
転職したいけれど、うまくいく保証はない。海外で暮らしてみたいけれど、不安もある。そんなときに英語で「確信はないけれど、信じて一歩を踏み出す」と言いたいなら、take a leap of faith がぴったりです。
take a leap of faith は「確かな保証や十分な証拠がない状況で、何か・誰か・自分を信じて思い切って行動する」という意味です。単に危険を冒すのではなく、迷いや不安を抱えながらも「きっと大丈夫」と信じて進む気持ちが中心にあります。
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take a leap of faithの意味を一言でいうと?
take a leap of faith = 確証はないが、信じて思い切って一歩を踏み出す
日本語では、文脈に応じて次のように訳せます。
- 思い切ってやってみる
- 信じて一歩を踏み出す
- 覚悟を決めて飛び込む
- 一か八か信じて任せる
たとえば、新しい仕事への応募、起業、引っ越し、結婚、人に任せる決断など、結果がまだ見えない場面で自然に使われます。
I decided to take a leap of faith and apply for the job.
思い切ってその仕事に応募することにしました。
ここでは、無計画に危ないことをするのではありません。「成功する保証はない。でも自分の可能性を信じて応募してみよう」という前向きな決断です。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「信じて一歩を踏み出す」という意味になる?
leap は「跳ぶこと」「大きく跳躍すること」、faith は「信頼」「信念」です。直訳すると「信頼の跳躍をする」のようになります。
足元が完全には見えない場所から向こう側へ跳ぶ場面を想像してください。歩いて安全を一歩ずつ確かめることはできません。それでも、向こう側へ届くと信じて跳ぶ必要があります。このイメージが、結果の保証がない決断を表します。
大切なのは、faith が必ずしも宗教的な「信仰」だけを意味しないことです。このイディオムでは、自分、相手、計画、未来などへの信頼を表します。
Sometimes you just have to take a leap of faith.
ときには、思い切って信じて踏み出すしかありません。
ネイティブが感じるニュアンス
take a leap of faith には、次の3つが重なっています。
- 不確実さ:結果を完全には予測できない
- 信頼:自分や相手、未来を信じる理由がある
- 行動:考えるだけでなく、実際に一歩を踏み出す
そのため、単なる勢いや無謀さよりも、勇気のある前向きな決断として語られることが多い表現です。ただし、文脈によっては「十分な根拠がないまま決める」という慎重な含みも出ます。
Hiring her was a leap of faith, but it paid off.
彼女を採用したのは思い切った決断でしたが、結果的にうまくいきました。
この例では、採用時点で実力を完全には判断できなかったものの、可能性を信じたことが伝わります。
よく使う形と語順
take a leap of faith
最も基本的な形です。主語に合わせて take を変化させます。
She took a leap of faith and moved to Canada.
彼女は思い切ってカナダへ移住しました。
We’re taking a leap of faith with this new project.
私たちはこの新しい企画に、信じて踏み出そうとしています。
take a leap of faith and+動詞
「思い切って〜する」と、具体的な行動を続ける形です。会話でも記事でも使いやすい形です。
I took a leap of faith and started my own business.
思い切って自分の事業を始めました。
He took a leap of faith and told her how he felt.
彼は勇気を出して、彼女に自分の気持ちを伝えました。
a leap of faith
take を使わず、名詞として「信じて踏み出す決断」を表すこともできます。
Leaving my stable job was a leap of faith.
安定した仕事を辞めるのは、先を信じた思い切った決断でした。
This investment is a bit of a leap of faith.
この投資は、少し思い切った賭けのようなものです。
場面別の自然な例文
仕事・転職
I’m going to take a leap of faith and accept the offer.
思い切って、そのオファーを受けるつもりです。
Starting a business during a recession felt like a leap of faith.
不況の中で起業するのは、先を信じた大きな決断に感じられました。
We took a leap of faith by giving the new team more freedom.
私たちは新しいチームにより大きな裁量を与えるという思い切った判断をしました。
恋愛・人間関係
At some point, you have to take a leap of faith and trust him.
どこかの時点で、思い切って彼を信じる必要があります。
Moving in together was a leap of faith for both of us.
一緒に暮らし始めることは、私たち二人にとって勇気のいる決断でした。
She took a leap of faith and reached out to her old friend.
彼女は勇気を出して、昔の友人に連絡しました。
海外旅行・留学
I took a leap of faith and booked a solo trip to Spain.
思い切ってスペインへの一人旅を予約しました。
Studying abroad was a leap of faith, but it changed my life.
留学は勇気のいる決断でしたが、私の人生を変えました。
日常の決断
We took a leap of faith and bought the old house.
私たちは思い切って、その古い家を購入しました。
I don’t know if this plan will work, but I’m ready to take a leap of faith.
この計画がうまくいくかは分かりませんが、信じて踏み出す覚悟はできています。
take a risk・go for itとの違い

take a leap of faith:確証がなくても信じて踏み出す
「信じること」と「大きな一歩」が中心です。不確実でも希望や信頼を理由に動きます。
I took a leap of faith and joined the small startup.
その小さな新興企業を信じて、思い切って入社しました。
take a risk:損失の可能性を承知で危険を冒す
こちらは「危険・損失の可能性」に焦点があります。信頼や希望がなくても使えます。
We took a risk by investing most of our budget in one campaign.
予算の大半を一つのキャンペーンに投じるというリスクを取りました。
go for it:迷わずやってみる
相手を励ますカジュアルな一言としてよく使います。決断の不確実さや信頼を詳しく描く表現ではありません。
If you really want the job, go for it!
本当にその仕事がしたいなら、やってみなよ!
なお、「理屈より直感を信じる」と伝えたい場合は、Trust your gut.の意味・使い方も参考になります。
日本人が間違えやすいポイント
leapに冠詞aを付ける
基本形は take a leap of faith です。通常、take leap of faith とは言いません。
○ He took a leap of faith.
× He took leap of faith.
小さな日常行動には大げさになることがある
「初めての料理を注文してみる」のような軽い場面にも冗談として使えますが、基本的には人生・仕事・関係など、ある程度不確実で重要な決断に合います。
コーヒーの種類を変える程度なら、I’ll try something new. のほうが自然です。
無謀な行動を正当化する言葉ではない
take a leap of faith には信頼が含まれますが、「何も考えずに飛び込む」とは限りません。準備したうえで、最後には保証できない部分を受け入れて決める場面にも使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
でてこない時の「しゅみすけ式」簡単英語
take a leap of faith がすぐに出てこなくても、言いたい意味を短い基本英語に分ければ伝わります。
- I’m not sure, but I’ll try.
確信はないけれど、やってみます。 - I decided to trust myself and do it.
自分を信じてやることにしました。 - There’s no guarantee, but I want to move forward.
保証はありませんが、前に進みたいです。 - I don’t know what will happen, but I’ll give it a try.
どうなるか分かりませんが、やってみます。
大切なのは、難しいイディオムを思い出すまで黙ることではありません。not sure / trust / try / move forward のような知っている単語を組み合わせれば、「不安はあるが進む」という核は十分に伝えられます。
短い会話で使い方を確認
A: Are you really going to move abroad?
本当に海外へ引っ越すの?
B: Yes. I don’t have everything figured out, but I’m taking a leap of faith.
うん。全部決まっているわけではないけど、信じて踏み出すつもり。
A: That’s a big decision.
大きな決断だね。
B: It is, but I think I’ll regret it if I don’t try.
そうだね。でも、挑戦しなかったら後悔すると思う。
この会話のように、「まだ全部は分からない」という不確実さと、「それでも進む」という決断を続けると、表現のニュアンスが自然に伝わります。
まとめ
take a leap of faith は、「成功の保証はないが、自分・相手・未来を信じて思い切って一歩を踏み出す」という意味です。
- leap は「大きく跳ぶこと」、faith は「信頼・信念」
- take a leap of faith and+動詞で、具体的な行動を続けられる
- take a risk は危険性、go for it は気軽な後押しに焦点がある
- 出てこないときは I’m not sure, but I’ll try. でも伝わる
ほかの表現も意味だけでなく、直訳のイメージや似た言い方との違いから理解したい方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。










