It takes all sorts to make a world.の意味は?使い方・ニュアンスと例文

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It takes all sorts to make a world. の意味を先に言うと、「世の中はさまざまな性格・考え方・生き方の人がいて成り立っている」です。日本語訳だけでは、励ましなのか警告なのか、また自分から会話で使ってよいのかが分かりにくい表現です。

この記事では、直訳と単語の働きから意味をほどき、ネイティブが感じる響き、自然な例文、似た表現との違い、日本人が気をつけたい点まで整理します。最後には、ことわざが出てこないときに基本英語で伝える「しゅみすけ式」も紹介します。

It takes all sorts to make a world. の基本的な意味

世の中はさまざまな性格・考え方・生き方の人がいて成り立っている、という意味です。中心にある考えは、自分と違う人の存在を、社会の自然な多様性として受け入れる考えことです。

ことわざは状況全体を短く評価する言葉です。辞書の一語へ置き換えるより、「話し手は相手にどんな見方を促しているか」をつかむと、実際の会話で理解しやすくなります。

直訳と「なぜその意味になるのか」

直訳は「世界を作るには、あらゆる種類の人が必要だ」です。all sorts は「ありとあらゆる種類の人」。It takes A to make B は「Bを成り立たせるにはAが必要」という形です。people は省略されています。。具体的な景色や構文が、人生や人間関係についての一般的な教訓へ広がっています。

まず直訳の場面を頭に描き、次に「この場面は人の行動や判断の何を表しているのか」と考えましょう。丸暗記よりも、初めて見る例文へ意味を応用しやすくなります。

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ネイティブが感じるニュアンス

英国英語で特によく知られる、寛容で少しユーモラスな言葉です。理解しにくい行動を見たときに「いろいろな人がいるからね」と受け流す場合もあります。

同じ言葉でも、笑顔で短く言う場合、落ち着いて助言する場合、強い口調で批判する場合では印象が変わります。ことわざの前に具体的な事情を一文置くと、上から目線になりにくくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

ことわざだけで結論を押しつけず、まず相手の状況を具体的に確認しましょう。短い共感や理由を先に置くと、自然で伝わりやすい英語になります。

よく使われる形・語順・文法

基本形は It takes all sorts to make a world. です。定型表現なので、まずは語順を変えず一文として覚えます。引用するときは As the saying goes, …(ことわざにもあるように)や You know what they say: …(よく言うでしょう)を前に置けます。

  • As the saying goes, It takes all sorts to make a world.
  • You know what they say: It takes all sorts to make a world.
  • This is a case of “It takes all sorts to make a world.”

会話ではことわざを言った後に、That’s why …So I think … で自分の判断を補うと、何を提案しているかが明確になります。

自然な例文6選

# 英語例文 日本語訳
1 I love detailed plans, but she prefers to improvise. It takes all sorts. 私は細かい計画が好きですが、彼女は即興を好みます。いろいろな人がいます。
2 A strong team needs people with different ways of thinking. 強いチームには、異なる考え方をする人が必要です。
3 He enjoys crowded festivals, while I prefer quiet museums. 彼は混雑した祭りが好きで、私は静かな美術館が好きです。
4 It takes all sorts to make a world, and that difference can be useful. 世界にはいろいろな人が必要で、その違いは役立ちます。
5 We do not have to share the same taste to respect each other. 同じ好みでなくても、互いを尊重できます。
6 Her unusual approach solved a problem the rest of us had missed. 彼女の変わった方法が、私たちが見落とした問題を解決しました。

短い会話で使ってみよう

A: I love detailed plans, but she prefers to improvise. It takes all sorts.
B: I see what you mean. What should we do next?
A:私は細かい計画が好きですが、彼女は即興を好みます。いろいろな人がいます。
B:言いたいことは分かります。次に何をしましょうか。

相手が同意するなら That makes sense.、慎重に考えたいなら Maybe, but let’s look at the details. と返せます。ことわざの後に具体的な行動へ進めば、会話が教訓だけで止まりません。

日常会話・仕事での使い分け

日常会話では、自分の経験や身近な出来事をまとめる短いコメントとして使えます。少し格言らしい響きがあるため、深刻すぎない場面ならユーモアも生まれます。

仕事では、根拠と次の行動を添えることが重要です。ことわざだけで議論を終わらせず、データ、条件、担当、期限などを具体的に示しましょう。

人間関係では、相手がまず共感を求めている可能性があります。「こう考えるべきだ」と言う前に、気持ちや事情を聞くほうが親切です。

寛容な言葉にも、皮肉にもなる

違いを尊重する言葉にも、相手を「変わった人」と距離を置く言葉にもなります。声の調子と前後の説明が重要です。

固定表現を知っていることと、いつ使ってもよいことは別です。相手との関係、出来事の深刻さ、場のフォーマルさを見て、必要なら次に紹介する簡単な言い換えを選びましょう。

似た表現との違い

Different strokes for different folks は好みや方法の違いを認めるカジュアルな表現。Variety is the spice of life は変化や多様性が人生を面白くする点を強調します。

日本語訳が似ていても、中心となる場面と話し手の意図は違います。例文の状況を比べ、「励ます」「警告する」「違いを認める」「皮肉を言う」のどれに近いかを判断してください。

日本人が間違えやすいポイント

第一に、単語を一つずつ日本語へ置き換えただけで使わないことです。第二に、ことわざを事実や専門的判断の代わりにしないことです。第三に、相手への助言では共感を省略しないことです。

正式な契約、安全、医療、法律、重大な人事判断などでは、格言ではなく条件と根拠を明示します。ことわざは考え方を短く示す補助線です。

でてこない時の「しゅみすけ式」

この表現がすぐ出てこなければ、意味を直接伝えれば大丈夫です。

The world is made up of many different kinds of people.
「世界はさまざまな人でできています。」

難しい定型表現を思い出そうとして会話が止まるより、主語・基本動詞・短い理由で伝えるほうが明確です。ことわざは理解できれば十分で、自分で話すときは簡単な英語を選べます。

しゅみすけ(大山俊輔)

ことわざが出てこないときは、意味を一つか二つの短い文に分けましょう。簡単な英語でも、伝えたい内容と気持ちは十分に表現できます。

自分の例文を作る3ステップ

  1. 具体的な出来事を決める:仕事、学習、家族、旅行など一つの場面を選びます。
  2. 観察を一文で言う:I noticed …This happened because … で事実を示します。
  3. ことわざか簡単な言い換えを添える:相手に合わせて格言らしい形と直接的な英語を選びます。

英語で意味を説明するなら

This proverb means: The world is made up of many different kinds of people. と言えば簡潔です。続けて People use it to comment on a situation or give practical advice.(状況への感想や実用的な助言に使います)と説明できます。

ノンネイティブ同士の会話では、相手がことわざを知らない可能性もあります。短い言い換えと具体例を添えることが、表現を暗唱することより役立ちます。

よくある質問

Q. 自分から使っても自然ですか?

はい。具体的な状況を一文で述べた後に添えると自然です。ただし相手を評価する場面では、上から目線にならないよう声の調子に注意します。

Q. 仕事でも使えますか?

社内会話やプレゼンのまとめには使えます。正式な規則・契約・安全説明では、ことわざだけでなく条件を明示してください。

Q. 相手が知らなかったら?

The world is made up of many different kinds of people. と言い換えれば、意味を直接伝えられます。

all sorts は人を分類する言葉なのか

all sorts はこの定型句では all sorts of people の短縮と考えられ、「いろいろな人」をまとめて指します。人を厳密な箱へ分類するより、性格、好み、経験、考え方が多様だという柔らかな表現です。

相手の行動に驚いて Well, it takes all sorts. とだけ言うと、「変な人もいるものだ」という皮肉にもなります。肯定的に使うなら Different perspectives make the team stronger. と具体的な価値を添えましょう。

関連表現と内部リンク

英熟語・定型表現をまとめて探したい方は、英熟語・定型表現の親記事をご覧ください。似た日本語訳でも使う場面は異なるため、関連表現は例文と話し手の意図を比べて覚えるのがおすすめです。

まとめ

It takes all sorts to make a world. は「世の中はさまざまな性格・考え方・生き方の人がいて成り立っている」という意味です。直訳の「世界を作るには、あらゆる種類の人が必要だ」から、話し手が伝えたい教訓までつなげて理解しましょう。

まず例文を一つ自分の生活に合わせて言い換えてみてください。表現が出なければ The world is made up of many different kinds of people. と簡単に伝えれば十分です。

このことわざのテーマ別一覧

この表現と近い場面で使う英語のことわざは、人生・運・幸せを表す英語のことわざ一覧でまとめて確認できます。全テーマから探す場合は、英語のことわざ一覧|意味・場面別50選もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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