
the matter at hand は「目下の問題・今扱うべきこと」という意味です。この記事では、直訳から意味がつながる考え方、ネイティブのニュアンス、自然な語順と文法、独自例文、似た表現との違い、簡単な英語での言い換えまで解説します。
会議や議論で、現在注目し処理すべき具体的な問題を指す少しフォーマルな表現です。脱線した話を本題へ戻すときや、優先事項を絞るときに便利です。
しゅみすけ(大山俊輔)
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the matter at hand の基本的な意味
中心となる意味は「目下の問題・今扱うべきこと」です。文脈によって日本語訳が変わっても、話者が見ている核は共通しています。会議や議論で、現在注目し処理すべき具体的な問題を指す少しフォーマルな表現です。脱線した話を本題へ戻すときや、優先事項を絞るときに便利です。
短い定型表現ほど、直前の状況、話者と相手の関係、声の調子が印象を左右します。単独の訳語を当てはめるだけでなく、肯定的な評価なのか、注意なのか、依頼なのかを会話全体から判断しましょう。
なぜその意味になる?直訳イメージ
直訳に近いイメージは「手の届くところにある案件」です。英語では、この具体的な映像が「目下の問題・今扱うべきこと」という会話上の意味へ広がっています。単語を一語ずつ日本語へ置き換えるより、動きや位置関係を絵として捉えるほうが記憶に残ります。

ネイティブは辞書の訳語を頭の中で変換しているのではありません。具体的な場面と話者の態度を一つのまとまりとして受け取ります。本文図の左から右へ意味が移る流れを、自分の言葉で説明してみてください。
よく使う形・語順・文法
the matter at hand が基本で、discuss/focus on/address/return to the matter at hand と組みます。at hand は後ろから matter を説明し、「今手元にある」という近さを加えます。
時制や主語は通常の英文法に従って変化します。辞書の見出しだけを固定フレーズとして覚えるのではなく、現在形、過去形、疑問文、否定文へ一度ずつ変形すると実用性が上がります。前置詞の後ろには名詞か動名詞を置く、助動詞の後ろは原形に戻すという基本も確認しましょう。
発音と会話のリズム
一語ずつ同じ強さで読むより、意味を担う語を少し強くし、短いまとまりでつなげると自然です。最初はゆっくり正確に読み、次に一息で言います。速さを競う必要はありません。誰に何を伝える文かを思い浮かべながら発音することが大切です。
the matter at hand の自然な例文
Let’s return to the matter at hand.
今扱うべき本題に戻りましょう。
We need to focus on the matter at hand.
目下の問題に集中する必要があります。
Her comment was unrelated to the matter at hand.
彼女のコメントは今の議題と関係がありませんでした。
The matter at hand is how to reduce costs safely.
今扱うべき問題は、安全に費用を削減する方法です。
Let’s deal with the current issue first.
まず現在の問題に対処しましょう。
That is important, but it is not today’s main topic.
それは重要ですが、今日の本題ではありません。
例文の主語、場所、時期のどれか一つだけを自分用に変えてください。全文をゼロから作るより、自然な骨格を残して内容だけ差し替えるほうが語順の誤りを防げます。英語を言ったあと、日本語訳を見ずに理由をもう一文加えると会話練習になります。
ネイティブが感じるニュアンス
会議や議論で、現在注目し処理すべき具体的な問題を指す少しフォーマルな表現です。脱線した話を本題へ戻すときや、優先事項を絞るときに便利です。
仕事で使うときは、結論だけでなく理由や条件を加えると誤解が減ります。人間関係に関わる表現では、文法的に正しくても相手を責めたり急かしたりする場合があります。便利なイディオムほど、簡単な基本英語の言い換えも持っておきましょう。
似た表現との違い
the issue at hand は問題点を強く感じさせ、the task at hand は現在の作業、the topic under discussion は議論中の話題です。the matter at hand は案件・問題・本題を広く指し、会議で使いやすい表現です。
日本語訳が近くても、英語では焦点が違います。比較表現を一度に全部暗記する必要はありません。まず the matter at hand と簡単な言い換えを一組にし、どの場面ならこの表現を選ぶのかを一文で説明できるようにしましょう。
日本人が間違えやすいポイント
matter in hand も英国英語などで見られますが、the matter at hand が広く自然です。hand を実際の手とだけ訳さないこと。相手の話を遮って本題へ戻す際は、That’s useful, but … と価値を認めてから言うと角が立ちません。
英作文後は、冠詞、単数・複数、前置詞、目的語の位置を確認します。また、日本語訳が通じるかではなく、英語としてよく一緒に使われる語の組み合わせになっているかを本文例文と照合してください。
でてこない時のしゅみすけ式:簡単な英語で言い換える
Let’s focus on the problem we are dealing with now. / Let’s return to today’s main topic.
the matter at hand がすぐ出てこなくても、上のように基本語で意味を直接伝えれば十分です。難しい表現を思い出すまで沈黙するより、知っている動詞と形容詞でまず内容を届けましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
一問一答で会話に入れる
Q: When would you use “the matter at hand”?
A: I would use it in a situation where I need to say “目下の問題・今扱うべきこと.”
この答えを自分の経験へ置き換えます。一文目で the matter at hand を使い、二文目では because、so、but のどれかを使って理由や結果を加えてください。人物、場所、時間を一つ入れるだけで、教科書的な文から実際の会話へ近づきます。
場面別の練習方法
日常会話、仕事、旅行、人間関係の中から二場面を選び、短い例文を一本ずつ作ります。次に同じ内容を Let’s focus on the problem we are dealing with now. / Let’s return to today’s main topic. と基本英語へ言い換えます。イディオム版と説明版を往復できれば、相手や場のフォーマルさに合わせて選べます。
録音では発音の完璧さより、意味のまとまりで区切れているかを確認します。翌日に日本語だけを見て言い直し、出てこなかった部分だけ本文へ戻りましょう。短い復習を複数日に分けるほうが、一度に長く暗記するより定着します。
よくある疑問
フォーマルな場面でも使えますか?
表現によって強さは異なりますが、文脈と相手を選べば仕事でも使えます。迷う場合は、本文の簡単な言い換えを使うと意図が直接伝わります。
一番早い覚え方は?
自分が今週経験した出来事を一つ選び、今回の表現を使う一文と、使わない説明文を一組作る方法です。意味、語順、場面を同時に覚えられます。
会議を本題へ戻す丁寧な言い方
脱線を止めるときに Let’s focus on the matter at hand. だけでは硬く聞こえる場合があります。That’s an important point. Could we return to the matter at hand for now? と、相手の意見を認めてから本題へ戻すと協力的です。
the matter at hand が具体的に何かを次の文で示しましょう。Our immediate question is whether we can launch on Monday. のように言い換えると、参加者が同じ焦点を共有できます。
関連表現
英熟語や定型表現を体系的に増やしたい方は、英熟語・定型表現の親記事も参考にしてください。似た日本語訳だけでまとめず、話者が何を強調するかで整理すると使い分けやすくなります。
まとめ
the matter at hand は「目下の問題・今扱うべきこと」を表します。直訳イメージは「手の届くところにある案件」。自然に使うには、the matter at hand が基本で、discuss/focus on/address/return to the matter at hand と組みます。at hand は後ろから matter を説明し、「今手元にある」という近さを加えます。 類似表現との焦点の違いと誤用にも注意し、まず短い例文を自分の場面へ置き換えましょう。
出てこないときは Let’s focus on the problem we are dealing with now. / Let’s return to today’s main topic. と簡単に言い換えられます。意味を伝える成功体験を土台に、今回の表現を会話の選択肢へ加えてください。










