothes, please?
服を片づけるてもらえますか。 - We put away it before the meeting.
私たちは会議前にそれを処理しました。 - They are putting away the clothes now.
彼らはいま服を処理しています。 - Do not put away it without asking.
確認せずにそれをしないでください。
命令形は操作や指示に便利ですが、職場や店ではCould you …?やPlease …を加えると柔らかくなります。完了を報告するときは過去形、進行中の動作ならbe + -ingを使えば十分です。
よく使われる形と時制
put away with+名詞/put away to+目的
句動詞の後ろには、手段を示すwithや目的を示すtoが続くことがあります。たとえばWe used a tool to put away the clothes.なら「道具を使って服を処理した」という流れです。前置詞まで一度に暗記するのではなく、「手段なのか、目的なのか」を考えて選びます。
否定文・疑問文
現在形の否定はdo not put away、過去の否定はdid not put awayです。疑問文ならDid you put away it?(それをしましたか)のように、助動詞の後ろで句動詞を原形に戻します。句動詞だからといって特別な時制変化をするわけではありません。
- Did you put away it already?
もうそれをしましたか。 - We did not put away the clothes.
私たちは服を処理しませんでした。 - Why are they putting away it?
なぜ彼らはそれをしているのですか。
短い会話で確認
A: Should I put away the clothes now?
今、服を処理したほうがよいですか。
B: Yes, please put it away before we leave.
はい、出発前にそれをしてください。
このように、最初は名詞で対象を示し、次の文では代名詞itに替えるのが自然な会話の流れです。2文をセットで音読すると、代名詞を間に置く語順も身につきます。
put awayと似た表現の違い
clean upとの違い
clean upは場所全体をきれいにすることです。 put awayを選ぶときは、「使っている場所から離し、本来の場所へ置く」という方向感覚が必要かを考えると判断しやすくなります。
put backとの違い
put backは元あった位置へ戻すことに焦点があります。 put awayを選ぶときは、「使っている場所から離し、本来の場所へ置く」という方向感覚が必要かを考えると判断しやすくなります。
storeとの違い
storeは長期保管する、データを保存するやや形式的な語です。 put awayを選ぶときは、「使っている場所から離し、本来の場所へ置く」という方向感覚が必要かを考えると判断しやすくなります。
日本人が間違えやすいポイント
日本語訳を一つに固定しない
片づける・しまう・蓄えるのどれになるかは目的語と状況で決まります。単語ごとに直訳するより、動作の前後で対象がどう変化したかを見ると自然な訳を選べます。
代名詞の位置を後ろにしない
名詞を使った形だけ覚えると、代名詞でも同じ位置に置きがちです。会話ではput it awayを一まとまりとして練習すると、語順を迷いにくくなります。
場面に合わない強さを避ける
句動詞には、単なる移動だけでなく、圧力・継続・排除などの含みが出る場合があります。丁寧な依頼が必要なら、命令形だけでなくCould you …?を使い、相手や場面に合う調子に整えましょう。
しゅみすけ式:出てこないときの簡単な言い換え
put awayを思い出せなくても、基本語彙で起きたことを直接説明すれば通じます。大切なのは難しい句動詞を無理に探して会話を止めないことです。
- Put this in its usual place.
これをいつもの場所へ戻してください。 - I save some money every month.
私は毎月少し貯金します。
最初の文は具体的な動作、次の文は比喩的な意味を基本動詞で表しています。短い主語+動詞の文に分ければ、句動詞を知らなくても必要な情報を正確に伝えられます。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話で自分の表現にする練習法
まず身近な対象を一つ選び、現在形・過去形・依頼文の3通りを作ります。たとえばclothesを使い、普段すること、昨日したこと、相手に頼みたいことを声に出します。次に目的語をitへ替え、語順がput it awayになることを確認します。
最後に、似た表現へ置き換えてニュアンスを比較します。正解を暗記するだけでなく、「方向や結果を強調したいからput awayを選ぶ」と理由まで言えるようになると、実際の会話でも定着します。
関連表現も確認しよう
句動詞は基本動詞や後ろの語を軸につなげて覚えると効率的です。ほかの表現は英熟語・定型表現のまとめから確認できます。リンク先の記事と例文を比べ、同じ方向語が意味をどう変えるか観察してみましょう。
まとめ
put awayは「片づける・しまう・蓄える」を表し、中心には「使っている場所から離し、本来の場所へ置く」というイメージがあります。意味を一語の日本語に固定せず、目的語と前後の状況から自然な訳を選びましょう。
名詞ならput away the clothesとput the clothes awayの両方が使え、代名詞はput it awayのように間へ置きます。似た表現との違いを確認しつつ、出てこないときはPut this in its usual place.のような簡単な英語でまず伝えてみてください。










