
You’re telling me! は会話で「本当にそうだよ!」「まったくだ!」「言われなくても分かるよ」という強い同意を表します。直訳の「あなたが私に話している」ではなく、相手の感想を自分も十分すぎるほど実感している、と返す定型表現です。
特に、大変さ、面倒さ、暑さ、値段の高さなど、共通の不満や苦労へ同意するときに自然です。声を下げてため息まじりに言うことも、強く感情を込めて言うこともできます。
Contents
You’re telling me!の意味とニュアンス
- 本当にそうだよ
- まったくだ
- それは私もよく分かっている
- 言われなくても身にしみて分かる
表面上は「あなたが私に教えている」ですが、実際には「それを私に言うの? 私こそよく知っているよ」という反語的な感覚です。相手を否定せず、同じ経験を共有して距離を縮めます。
しゅみすけ(大山俊輔)

会話例で基本をつかむ
A: This week has been exhausting.
B: You’re telling me! I’ve worked late every night.
A:今週は本当に疲れたね。
B:本当だよ!毎晩遅くまで働いたよ。
A: Rent is getting expensive.
B: You’re telling me. Mine went up again.
A:家賃が高くなっているね。
B:まったくだよ。私の家賃もまた上がった。
A: The trains are crowded today.
B: You’re telling me! I couldn’t even move.
A:今日は電車が混んでいるね。
B:本当にそう!身動きもできなかったよ。
感嘆符なしの You’re telling me. でも強い同意になります。抑揚・表情・前後の文脈で定型的な意味だと分かります。
よく使う場面
仕事の大変さ
“The deadline is too tight.” “You’re telling me! We still have three sections to finish.”
「締め切りが厳しすぎる」「まったくだ!まだ3セクション残っているよ」
“That meeting was long.” “You’re telling me. I missed lunch.”
「あの会議は長かったね」「本当だよ。昼食を逃したよ」
天気・移動
“It’s freezing outside.” “You’re telling me! I can’t feel my fingers.”
「外は凍える寒さだね」「本当に!指の感覚がないよ」
“Traffic was terrible.” “You’re telling me. It took two hours.”
「渋滞がひどかった」「まったくだ。2時間かかったよ」
買い物・生活費
“Groceries are so expensive now.” “You’re telling me!”
「今は食料品がすごく高いね」「本当にそう!」
“This repair is going to cost a lot.” “You’re telling me. I saw the estimate.”
「この修理は高くつきそう」「まったくだ。見積もりを見たよ」
人間関係
“Getting everyone to agree is difficult.” “You’re telling me! I’ve tried all week.”
「全員に同意してもらうのは難しいね」「本当だよ!一週間ずっと試してる」
“Teenagers can be hard to understand.” “You’re telling me.”
「10代の子を理解するのは難しいことがあるね」「本当にそうだね」
肯定的な話題にも使える?
不満・苦労で特に多い表現ですが、強く共有している実感があれば肯定的な内容にも使えます。
“That concert was incredible.” “You’re telling me! The final song was amazing.”
「あのコンサートは最高だった」「本当に!最後の曲が素晴らしかった」
ただし、肯定的な同意なら Absolutely!、I know, right?、It really was. の方が分かりやすいこともあります。You’re telling me! は「自分も身をもって知っている」という含みが出やすい表現です。
直訳どおりの用法との見分け方
You’re telling me that the office is closed?
事務所が閉まっていると私に言っているのですか。
that節や具体的な内容が続き、確認する抑揚なら tell の通常用法です。一方、相手の評価に短く You’re telling me! と返すなら強い同意です。
You’re telling me what happened.
あなたは何が起きたかを私に話しています。
この文は文法説明や状況描写として直訳どおりですが、日常では文脈なしにあえて言うことは多くありません。定型返答は独立して使える点が目印です。
Tell me about it.との違い
Tell me about it. も文字どおりなら「それについて話して」ですが、定型的には「本当にそう」「その大変さなら私も知っている」という同意です。You’re telling me! と非常に近く、共通の不満に使えます。
“Commuting is exhausting.” “Tell me about it.”
「通勤は疲れるね」「本当にそうだよ」
Tell me about it. は乾いた共感・諦めの調子にもなり、You’re telling me! はより勢いのある同意にしやすい傾向があります。ただし声の調子で重なります。
I know, right?との違い
I know, right? は「だよね!」というカジュアルな同意です。肯定・否定の話題どちらにも広く使われ、友人同士で非常に自然です。
“This café is beautiful.” “I know, right?”
「このカフェ、きれいだね」「だよね?」
You’re telling me! は「私も十分よく知っている」、I know, right? は「あなたもそう思うよね」という共感の確認に重心があります。
Exactly・Absolutelyとの違い
Exactly. は「そのとおり」で、意見・説明の正確さに同意します。Absolutely. は「まったくそのとおり」で、強く肯定します。どちらも仕事で使いやすく、You’re telling me! より中立的です。
“We need clearer priorities.” “Exactly.”
「もっと明確な優先順位が必要です」「そのとおりです」
皮肉に聞こえる場合
相手が明白なことを説明したとき、低い声で You’re telling me. と言うと「そんなこと、言われなくても分かっている」といういら立ちに聞こえる場合があります。親しい共感か、突き放す皮肉かは、表情と次の文で判断します。
誤解を避けるには、You’re telling me—I’ve been dealing with it all week. のように自分の経験を足すと、共感の理由が明確です。
返し方
You’re telling me! はそれ自体が同意なので、必ず返事を重ねる必要はありません。会話を続けるなら:
- Exactly. It’s been a rough week.
本当に。大変な週だったね。 - I’m glad I’m not the only one.
そう感じているのが私だけでなくてよかった。 - Let’s take a break.
少し休みましょう。 - What happened on your side?
そちらでは何があったの?
日本人が間違えやすいポイント
- 質問とは限らない:語順は肯定文で、定型的な同意です。
- 「教えてください」ではない:それはTell me.です。
- 不満だけに限定しない:肯定的な体験にも使えます。
- 調子で皮肉になる:経験を一文足すと安全です。
- You tell me!とは違う:You tell me. は「あなたが教えてよ/私には分からない」の意味になり得ます。
出てこないときの「しゅみすけ式」
- I completely agree.
まったく同感です。 - I know exactly what you mean.
言いたいことがよく分かります。 - Yes, it is really difficult.
そうですね、本当に難しいです。 - I have the same problem.
私も同じ問題を抱えています。
しゅみすけ(大山俊輔)
ミニ練習
「今週は忙しすぎるね」「本当にそう。毎日残業だよ」を言います。
A: This week is far too busy.
B: You’re telling me! I’ve worked overtime every day.
まとめ
You’re telling me! は「本当にそう!」「まったくだ!」という強い同意です。特に共通の苦労や不満に自然で、自分も身をもって知っていることを示します。Tell me about it. は近い共感、I know, right? はくだけた「だよね」、Exactly. は中立的な「そのとおり」。迷えば I completely agree. と言い換えられます。
関連表現は英熟語・定型表現の親記事で確認できます。










