世界で最も簡単なビジネスの秘訣（多数派はいつでも間違っている』）
（アール・ナイチンゲール）
今日の朝礼は多分みんな参加者がシニアの人達なので
ちょっと、違う観点から。
アール・ナイチンゲールは自己啓発系の元祖みたいな人だそうです。
私自身は、コーチングも自己啓発もこういったことに一切興味がない人間なので、
セミナーとかにも殆ど行く事はありませんが、この言葉は示唆があるなと
思いまして紹介しました。
厳密にはこの言葉には、もう少し前置きがあって、
「もし、あなたが今の分野でモデルとなるような成功者が見つからない場合、
取る方法は簡単。多数派の逆をいけばいい。
何故なら、多数派はいつでも間違っているからだ。』
という言葉です。
何故って考えると簡単で、人間っていうのは考えるのが嫌いな生き物。
だから、みんなと同じ行動を取ろうとしてしまいます。
何故なら、そうすれば考えなくていいから楽だから。
確かに自分の頭で考えるのって辛いこと。
私も考え事が続くと、頭が熱くなっているのが触ると分かります（笑）。
ただ、そんな時は、世間一般の逆が正しい回答ということですね。
でも、確かに電車に乗ったり街を歩いていると、その時どうやって
時間を過ごすかっていう観点で見つめてみましょう。
・　電車で漫画見ちゃったり（私も漫画は好きですが）
・　営業サボってパチンコに行ったり、
・　どうでもいいことに時間を浪費してしまったり・・・
とりあえず、何が正しいかを考えるのがおもい時は、まず、世間一般で
普通にされていることと大体、逆が正しいなと思ってみるのは、ひとつの逆説的ですが
回答だと思います。
そう言うと、「いやいや人間は素晴らしい」
なんて反論があるかもしれません。
それはそれで、ひとつの考え方ですがもし、多数派が常に正しかったら
人類が誕生して数千年。多数派が流れを作る人類社会はとっくにスゴイことになってるでしょう。
そうじゃないということは、やっぱり、人間というのは弱い生き物です。
結局、考えない多数派の流れの力のほうが強い。
それはそれでやむを得ない、と受け入れつつ、自分の頭で考えて
解を探す人が成長するということなんじゃないかなと思います。