
「個別に」は、individually、separately、on a case-by-case basis などを場面で使い分けます。日本語を一語の英語へ固定せず、対象・目的・程度を分けることが大切です。
Contents
最初に結論:3表現の違い
| 英語 | 中心の意味 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| individually | 一人・一つずつ扱って | 基本的な場面 |
| separately | 一緒にせず分けて | 焦点を絞る場面 |
| on a case-by-case basis | 各事情を見て判断して | ニュアンスを明示する場面 |
しゅみすけ(大山俊輔)
中心表現を場面別に理解する
individually:一人・一つずつ扱って
individually は「個別に」のうち、一人・一つずつ扱ってという焦点を表します。誰が何をするのかを先に文にし、その動作へ表現を加えます。目的語・期間・比較対象が必要なら省略せず、聞き手が同じ状況を思い浮かべられるようにしましょう。
日常会話では短い文、仕事では理由や適用範囲を続けると自然です。語の難しさより、どの情報を修飾しているかが重要です。
separately:一緒にせず分けて
separately は「個別に」のうち、一緒にせず分けてという焦点を表します。誰が何をするのかを先に文にし、その動作へ表現を加えます。目的語・期間・比較対象が必要なら省略せず、聞き手が同じ状況を思い浮かべられるようにしましょう。
日常会話では短い文、仕事では理由や適用範囲を続けると自然です。語の難しさより、どの情報を修飾しているかが重要です。
on a case-by-case basis:各事情を見て判断して
on a case-by-case basis は「個別に」のうち、各事情を見て判断してという焦点を表します。誰が何をするのかを先に文にし、その動作へ表現を加えます。目的語・期間・比較対象が必要なら省略せず、聞き手が同じ状況を思い浮かべられるようにしましょう。
日常会話では短い文、仕事では理由や適用範囲を続けると自然です。語の難しさより、どの情報を修飾しているかが重要です。

自然な例文と日本語訳
家庭、仕事、旅行など異なる状況で確認します。主語だけを変えた数合わせではなく、表現の焦点が変わる例です。
- I spoke to each participant individually.
参加者一人ひとりと個別に話しました。 - Please pack these items separately.
商品を個別に包装してください。 - Applications are reviewed on a case-by-case basis.
申請は個別に審査されます。 - Each room is individually decorated.
各部屋は個別に装飾されています。 - We paid for our meals separately.
食事代を個別に支払いました。 - Requests will be considered case by case.
要望は個別に検討します。
品詞・語順・目的語
individually は個々、separately は分離を強調します。on a case-by-case basis は review、decide、consider など判断動詞と好相性です。individual は形容詞・名詞、separate は形容詞・動詞にもなります。
副詞は動詞の前後または文末に置けますが、自然な組み合わせをまとまりで覚えます。文頭では文全体への評価、動詞の近くでは動作のしかた、文末では追加説明として響きやすくなります。
類似表現との違いと注意点
個別会計は pay separately が自然です。例外や事情を考慮する判断には case by case を使います。one by one は順番に一つずつです。
辞書の第一訳だけで決めると、感情の強さやフォーマル度がずれます。会話では基本語、報告では範囲の明確な副詞句を選び、必要なら数値・期間・対象を示してください。
日常会話と仕事でどう変わる?
日常会話では相手がすぐ理解できることを優先します。仕事では根拠や適用範囲を明確にします。同じ「個別に」でも、話し手の評価か客観的な手順かを区別しましょう。
- 会話:短い動詞と結果を使う
- メール:依頼内容、期限、対象を示す
- 報告:比較基準、数値、期間を加える
- 規則:誤解のない定型表現を選ぶ
難しい英語が出ないときの「しゅみすけ式」
専用の副詞が出なくても、目的や結果を短い文へ分ければ伝わります。make、get、do、take、put、go、have、check など基本動詞を使いましょう。
- W
e - Do it this way so there is no problem.
問題が起きないよう、この方法で行ってください。 - First, check the situation. Then decide what to do.
まず状況を確認し、そのあと何をするか決めてください。
「何をする」「なぜする」「どうなる」の順で説明します。一文で言えなければ二文に分けて構いません。相手が次に取る行動を理解できれば、伝わる英語として成功です。
しゅみすけ(大山俊輔)
さらに使える応用例
- Could you explain why this is necessary?
なぜ必要なのか説明してもらえますか。 - Let’s check the details before we continue.
続ける前に詳細を確認しましょう。 - The result was different from what we expected.
結果は予想と異なりました。 - Please tell me if the situation changes.
状況が変わったら教えてください。
英作文のチェックリスト
- 何を修飾するか明確か。
- 対象や目的語が不足していないか。
- 比較・期間・理由を示したか。
- 会話に硬すぎず、業務文に曖昧すぎないか。
- 日本語へ戻したとき、意図した「個別に」になるか。
最後に声に出し、語順と目的語を確認します。別の日本語に聞こえるなら、三表現の中心意味へ戻って選び直しましょう。
場面を広げる追加例文
「個別に」を実際の会話へ移せるよう、仕事・家庭・学習・旅行の異なる状況を確認します。英語だけでなく、何を強調している文かも考えてください。
- The teacher met the students individually.
先生は生徒と個別に面談しました。 - Send the invoices separately.
請求書は個別に送ってください。 - Refunds are handled case by case.
返金は個別に対応します。 - Each item is priced individually.
各商品には個別に価格が付いています。 - Keep raw and cooked food separately.
生ものと加熱済み食品は個別に保管してください。 - We assess each situation on its own merits.
各状況を個別の事情に基づいて評価します。
表現選びを深めるポイント
individually は個々の人・物、separately は物理的・会計上の分離です。case by case は統一ルールだけで決めず事情を見る表現で、公平性を説明する場合は判断基準も添えると親切です。
英文を作るときは、まず主語と動詞だけの短い骨組みを作ります。その後で「個別に」に当たる副詞や副詞句を加え、必要なら対象・期間・理由・結果を続けます。この順番なら、日本語の語順をそのまま移して不自然になるのを防げます。
フォーマルな文では意味の範囲を厳密にし、会話では基本語で負担なく理解できるようにします。聞き手が次に行動する必要がある場合は、表現の格好よさより条件の明確さを優先してください。
確認質問で誤解を防ぐ
- Do you mean every case or only some cases?
すべての場合ですか、それとも一部だけですか。 - What standard are you comparing it with?
何を基準に比較していますか。 - Could you give me a specific example?
具体例を一つ挙げてもらえますか。
こうした質問を添えると、日本語では省略されがちな基準を補えます。答えが明確になれば、三つの中心表現のどれを選ぶべきかも自然に決まります。
覚えておきたい自然な組み合わせ
individually wrapped、sold separately、assessed case by case は実務でよく見ます。separate A from B はAとBを分ける他動詞、separately は別々に行う副詞です。個別対応を約束するときは、誰がいつ判断するのかも示しましょう。We’ll review each request and reply within two days. と説明すれば安心につながります。
単語だけでなく動詞・目的語まで一緒に音読し、別の場面へ置き換えてみてください。自然なかたまりを増やすと、「個別に」を毎回日本語から訳さずに話せるようになります。
個々に扱うことと対象を絞ることの違いは、「限定的に」の英語表現もあわせて確認してください。検索意図は別ですが、場面ごとの選択軸を補えます。
まとめ
「個別に」は individually、separately、on a case-by-case basis を場面で選びます。対象とニュアンスを整理し、難しい語が出なければ基本英語で目的と結果を説明しましょう。










