「忘れたいのに忘れられない」は英語で?want to forget but can’t・can’t get it out of my mind

「忘れたいのに忘れられない」を英語で表す表現の使い分けアイキャッチ

「忘れたいのに忘れられない」という気持ちは、英語では不安の原因や今必要なことによって表現が変わります。日本語を一語ずつ直訳せず、状況・感情・相手への希望に分けるのが自然です。

「忘れたいのに忘れられない」は、率直には I want to forget, but I can’t.。何度も頭に浮かぶなら I can’t get it out of my mind.、過去から前へ進めないなら I can’t move on. と言い分けます。

しゅみすけ(大山俊輔)

forgetが出てこなくても、I still think about it. と今起きていることを言えば伝わります。一語より状況説明が強い場面です。

「忘れたいのに忘れられない」の英語を先に比較

英語表現 中心の意味 向いている場面
want to forget but can’t 忘れたいが忘れられない 幅広く平易
can’t get it out of my mind 頭から離れない 記憶・言葉・出来事
can’t move on 過去から前へ進めない 恋愛・喪失・失敗

同じ日本語でも、焦点をどこに置くかで選ぶ英語が変わります。以下で語感と使い方を具体的に確認しましょう。

want to forget but can’t:率直な対比

I want to forget what happened, but I can’t.
起きたことを忘れたいのに、忘れられません。

forget what happened のように、忘れたい内容を名詞節で続けられます。

can’t get it out of my mind:頭から離れない

I can’t get his words out of my mind.
彼の言葉が頭から離れません。

get A out of my mind は「Aを頭の外へ出す」。目的語が代名詞なら get it out の語順です。

can’t move on:前へ進めない

It’s been months, but I still can’t move on.
数か月たちましたが、まだ前へ進めません。

move on from + 名詞 で「~から気持ちを切り替える」。move on to は次の話題・段階へ移る意味です。

「忘れたいのに忘れられない」の英語表現を場面別に比較した解説図

文法・前置詞・語順のポイント

forget to do は「~するのを忘れる」、forget doing は「~したことを忘れる」です。この記事の「記憶を消せない」は can’t forget what happened が自然です。remember を使い I keep remembering it. とも言えます。

場面別の自然な例文

恋愛

I deleted the photos, but the memories are still there.
写真は消しましたが、思い出はまだ残っています。

仕事の失敗

I know the mistake is over, but I keep replaying it in my head.
失敗はもう終わったと分かっていますが、頭の中で何度も再生してしまいます。

フォーマル度と伝え方

親しい相手には短い言い方でも十分ですが、仕事やまだ親しくない相手には、不安だけでなく理由や希望を添えると伝わりやすくなります。a little / sometimes / tend to を使えば断定を和らげられます。相手を責める文より、I feel… / I need… と自分を主語にするのが基本です。

日本人が間違えやすいポイント

× I can’t forget from it.from は付けません。I can’t forget it. です。一方、move on の起点には from を使い、move on from the past と言えます。

難しい単語が出ないときの「しゅみすけ式」

専門的な一語を思い出せなくても、①今の状況、②自分の気持ち、③相手にしてほしいことを、短い文へ分ければ伝えられます。

I still think about it every day.
今でも毎日そのことを考えます。

I want to stop thinking about it, but I can’t.
考えるのをやめたいのに、できません。

It happened before, but it still hurts.
以前のことですが、今でもつらいです。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい単語より、知っている基本語で理由と希望を足すほうが会話は前へ進みます。まず一番短い例文から使ってみてください。

似た表現との違い

afraid / scared は「怖い」、anxious は落ち着かない不安、nervous は特定の出来事を前にした緊張に向きます。日本語ではすべて「不安」「怖い」と言えても、英語では原因と時間軸を分けると自然です。

関連する英語表現

まとめ

「忘れたいのに忘れられない」は、率直には I want to forget, but I can’t.。何度も頭に浮かぶなら I can’t get it out of my mind.、過去から前へ進めないなら I can’t move on. と言い分けます。 最初から一語に決めず、「何が起きるのが怖いか」「今どう感じるか」「何をしてほしいか」を足すと、自分の気持ちに合う自然な英語になります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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