夢を持たないと運は向いてこない
（by 安藤忠雄）
東京五輪、日本は惜しくもリオデジャネイロに取られて
しまいました。
五輪自体はやったことのない国でやるほうがいいなと思うのですが、
是非、今回の企画でやってもらいたいことが、「東京の緑地化」。
東京という街を市民ボランティアで100万本の木を植樹して、
緑のベルトを作ってエコな街にする。特に東京湾岸は全て、緑で覆うという
プランです。
日本って、国土の6割以上が山だったり森で、森林が国土に占める比率って
実は先進国では、フィンランドの次に高い国なのですが、なぜか、
残念ですが、都市と緑が共存できていないのが弱点。
どうしても、都心部はコンクリートばかりです。
じつは、このプランを推進していたのが、安藤忠雄さん。
最近だと、表参道ヒルズをデザインしていますが、今、一番売れっ子の
設計士で世界中の美術館や、建物の設計をしています。
私は、五輪自体は全然、ワクワクしなかったのですが、
この緑の東京募金プロジェクトにはかなり興味を持っていました。
やっぱり、海外の人に東京という街を紹介するときもっと、単に大都会なだけじゃなくて、
もっと、自信を持って紹介できますから。
設計士の仕事は地図に残る仕事ですので、ある種の使命感みたいな
ものがあるのでしょう。
私達の仕事はひとりひとりのお客様の将来を背負っている仕事です。
ひょっとすると、その中から英語が出来ることで、安藤忠雄さんにも負けないくらいの
方が出てくるかもしれないです。
不思議と夢がある人には近回りか遠回りかは別として、いずれ
運が向いてきます。
皆さんもちょっと、意識してみてください。