
「生物多様性」は英語でどう言えばよいのでしょうか。まず覚えたい中心表現はbiodiversityです。ただし、日本語では一語でまとめられても、英語では範囲や文脈によってbiological diversityなど別の語が自然になることがあります。
この記事では、biodiversityの意味・発音の考え方・語の組み立てから、似た表現との違い、日常会話や説明で使える例文、日本人が迷いやすい点まで整理します。難しい専門語が出てこないときに基本英語で言い換える「しゅみすけ式」も紹介します。
Contents
生物多様性は英語で「biodiversity」
biodiversityは「遺伝子・種・生態系にさまざまな違いがあること」を表す基本表現です。
| 英語 | 意味・使いどころ |
|---|---|
| biodiversity | 生物多様性を表す最も一般的な一語 |
| biological diversity | 同じ意味の正式で説明的な形 |
| species diversity | 種の多様性に焦点 |
| variety of wildlife | 日常語で「さまざまな野生生物」 |

最初は中心語を一つ覚え、必要になったときだけ関連語を足すのが実用的です。辞書の日本語訳が同じでも、英語では焦点が異なるため、目の前の場面に合わせて選びます。
単数形・複数形と冠詞
数えられる生物や種類を指す場合は、単数ならa / an、複数なら語尾の形に注意します。概念全体を表す不可算的な語では、むやみにaを付けません。例文をひとかたまりで音読すると、冠詞も一緒に身につきます。
発音はかたまりで練習する
単語だけを何度も読むより、This is biodiversity. や It is related to biodiversity. のような短い文で練習すると、会話で取り出しやすくなります。強く読む部分と弱く読む機能語の差を意識しましょう。
言葉の組み立てから意味をつかむ
bio-は「生命」、diversityは「多様性」。動植物の種類が多いことだけでなく、同じ種の遺伝的な違いや、生態系の種類の豊かさも含む広い概念です。
日本語訳ではなく「焦点」を見る
英単語を一対一の訳で覚えると、似た語が出たときに迷います。「場所を言う語か」「分類を言う語か」「状態を言う語か」「働きや関係を言う語か」を確認すると選びやすくなります。
関連語をセットで覚える
protect biodiversity(生物多様性を守る)、loss of biodiversity(生物多様性の損失)、biodiversity hotspot(生物多様性ホットスポット)。名詞一語だけでなく、よく一緒に使う形まで覚えると、読むための知識が話すための知識に変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
biodiversityと似た英語の違い
似た語は完全な同義語ではありません。違いを一言で整理すると、会話中の選択が速くなります。
biodiversity
生物多様性を表す最も一般的な一語。文章では、前後に具体例や場所、理由を加えると意味がさらに明確になります。
biological diversity
同じ意味の正式で説明的な形。文章では、前後に具体例や場所、理由を加えると意味がさらに明確になります。
species diversity
種の多様性に焦点。文章では、前後に具体例や場所、理由を加えると意味がさらに明確になります。
variety of wildlife
日常語で「さまざまな野生生物」。文章では、前後に具体例や場所、理由を加えると意味がさらに明確になります。
どんな場面で使う?自然な英語例文
1.The island is rich in…
The island is rich in biodiversity.
その島は生物多様性に富んでいます。
短く事実を説明する形なので、会話だけでなく、旅行先の案内、学校の発表、ニュースの話題にも使えます。主語を身近な生物・地域・食べ物に替えると、そのまま自分の英文になります。
2.Climate change threatens biodiversity….
Climate change threatens biodiversity.
気候変動は生物多様性を脅かしています。
短く事実を説明する形なので、会話だけでなく、旅行先の案内、学校の発表、ニュースの話題にも使えます。主語を身近な生物・地域・食べ物に替えると、そのまま自分の英文になります。
3.We need to protect local…
We need to protect local biodiversity.
地域の生物多様性を守る必要があります。
短く事実を説明する形なので、会話だけでなく、旅行先の案内、学校の発表、ニュースの話題にも使えます。主語を身近な生物・地域・食べ物に替えると、そのまま自分の英文になります。
4.Farming methods can affect biodiversity….
Farming methods can affect biodiversity.
農法は生物多様性に影響を与えることがあります。
短く事実を説明する形なので、会話だけでなく、旅行先の案内、学校の発表、ニュースの話題にも使えます。主語を身近な生物・地域・食べ物に替えると、そのまま自分の英文になります。
会話で使いやすい基本パターン
A is biodiversity.
「Aは生物多様性です」と分類を端的に伝える形です。最初の説明として最も簡単で、後ろに理由や特徴を続けられます。
A is important for B.
「AはBにとって重要です」。専門用語を繰り返さず、役割を説明するときに便利です。自然・文化・食生活など幅広い文脈で使えます。
A is found in B.
「AはBで見られます」。分布や場所を説明する定番です。in Japan / in wetlands / in this regionのように場所を続けます。
日本人が間違えやすいポイント
日本語の一語を、いつも同じ英語にしない
文脈によってはbiological diversityのほうが自然です。分類名を答えるのか、特徴を説明するのか、一般の人に分かりやすく言うのかを先に決めましょう。
単数・複数と種類の話を混同しない
一個体なら単数、複数の個体なら複数形です。一方、「~という種類」を一般論として話すときは複数形や無冠詞の概念語がよく使われます。
難しい語だけで説明を終えない
相手が専門語を知らない可能性もあります。専門語の後に短い説明を置くと親切です。It means …、It lives …、It is used …など中学英語で十分です。
出てこない時の「しゅみすけ式」
biodiversityがすぐ出てこなくても、意味を直接説明すれば会話は止まりません。
- It is a kind of animal / plant / food.(動物・植物・食べ物の一種です)
- It originally lives or grows here.(もともとここに生息・生育しています)
- It is important in nature / daily life.(自然・日常生活で重要です)
- It is different from … because …(…とは違います。なぜなら…)
正確な単語を思い出すまで沈黙するより、「種類+特徴+場所」の三つを短く言うほうが伝わります。たとえば It is an animal. It lives both on land and in water. のように文を分けて構いません。
しゅみすけ(大山俊輔)
説明を一段詳しくする表現
特徴を加える
It is known for …(…で知られています)、It has …(…を持っています)、It can …(…できます)を使うと、専門知識がなくても具体的に話せます。
原因・影響を加える
becauseで理由、soで結果、affectで影響を表せます。環境の話では Climate change affects … や We need to protect … が便利です。
比較する
Unlike A, B …(Aと違ってBは…)、A is more … than B.(AはBより…)を使えば、似た概念との違いを短く説明できます。
よくある質問
専門的な場面でも同じ語を使えますか?
基本語は共通して使えますが、法律・生物学・地域研究などでは定義が決められている場合があります。公的資料を訳すときは、その機関が採用する用語も確認してください。
英会話では難しい単語を使うべきですか?
相手と目的次第です。単語を知っていれば使い、その直後に簡単な説明を添えるのが理想です。知らなければ、しゅみすけ式の説明だけでも十分に伝わります。
覚えるときのコツは?
表の単語を一度に全部暗記せず、中心表現一つ、対比語一つ、自分用の例文一つを選びます。翌日に何も見ずに言い直すと定着しやすくなります。
まとめ
「生物多様性」の中心表現はbiodiversityです。ただし、biological diversityなどの関連語とは焦点が異なります。まず意味の境界を理解し、短い例文を一つ自分の話題に置き換えてみましょう。
単語が出てこない場合も、「何の一種か」「どんな特徴があるか」「どこで見られるか」を基本英語で伝えれば問題ありません。正しい専門語と簡単な説明をセットにすることが、実際の会話で最も使いやすい学び方です。
関連する英語表現を体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめも参考にしてください。










