
make short shrift ofは「〜を手早く片づける・一蹴する」を表す英語の定型表現です。日本語訳だけを見ると使いどころが曖昧ですが、語のイメージ、語順、話し手の温度感まで整理すれば、自分の会話にも取り入れられます。この記事では自然な例文と日本語訳、似た表現との違い、出てこないときの簡単な言い換えまで丁寧に解説します。
Contents
make short shrift ofの基本的な意味
中心的な意味は「〜を手早く片づける・一蹴する」です。ただし、どんな場面でも一語の日本語訳に置き換えられるわけではありません。対象、話し手の評価、行動が起きるタイミングによって、自然な訳し方は変わります。まずは「状況全体をどう捉える表現か」を押さえましょう。
単にfastなのではなく、「ためらわず決着をつける」「まともに取り合わず退ける」という鋭さがあります。仕事を鮮やかに片づける肯定的用法と、意見を軽く扱う否定的用法の両方があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜこの意味になる?単語からイメージする
shriftは古く「告解・罪の赦し」を指す語です。処刑前の告解に短い時間しか与えないという歴史的イメージから、十分な時間をかけず素早く処理する感覚につながりました。現代ではshriftを単独で使うことはほぼありません。
イディオムは各単語の辞書訳を足すだけでは意味を予測しにくいものです。しかし、文字どおりの場面と実際の用法を一本の線で結ぶと、丸暗記の負担を減らせます。

make short shrift ofの語順・文法
まず覚えたい基本形
make short shrift of+名詞/代名詞。問題・反論・相手・仕事などを目的語にします。主語は人だけでなく、a court、a team、a machineなどにもなれます。
時制と主語を変える
実際の会話では現在形だけでなく、過去の出来事なら過去形、今まさに進んでいる動きなら進行形、経験なら現在完了形が使われます。定型部分を崩さず、主語と時制だけを場面に合わせて変えるのがコツです。
否定文・疑問文でも使える
否定するときは助動詞やbe動詞の位置に注意し、疑問文では相手の意図を決めつけすぎない声の調子も大切です。とくに人の気持ちや失敗を評する用法では、文法的に正しくても関係性によって強く聞こえます。
ネイティブが感じるニュアンス
単にfastなのではなく、「ためらわず決着をつける」「まともに取り合わず退ける」という鋭さがあります。仕事を鮮やかに片づける肯定的用法と、意見を軽く扱う否定的用法の両方があります。
会話では表現そのものだけでなく、話者の表情や状況が意味を補います。親しい間柄で冗談として使える場合と、職場や初対面で批判に聞こえる場合を区別してください。迷ったときは、後で紹介する直接的な言い換えを使えば十分伝わります。
場面別の自然な例文
例文1:日常・仕事
The editor made short shrift of my weak opening paragraph.
「編集者は私の弱い導入段落をさっと削りました。」
ここでは、話し手が文脈の中で〜を手早く片づける・一蹴するという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文2:仕事・学校
Our team made short shrift of the first three tasks.
「私たちのチームは最初の3つの課題を手早く片づけました。」
ここでは、話し手が文脈の中で〜を手早く片づける・一蹴するという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文3:恋愛・人間関係
The judge made short shrift of that argument.
「裁判官はその主張を一蹴しました。」
ここでは、話し手が文脈の中で〜を手早く片づける・一蹴するという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文4:旅行・暮らし
This blender makes short shrift of frozen fruit.
「このミキサーなら冷凍フルーツもあっという間に砕けます。」
ここでは、話し手が文脈の中で〜を手早く片づける・一蹴するという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文5:判断・気持ち
Don’t make short shrift of her concerns.
「彼女の懸念をろくに聞かず退けないでください。」
ここでは、話し手が文脈の中で〜を手早く片づける・一蹴するという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
例文6:会話での応用
The champions made short shrift of their opponents.
「王者は相手を難なく退けました。」
ここでは、話し手が文脈の中で〜を手早く片づける・一蹴するという状況を具体的に描いています。単語だけを暗記せず、誰が・何を・どの場面で、という三点を一緒に覚えると会話で取り出しやすくなります。
似た表現との違い
deal with quicklyとの違い
deal with quickly:中立的で分かりやすい言い換え。退ける鋭さは弱いです。
brush asideとの違い
brush aside:意見や心配を軽視して退ける意味が中心です。
make light work ofとの違い
make light work of:仕事や相手を容易に処理すること。軽視の含みは比較的弱めです。
似た表現は完全な同義語ではありません。まず基本的な言い換えで内容を伝え、慣れてからmake short shrift ofを使うと、ニュアンスの選択ミスを減らせます。
日本人が間違えやすいポイント
単語を日本語の順に直訳しない
make short shrift ofはまとまりで機能します。冠詞・前置詞・所有格・代名詞などを自己流で省いたり足したりすると不自然になります。上の基本形を短い一文ごと覚え、そこから主語と対象だけを入れ替えましょう。
強さと人間関係を確認する
日本語では同じ訳でも、英語では軽い描写から厳しい批判まで強さが違います。相手を評価する言い方は、自分の失敗や架空の例で練習してから使うと安全です。
イディオムを無理に使わない
自然さは難しい表現の数では決まりません。意味がすぐ出てこないときは、簡単な動詞や短い説明文に分けた方が、誤解なく伝わります。
出てこない時の「しゅみすけ式」簡単英語
We dealt with it quickly./They rejected the idea right away.
このように、主語+基本動詞+短い補足へ分解すれば大丈夫です。まず事実を伝え、必要なら理由や結果を次の文で足します。英会話では、一文を完璧に作るより短い文を二つ重ねる方が実用的です。
しゅみすけ(大山俊輔)
make short shrift ofを自分の会話で使う練習
自分の経験を一文にする
最近の仕事、買い物、旅行、人間関係から、この表現に合う場面を一つ選びます。例文の主語や目的語を自分の情報へ置き換え、声に出してみましょう。
簡単英語とセットで言う
最初にmake short shrift ofを使った文を言い、次に「つまり」と考えてWe dealt with it quickly./They rejected the idea right away.のような説明を加えます。この往復練習により、表現を忘れても会話を止めずに済みます。
相手への配慮も練習する
評価や命令を含む場面では、Could you…、I think…、It seems…などを添える練習も有効です。正確な意味と自然な対人距離の両方を身につけられます。
肯定と否定を文脈で見分ける
仕事を鮮やかに片づける場合
A powerful computer made short shrift of the data.なら、高性能で処理が速いという肯定的な評価です。スポーツで相手を圧倒した場面にも使えます。
意見を十分に聞かない場合
The chair made short shrift of our concerns.なら、議長が懸念をまともに検討しなかったという不満がにじみます。人の感情や提案を目的語にするときは、速さより「一蹴」の意味が前に出やすい点を押さえましょう。
shriftの発音は綴りどおり一音節に近く、shortと続けてまとまりで音読すると覚えやすくなります。
関連表現を広げたい方へ
完成した英熟語を体系的に探すなら、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。似た意味だけでなく、同じ基本動詞や前置詞を使う表現と比べると、語感の違いが見えやすくなります。
まとめ
make short shrift ofの中心は「〜を手早く片づける・一蹴する」です。文字どおりの絵から実際の意味へつなげ、基本の語順を保ったまま主語・時制・対象を変えるのがポイントです。似た表現との強さの違いにも注意しましょう。
すぐに出てこなければ、We dealt with it quickly./They rejected the idea right away.のような簡単な英語で十分です。まず一つ、自分の経験に合う例文を作り、次の会話で使える形にしてください。










