
under the weather は、ひと言でいうと「少し体調が悪い、なんとなく不調である」という意味です。深刻な病名を言わず、軽い風邪や疲れをやわらかく伝える定番表現です。 直訳だけではつかみにくいものの、イメージと語順を押さえると、会話の中で迷わず理解できるようになります。
先に結論
身体の調子がいつもより悪いときの控えめな言い方です。 基本形は feel/be + under the weather。日常会話にも職場の連絡にも使いやすい表現です。
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under the weatherの意味とネイティブのニュアンス
重病を断定せず、「今日は万全ではない」とぼかします。吐き気、軽い風邪、疲労など原因がはっきりしないときにも便利です。通常は身体の不調ですが、文脈によっては気分が沈んでいる意味に広がることもあります。
大切なのは、日本語訳を一つに固定しないことです。実際の会話では、話題や人間関係によって「体調がすぐれない」「少し具合が悪い」「なんとなく調子が悪い」などに訳し分けます。それでも中心にある感覚は同じで、健康な通常状態より少し下にいるということです。
この表現には話し手の評価もにじみます。単なる事実説明より、大げさにせず不調を伝えたいという含みが出やすい点を意識しましょう。声の調子が柔らかければ軽い説明、強ければ非難や警戒として響く場合があります。
なぜその意味になる?単語からイメージする
悪い天気の下にいると、頭上に重い雲がかかって元気が出ません。その感覚を体調に重ねます。
イディオムは、各単語を日本語へ一対一で置き換えるより、場面を一枚の絵として思い浮かべる方が定着します。晴れた側の元気な自分と、雨雲の下で重く感じる自分を比べると分かりやすいです。 その映像を、抽象的な仕事・人間関係・判断へ移したのが現在の用法です。

しゅみすけ(大山俊輔)
よく使う形・語順・文法
まず覚えたい形は feel/be + under the weather です。I feel under the weather が最も自然です。I’m a bit under the weather のように a bit を添えるとさらに控えめになります。
- I’m feeling under the weather.(少し体調が悪いです)
- She was a bit under the weather yesterday.(昨日少し具合が悪かった)
- Are you still under the weather?(まだ体調がよくないの?)
時制は場面に合わせて変えられます。現在形は習慣や現在の状態、過去形はすでに起きた出来事、現在完了はその結果が今に残るときに自然です。主語が人だけでなく、会社・出来事・判断になる場合もあります。代名詞を使うときは、所有格や目的格の位置をそのまま保つことが大切です。
場面別の自然な例文
短い日本語訳だけでなく、どんな状況で口にするかも確認しましょう。以下はすべて会話を想定した独自例文です。
- I’m a little under the weather, so I’ll work from home.
少し体調が悪いので在宅で働きます。
仕事 - You look under the weather. Are you okay?
具合が悪そうだけど、大丈夫?
気遣い - She felt under the weather after the flight.
彼女はフライト後に少し具合が悪くなりました。
旅行 - I’ve been under the weather all week.
今週ずっと体調がすぐれません。
日常 - He skipped dinner because he was under the weather.
彼は具合が悪く夕食を抜きました。
家庭 - Sorry, I’m feeling under the weather today.
すみません、今日は少し体調がよくありません。
連絡 - The kids are a bit under the weather.
子どもたちは少し体調を崩しています。
家庭 - I was under the weather, but I’m better now.
体調が悪かったのですが、今はよくなりました。
回復 - If you’re under the weather, get some rest.
具合が悪いなら休んでね。
助言 - She sounded under the weather on the phone.
電話で彼女は具合が悪そうな声でした。
電話
例文を練習するときは、主語・時制・目的語の一か所だけを自分の状況に置き換えてください。丸暗記よりも「明日の会議なら」「自分の家族なら」と場面を作る方が、必要な瞬間に出てきやすくなります。
似た表現との違い
- feel sick:気分が悪い、吐き気がある意味にもなる直接的表現。
- be ill:病気であるという広い表現。英語圏によって響きが異なる。
- not feel well:体調がよくない、という簡単で中立的な言い方。
under the weather は軽度で少しぼかした不調を伝えるのに向いています。 どれも日本語では似た訳になり得ますが、英語では話し手がどこに焦点を置くかで選択が変わります。迷ったら、比喩を使わず事実を直接述べる表現を選んでも問題ありません。
日本人が間違えやすいポイント
- 天気そのものが悪い意味では使わない。
- 通常は under weather ではなく the を入れる。
- 深刻な症状を隠すための表現ではない。
また、イディオムだからといって、どんな場面でも洒落た言い方になるわけではありません。相手を責める含みが強い表現は、顧客や上司への直接的な発言では避け、状況を客観的に説明する形へ弱める方が安全です。反対に、友人同士の会話や自分の経験談では自然に使えます。
出てこないときの「しゅみすけ式」
体調の表現は無理にイディオムにせず、not feel well で十分です。
- I don’t feel well today.
今日は体調がよくありません。 - I feel a little sick.
少し具合が悪いです。 - I need to rest today.
今日は休む必要があります。
簡単な語への言い換えは「負け」ではありません。伝えたい中身を先に届け、余裕があるときにイディオムを足せば十分です。基本動詞と短い文を組み合わせられる人ほど、実際の会話では強くなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話で使えるようにする練習
最初は「自分について一文」「仕事について一文」「身近な人について一文」を作ります。次に肯定文を疑問文や過去形へ変え、最後に声に出します。a little、a bit、still を加え、程度や継続を変えて言ってみましょう。 相手の返答まで想像すると、表現を単語帳の知識ではなく会話の道具として覚えられます。
発音では一語ずつ強く読むより、内容語を中心にまとめます。機能語は弱くなりやすいため、見た目より滑らかに聞こえます。速さより、意味のまとまりごとに区切ることを優先しましょう。
under the weatherの意味の強さと場面選び
under the weatherを自然に使うには、「日本語訳が合うか」だけでなく、出来事の強さと時間の流れを確認します。この表現の中心は、軽く体調が悪く、万全ではないことです。ほんの小さな出来事へ毎回使うと大げさに聞こえますが、話し手がその違いをわざわざ伝えたい場面では、基本語だけより状況が鮮明になります。
まず、誰がその状態になったのかを決めます。次に、きっかけとなった情報・行動・出来事を置きます。最後に、その結果が今も続くのか、すでに解決したのかを時制で示します。この三点がそろうと、イディオムだけが会話から浮きません。たとえば feel a bit under the weather と言った後に、具体的な理由を because で続ければ、相手は比喩と事実を一緒に理解できます。
すぐ使える返答と質問の作り方
自分から表現を使うだけでなく、相手が使ったときの返答も用意しておきましょう。意味を確認したいなら What do you mean by that?(それはどういう意味ですか)、詳しい事情なら What happened?(何があったのですか)、今後の対応なら What are you going to do next?(次にどうする予定ですか)と返せます。
A: Would “under the weather” fit this situation?
この状況に「under the weather」は合いますか?
B: Yes. It matches what happened.
はい。起きたことに合う表現です。
この練習では、英語の説明を完璧にする必要はありません。まず I don’t feel well today. と基本語で事実を伝え、次に In other words, feel a bit under the weather. と言い換えます。「簡単な説明→イディオム」の順なら、意味を理解したまま表現を追加できます。
能動語彙に変える3段階練習
- 事実を一文で言う:誰が、何を、どうしたかを基本語で説明します。
- 今回の表現へ置き換える:語順を保ち、主語・時制・代名詞だけを変えます。
- 理由か結果を足す:because、so、but のどれかで二文目につなげます。
翌日は例文を見ずに同じ内容を言い、出てこなければ簡単な英語へ戻ります。思い出せない瞬間に基本語で言い直すこと自体が、実際の会話に近い練習です。書いて終わりにせず、二回ゆっくり、最後に自然な速さで一回声に出してください。
使う前の最終チェック
- 表現の強さは出来事に合っているか。
- 誰について話しているか、代名詞で明確か。
- 過去の一回か、今も続く結果かを時制で示したか。
- 相手を責める場合、必要以上に断定的ではないか。
- 簡単な英語で同じ意味を説明できるか。
この五つを確認できれば、暗記した決まり文句ではなく、状況に合わせて選べる表現になります。
まとめ
under the weather は「少し体調が悪い、なんとなく不調である」を表す表現です。軽い不調を控えめに伝え、feel または be と組み合わせます。 すぐ出てこないときは I don’t feel well today. のような基本英語で十分に伝わります。
ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事もあわせてご覧ください。










