
put on airs は、自分がほかの人より重要・上品・優秀だと思わせるような、気取った態度を取ることです。「偉そうにする」「お高くとまる」「もったいぶる」に近く、批判的なニュアンスがあります。
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意味とニュアンス
Merriam-Websterは「自分が他人より優れていると思っていることを示す態度を取る」、Collinsは「気取った、または尊大な態度を装う」と説明しています。
本当に地位が高いかどうかより、わざと上に見せようとする不自然な態度がポイントです。声、言葉遣い、身ぶり、扱いの要求などに表れます。
しゅみすけ(大山俊輔)
airではなくairsなのはなぜ?
ここでの airs は「空気」ではなく、他人に印象づけるための気取った振る舞い・様子という複数形の名詞です。put on には服や表情などを「身につける・装う」という感覚があります。
つまり、put on airs は「気取った様子を身につける」→「偉そうな態度を装う」と理解できます。

語順と形
- put on airs(原形・現在形/過去形もput)
- puts on airs(三人称単数)
- putting on airs(進行形)
- don’t put on airs(否定・命令)
airs は通常この位置で使い、put airs on とはしません。また put の過去形も put です。
自然な例文
友人関係
She started putting on airs after she became famous.
彼女は有名になってから気取った態度を取り始めました。
Don’t put on airs—we’ve known you since school.
気取らないで。私たちは学生時代からあなたを知っているでしょう。
仕事
Our new manager never puts on airs.
新しいマネージャーは決して偉そうにしません。
He puts on airs around senior executives.
彼は上級幹部の前では、もったいぶった態度を取ります。
買い物・サービス
The restaurant is elegant without putting on airs.
そのレストランは気取りすぎず上品です。
人だけでなく、店やブランドの「高級ぶった雰囲気」を述べるときにも使えます。
似た表現との違い
show off
show off は、能力や持ち物を見せて注目を集めようとすること。put on airs は、上品さ・重要さ・社会的な優位を態度で装うことに焦点があります。
look down on someone
look down on は「相手を自分より劣っていると考える」。内心の評価や直接の扱いが中心です。put on airs は周囲に見せる気取った態度です。
be pretentious
pretentious は、実際以上に重要・知的・上品に見せようとする人や物を説明する形容詞。意味は近いですが、put on airs は振る舞う行為を動詞として描きます。
日本人が間違えやすいポイント
- 「空気を身につける」と直訳しない
- airではなく通常は複数形の airs
- putの過去形を putted にしない
- 単に礼儀正しい、服装が上品というだけでは使わない
- 批判的なので本人への直接使用には注意する
簡単な英語で言い換えるなら
- She acts like she’s better than everyone else.
彼女は自分がほかの全員より上であるかのように振る舞います。 - He tries to look important.
彼は重要人物に見せようとしています。 - She’s acting superior.
彼女は偉そうに振る舞っています。 - He isn’t being natural.
彼は自然体ではありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
put on airsをさらに詳しく理解する
「気取る・偉そうに振る舞う」という否定的な表現です。airsはここでは空気ではなく、わざと作った態度・気取りを指します。実際より重要・上品・知的に見せようとする振る舞いを批判します。
| 表現 | 意味・用途 |
|---|---|
| put on airs | 気取った態度を取る |
| show off | 能力・持ち物を見せびらかす |
| act superior | 人より上のように振る舞う |
| be pretentious | 実質以上によく見せようとする |
場面別の例文
- He started putting on airs after his promotion.
昇進後、彼は気取るようになりました。 - Don’t put on airs with your old friends.
昔からの友人に気取らないで。 - She never puts on airs despite her success.
成功しても彼女は気取りません。 - He acted superior to the new staff.
彼は新人より上であるように振る舞いました。 - The restaurant looks elegant without being pretentious.
その店は気取りすぎず上品です。 - I thought he was showing off rather than helping.
彼は助けるより見せびらかしているように感じました。
似た表現との違い
show offは見せる行為、put on airsは態度全体です。pretentiousは人だけでなく文章・店・作品にも使えます。
使う場面と丁寧さ
相手・目的・媒体を確認してください。友人との会話なら短い表現でも自然ですが、仕事・事故・弔事・重要な決定では、比喩や評価だけで終えず、具体的な事実と次の行動を添えると誤解を防げます。
よくある間違い
- 日本語の一語に英語を一対一で固定する。
- 主語と対象を示さず、何について話しているか曖昧にする。
- 地域差・丁寧さ・法的意味の違いを無視する。
- 正確な表現が出ないと会話を止めてしまう。
出てこないときのしゅみすけ式
しゅみすけ(大山俊輔)
英作文と会話練習
- 本文の基本表現で現在の状況を一文にする。
- becauseを使って理由を一文加える。
- 過去形に変えて実際の経験を話す。
- will / mayを使って今後を予測する。
- 相手への質問文を一つ作る。
- 最後に簡単な言い換えでも同じ内容を話す。
「正確な表現」と「基本語の言い換え」を交互に練習すると、知識が会話で使える形になります。固有名詞・数字・場所を自分の状況へ置き換えてください。
会話を続ける型
- 状況:Here is what happened.
- 理由:This is because …
- 影響:As a result, …
- 対応:So we are going to …
- 確認:Is that okay with you?
FAQ
一番先に覚える表現はどれですか?
本文の表で最も一般的な表現を一つ選び、自分が使う場面の例文を三つ作ってください。
似た表現を全部使い分ける必要がありますか?
最初から完璧に分ける必要はありません。誤解を生みやすい違いだけ確認し、迷ったら基本語で具体的に説明します。
仕事で使っても大丈夫ですか?
用途によります。比喩や感情的な表現より、事実・担当・予定を具体的に伝える言い換えが安全な場合もあります。
場面別の追加トレーニング
次の四つの場面を想定し、本文の表現を使って一文ずつ作ってください。
- 友人へ自分の経験を話す。
- 職場で現在の状況を報告する。
- 相手へ丁寧に確認・提案する。
- 起きた出来事と今後の対応を説明する。
一文目は短くて構いません。二文目に理由、三文目に結果または次の行動を加えます。たとえば This is the situation. It happened because … So we will … の順なら、難しい接続表現を使わなくても筋道の通った説明になります。
日本語訳に頼りすぎない確認
本文の英語を見て、まず日本語訳ではなく具体的な場面を思い浮かべます。次に、その表現が肯定的か否定的か、会話的か改まっているか、米英差や文化差があるかを確認します。最後に、相手がその表現を知らなくても理解できる簡単な言い換えを続けます。
追加チェックリスト
- 主語と対象が明確になっている。
- 必要な前置詞・冠詞・語順を確認した。
- 人への評価や弔事では、失礼にならない表現を選んだ。
- 和製英語の場合、英語圏で一般的な名称へ直した。
- 比喩やイディオムの場合、文字どおりの意味と実際の意味を区別した。
基本語への戻し方
表現が難しいと感じたら、「同じ・違う」「良い・悪い」「始める・止める」「行く・戻る」「前・後ろ」など、対立する基本語へ戻してください。詳しいニュアンスを一語で言えなくても、短い二文で状況と気持ちを説明できます。
追加FAQ
例文を暗記するだけでもよいですか?
最初の一文は暗記でも構いません。ただし主語・場所・数字・時制を変えた文を三つ作り、形を応用できるか確認してください。
自然かどうか自信がないときは?
短い基本文へ戻し、意味を優先してください。丁寧さが必要ならplease、could、would、I thinkなどを加えます。
仕上げとして、本文の表現を使った自分の例文を二つ作り、同じ内容を基本語でも言い換えてください。正確さと伝達力の両方を確認できます。
最後に、put on airs は相手を直接非難すると響きが強くなるため、会話では少し距離を置いて使うのが安全です。場面と相手との関係を見ながら選びましょう。
まとめ
put on airs は、自分が他人より重要・上だと思わせるために、気取った態度を装うこと。put on の「身につける」と、airs の「気取った様子」を組み合わせた表現です。
show off は見せびらかす、look down on は相手を見下す、put on airs は偉そうな態度を装う、と焦点を分けて覚えましょう。
ほかの表現は英熟語・定型表現の一覧で確認できます。










