「責任を取らされる」は英語で?be held responsible・be made to take responsibility・take the blameの違い

責任を取らされるは英語で?be held responsible・be made to take responsibility・take the blameの違い

「責任を取らされる」を英語にしようとして、受動態を一つ作ればよいと思っていませんか。日本語の「〜られる/〜される」は便利ですが、英語ではbe held responsible、be made to take responsibility、take the blameのように、場面ごとに自然な動詞や言い回しが変わります。

先に結論を言うと、基本は be held responsible です。ただし、責任を取るよう強いられるなら be made to take responsibility、責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方なら take the blame が自然です。主語・語順・ニュアンスを、日常と仕事で使える例文とともに整理します。

「責任を取らされる」の英語を先に比較

表現 中心イメージ 代表例
be held responsible ミスや結果について責任があると判断される He was held responsible for the error.
be made to take responsibility 責任を取るよう強いられる She was made to take responsibility.
take the blame 責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方 I had to take the blame.

三つは完全な言い換えではありません。一語ずつ置き換えるのではなく、「実際に何が起きたか」を短く説明してから選ぶのがコツです。

しゅみすけ(大山俊輔)

「〜される」を見たら、まず受動態の形を作るのではなく、誰に何が起きたのかを思い浮かべてください。場面が見えると、選ぶ英語も自然に決まります。

1.be held responsible:ミスや結果について責任があると判断される

be held responsibleは、ミスや結果について責任があると判断されるときに選ぶ表現です。日本語では同じ「責任を取らされる」でも、英語では何が起きたか、誰の判断か、結果が一時的か継続的かによって語を替えます。訳語だけでなく、典型的な主語と一緒に覚えると会話で出やすくなります。

He was held responsible for the error.
彼はそのミスの責任を問われました。

受け身では影響を受けた人・物を主語に置きます。行為者が重要でなければby以下は不要です。誰がしたかを示す必要がある場合だけ、by+人・組織を加えましょう。

2.be made to take responsibility:責任を取るよう強いられる

be made to take responsibilityは、責任を取るよう強いられるときに選ぶ表現です。日本語では同じ「責任を取らされる」でも、英語では何が起きたか、誰の判断か、結果が一時的か継続的かによって語を替えます。訳語だけでなく、典型的な主語と一緒に覚えると会話で出やすくなります。

She was made to take responsibility.
彼女は責任を取らされました。

受け身では影響を受けた人・物を主語に置きます。行為者が重要でなければby以下は不要です。誰がしたかを示す必要がある場合だけ、by+人・組織を加えましょう。

3.take the blame:責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方

take the blameは、責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方ときに選ぶ表現です。日本語では同じ「責任を取らされる」でも、英語では何が起きたか、誰の判断か、結果が一時的か継続的かによって語を替えます。訳語だけでなく、典型的な主語と一緒に覚えると会話で出やすくなります。

I had to take the blame.
私は責任を取らなければなりませんでした。

受け身では影響を受けた人・物を主語に置きます。行為者が重要でなければby以下は不要です。誰がしたかを示す必要がある場合だけ、by+人・組織を加えましょう。

責任を取らされるを表すbe held responsible・be made to take responsibility・take the blameの使い分け図

英語では「誰がしたか」を言わないことも多い

日本語の受け身表現は、被害・迷惑・恩恵・結果状態まで幅広く表します。英語の受動態は「行為を受けた側」に焦点を当てる形です。行為者が分からない、明らか、重要でない場合はbyを付けません。たとえば He was held responsible for the error. だけで十分です。

責任者や原因を明確にする必要がある場面ではbyを加えます。ただし、予定・規則・会社の決定などでは、by the companyやby themを毎回足すと不自然に重くなります。「何が起きたか」を先に伝える英語の流れを意識しましょう。

be動詞と過去分詞の時制

現在の状態ならam / is / are+過去分詞、過去ならwas / were+過去分詞。今まさに進行中ならam / is / are being+過去分詞、それ以前に起きていたことならhad been+過去分詞を使えます。

  • I am transferred. 今、その状態にあります。
  • I was transferred yesterday. 昨日起きた出来事です。
  • I am being transferred. 今まさに働きかけを受けています。

過去分詞が形容詞のように定着している表現もあります。形だけを見て必ず誰かが行為をしたと考えず、状態なのか出来事なのかを文脈で判断します。

日常会話で使える例文

He was held responsible for the error.
彼はそのミスの責任を問われました。

She was made to take responsibility.
彼女は責任を取らされました。

I had to take the blame.
私は責任を取らなければなりませんでした。

I didn’t expect this to happen.
こうなるとは思っていませんでした。

How would you feel in my situation?
私の立場ならどう感じますか。

I asked why this had happened to me.
なぜ自分にこうなったのか尋ねました。

仕事・人間関係で使える例文

We need to know who made the decision.
誰がその決定をしたのか知る必要があります。

Please let us know if anything changes.
何か変わったら知らせてください。

I would appreciate a clear explanation.
明確に説明していただけると助かります。

The situation should be handled carefully.
その状況は慎重に扱うべきです。

No one explained the reason to us.
誰も私たちに理由を説明しませんでした。

短い会話で感覚をつかもう

A: What happened?
どうしたの?
B: I was transferred without warning.
事前の知らせもなく責任を取らされるんです。
A: Did they explain why?
理由の説明はあった?
B: Not yet. I’m going to ask today.
まだです。今日聞いてみます。

A: Is everything okay now?
今は大丈夫?
B: Yes, but I wish they had told me earlier.
はい。でも、もっと早く知らせてほしかったです。

日本人が間違えやすいポイント

「される」があるから必ずbyを付ける

byは「〜によって」の機械的な印ではありません。相手が重要なときだけ使います。byなしが自然な場面は非常に多いです。

三つを同じ意味だと思う

be held responsibleは「ミスや結果について責任があると判断される」、be made to take responsibilityは「責任を取るよう強いられる」、take the blameは「責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方」に焦点があります。辞書の日本語訳が同じでも中心イメージは異なります。

日本語の主語をそのまま省略する

英語では原則として主語が必要です。自分ならI、予定ならthe meeting、規則ならitなど、影響を受けるものを具体的に置きます。主語を先に決めるだけで語順の迷いが減ります。

この表現が出てこないときの「しゅみすけ式」

難しい語が出てこないときは受動態に固執せず、知っている主語+基本動詞で出来事を説明します。少し直接的・説明的にはなりますが、会話では十分に伝わります。

  • They said the mistake was my fault.
    彼らはそのミスが私のせいだと言いました。
  • They made me fix the problem.
    彼らは私に問題を直させました。

They changed the plan.(彼らが計画を変えました)、They didn’t include me.(彼らは私を入れませんでした)、I had no choice.(私には選択肢がありませんでした)のように、「誰が何をしたか」「自分がどうなったか」を二文に分けてもかまいません。完璧な一語を探して黙るより、簡単な英語を組み合わせて伝える方が実践的です。

しゅみすけ(大山俊輔)

言いたい単語が出ないときは、短い二文に分けてみましょう。「何が起きた」「私はどう感じた」まで言えれば、難しい受け身表現を知らなくても会話は前へ進みます。

よくある質問

責任を取らされるはいつでもbe held responsibleでいいですか?

基本表現として使える場面は多いですが、いつでも同じではありません。責任を取るよう強いられるならbe made to take responsibility、責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方ならtake the blameの方が具体的です。

getを使った受け身も使えますか?

日常会話ではget+過去分詞も使われます。予想外の出来事や変化を生き生きと伝えますが、正式な報告や規則の説明ではbe動詞の受け身が無難です。すべての表現がget受け身に自然になるわけではありません。

能動態で言い換えてもよいですか?

もちろんです。行為者が分かり、そこを伝えたいなら能動態の方が短く自然です。日本語が受け身だから英語も必ず受け身、という決まりはありません。

現在完了形は使えますか?

過去の出来事が今に影響しているならhave been+過去分詞が使えます。ただし、単に過去の時点を報告するならwas / wereで十分です。時間表現と合わせて選びましょう。

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まとめ

「責任を取らされる」の基本はbe held responsible。ただし、責任を取るよう強いられるならbe made to take responsibility、責任や非難を引き受ける。受け身にしない自然な言い方ならtake the blameを選びます。影響を受ける人・物を主語にし、行為者が重要な場合だけbyを加えましょう。

表現が出なければ、They said the mistake was my fault.のように簡単な英語で状況を説明できます。一語の直訳ではなく、場面を英語で組み立てることが自然な使い分けへの近道です。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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