低信頼税を払う人、高信頼配当を得る人　～　Trust Taxes and Trust Dividends
（Predictable Results in Unpredictable Times /Stephen Covey）
英語だと税金はTax、配当はDividend。
ただ、ここでの喩え話はTaxはお金が出ていくイメージ＝損、で、
Dividendはお金が入ってくるイメージ。
自分達もそうなれればなぁ、と道半ばながら思いますが、
良い会社とは、すなわち高信頼配当を得る会社。
つまり、社会的に信頼されていて、それを維持することを
社内で共有出来ている。それが継続しより良くなっていく事で、お客様獲得も
そこまで血眼にならないでも自然に人が流れてくるし、優秀な人も、求人媒体に頼らないでも
自然にやってくる。
逆に低信頼税というのはやはり、社会的にまだ信頼がない分、
事業を維持するのに金やリソースが高信頼配当を得る企業よりかかってしまう。
サービスや商品もすぐ代替されるかもしれないし、人もすぐに抜けてしまう。
企業でもそうだしこれって私たち一人一人の行いでもそうですよね。
着実に信頼を築き上がれば、周りの人はその人が困っている時には
助けようと思うでしょうし、時にはちょっといい思いだって出来る。それがDividend。
一方、目先のことの為に楽したり信頼を失っても自分のエゴを
出してしまっていると、いざって時助けてくれる人もいない。それがTax。
日本語的に言うと情けは人のためならず、ということでしょうね。
信頼が生み出すパワーは時と場合によってどんな努力にも勝りますし、
一方、維持することもとても大変。私たちや私たちの会社もまだまだだけど日々、
ひとつひとつのことの積み上げで信頼構築をすることの大事さを噛み締めながら仕事をしたいものですね。