
「合法的に」を英語で言うときは、場面により legally、lawfully、within the law を使い分けます。基本は legally ですが、違法ではなく法に従っていることを強調するなら lawfully、難しい副詞を使わず、法の範囲内だと説明するなら within the law が自然です。
この記事では、日常会話と仕事での違い、語順、目的語や前置詞、フォーマル度、独自例文、間違いやすい点、中学英語での言い換えまで整理します。
Contents
「合法的に」の英語を先に結論から
- legally:法律上許される、または法律の手続きに従う
- lawfully:違法ではなく法に従っていることを強調する
- within the law:難しい副詞を使わず、法の範囲内だと説明する
日本語訳が同じでも、何を基準に評価するか、範囲がどこまでか、法律・社会・地理などどの観点かで選ぶ語が変わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
legally・lawfully・within the lawの違い

| 表現 | 意味 | 場面 |
|---|---|---|
| legally | 法律上許される、または法律の手続きに従う | 最も一般的 |
| lawfully | 違法ではなく法に従っていることを強調する | 範囲・基準を強調 |
| within the law | 難しい副詞を使わず、法の範囲内だと説明する | 平易な説明 |
legallyの使い方
legally は、法律上許される、または法律の手続きに従うときの基本候補です。動詞を説明する副詞なら、動詞の前後または文末に置きます。何を修飾するかが伝わる位置を選びましょう。
You can legally work here with this visa.
このビザがあれば、ここで合法的に働けます。
We need to deal with this legally.
私たちはこれに合法的に対応する必要があります。
lawfullyの使い方
lawfully は、違法ではなく法に従っていることを強調するときに使います。評価が強くなる場合があるため、仕事では根拠や対象を補うと誤解を防げます。
The information was lawfully obtained.
その情報は合法的に取得されました。
The issue was discussed lawfully.
その問題は合法的に議論されました。
within the lawの使い方
within the law は、難しい副詞を使わず、法の範囲内だと説明するときに便利です。複数語を一つのかたまりとして覚え、前置詞の後ろへ名詞・代名詞・動名詞を置く形も確認してください。
The company acted within the law.
会社は法律の範囲内で合法的に行動しました。
They worked within the law.
彼らは合法的に活動しました。
日常会話と仕事での違い
日常会話では、難しい一語より短い説明が自然です。仕事では、対象・基準・地域・法的根拠などを具体的に示します。「合法的に」という評価だけで結論づけないことが大切です。
That was not fair to her.
それは彼女にとって公平ではありませんでした。
The rules say we can do this.
規則上、これは行えます。
People in many countries use this service.
多くの国の人がこのサービスを使っています。
We sell it only in Japan.
私たちはそれを日本国内だけで販売しています。
語順・文型・前置詞
一語の副詞は動詞の近くか文末へ置くのが基本です。文全体の観点を示す副詞句は文頭にも置けます。within、from、in などの前置詞の後ろには名詞を置きます。
- 主語+動詞+副詞:The company acted legally.
- 文頭で観点:Lawfully, this matters.
- 前置詞句:We operate within the law.
- 受け身:The data was obtained legally.
日本語では主語がなくても通じますが、英語では「誰が行ったか」を先に示します。責任主体をぼかすためだけに受け身を多用せず、必要な場面では主語を明確にしましょう。
フォーマル度と注意点
legally は広く使え、lawfully はやや強い・専門的になる場合があります。within the law は意味を具体的に説明できるため、専門語が出ないときにも有効です。法律に関する説明は一般的な英語表現の解説であり、個別案件では現地の専門家へ確認してください。
internationally、globally、worldwide のような範囲語は同じではありません。国同士の関係、世界規模の視点、世界中の分布のどれかを考えます。domestically と nationwide も、海外との対比か全国への広がりかで使い分けます。
日本人が間違えやすいポイント
- 日本語訳だけで表現を入れ替えない
- 副詞と形容詞を混同しない
- 法律上の意味と道徳上の意味を同じにしない
- internationally と worldwide の範囲を区別する
- domestically を家庭内という意味に誤解しない
しゅみすけ式:簡単な英語で言い換える
難しい副詞が出ないときは、基本動詞で事実を説明します。①誰がしたか、②どこで・どの基準で、③どうなったか、を二文に分ければ十分です。
It was not fair. She did nothing wrong.
それは不当でした。彼女は何も悪いことをしていません。
The law allows it.
法律で認められています。
This affects how people live together.
これは人々の社会生活に影響します。
We work in many countries.
私たちは多くの国で活動しています。
We only sell it inside the country.
国内だけで販売しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連表現
程度・比較・強調を表す日本語の英語表現一覧では、副詞やニュアンス表現を横断して確認できます。
関連する使い分けは、こちらの解説記事もあわせてご覧ください。
まとめ
「合法的に」は、法律上許される、または法律の手続きに従うなら legally、違法ではなく法に従っていることを強調するなら lawfully、難しい副詞を使わず、法の範囲内だと説明するなら within the law を使います。基準と範囲を先に決めることが、自然な英語選びのポイントです。
難しい表現が出ないときは、主語+基本動詞で事実を言い、次の文で理由や範囲を補いましょう。










