
You’re on! は、相手から勝負・賭け・提案を持ちかけられたときの「その勝負、受けた!」「その条件で決まり!」という短い返答です。直訳の「あなたは何かの上にいる」ではなく、相手の提案に参加することを勢いよく受け入れます。
友人とのゲームや競争だけでなく、「先に終わった方がランチをおごる」「金曜日に交代で担当する」といった軽い取り決めにも使えます。短くくだけた表現なので、正式な契約や重要な条件確認には使わず、I agree to those terms. などで明確にします。
Contents
You’re on!の意味は主に2つ
Challenge accepted!「その勝負、受けた」
相手の挑戦を受け、競争する意思を示します。
“I bet I can finish first.” “You’re on!”
「私の方が先に終わると思うよ」「その勝負、受けた!」
It’s a deal.「その条件で決まり」
軽い提案や約束を受け入れる返答です。
“I’ll cook if you wash the dishes.” “You’re on!”
「皿を洗ってくれたら私が料理する」「その条件で決まり!」
どちらも、相手が示した内容に「参加する・乗る」という共通イメージです。何に同意したかは直前の発言から分かります。
しゅみすけ(大山俊輔)

会話での基本パターン
I bet…への返答
A: I bet you can’t go a week without coffee.
B: You’re on!
A:一週間コーヒーなしでは無理だと思うよ。
B:その勝負、受けた!
I bet はここで本格的な賭博ではなく、「きっと~だと思う」「賭けてもいい」という挑戦です。You’re on! で勝負を成立させます。
If…への返答
A: If you help me move, I’ll buy dinner.
B: You’re on!
A:引っ越しを手伝ってくれたら夕食をおごるよ。
B:その条件で決まり!
条件を正確に確認する必要があるなら、So I help you move, and you buy dinner—right? と言い直します。
Let’s see who…への返答
A: Let’s see who can sell more tickets.
B: You’re on!
A:どちらが多くチケットを売れるか勝負しよう。
B:受けた!
場面別の自然な例文
友人・ゲーム
“Winner chooses the movie.” “You’re on!”
「勝った方が映画を選ぶ」「その勝負、受けた!」
“Race you to the station.” “You’re on!”
「駅まで競争しよう」「受けた!」
“No phones until dinner.” “You’re on.”
「夕食までスマホ禁止ね」「分かった、その条件で」
仕事
“You handle the slides, and I’ll prepare the data.” “You’re on.”
「あなたがスライド、私がデータを準備する」「それでいこう」
“Let’s each propose one solution by Friday.” “You’re on!”
「金曜日までに一人一案ずつ出そう」「いいね、やろう!」
同僚間の軽い合意には使えますが、担当範囲・締め切り・責任が重要なら、後で文書に残します。
家族・暮らし
“I’ll take out the trash if you clean the bathroom.” “You’re on!”
「浴室を掃除してくれたら、ごみを出すよ」「その条件で決まり!」
“Let’s see who can save more this month.” “You’re on.”
「今月どちらが多く貯金できるかやろう」「受けた」
学校・学習
“First person to learn twenty words wins.” “You’re on!”
「先に20語覚えた人が勝ち」「受けた!」
“I’ll check your essay if you check mine.” “You’re on.”
「私の作文を見てくれたら、あなたのも見るよ」「それで決まり」
返し方と会話の続け方
You’re on! が合意そのものなので、その後は条件や開始時点を確認すると会話が自然です。
- When do we start?
いつ始める? - What does the winner get?
勝者は何をもらう? - Let’s make the rules clear.
ルールを明確にしよう。 - Deal. See you on Saturday.
決まり。土曜日に会おう。
相手がYou’re on! と返したら、Great, it’s a deal. や All right, let’s do it. と成立を確認できます。
It’s a deal.との違い
It’s a deal. は「交渉成立・それで決まり」で、条件への合意に焦点があります。You’re on! は挑戦を受ける勢いが強く、勝負にも条件交換にも使えます。
“Ten dollars for the chair?” “It’s a deal.”
「その椅子を10ドルで?」「それで成立です」
売買の価格合意なら It’s a deal. が明確です。友人の挑戦なら You’re on! が生き生きします。
Bring it on!との違い
Bring it on! は「かかってこい!」「何でも来い!」で、困難や相手へ強気に立ち向かう表現です。You’re on! は相手の具体的な提案・勝負を受ける返答です。
“This course will be tough.” “Bring it on!”
「このコースは厳しいよ」「望むところだ!」
Bring it on!とbring onの意味・使い方で詳しい違いを確認できます。
Challenge accepted.との違い
Challenge accepted. は文字どおり「挑戦を受けた」。オンラインの投稿やユーモラスな宣言にも使われ、意味が非常に明確です。You’re on! の方が会話的で、その場で素早く返す感じがあります。
Okay / Sureとの違い
Okay. や Sure. は単純な了承で、勝負のワクワク感は弱いものの幅広い場面で使えます。相手の提案が曖昧なら、You’re on! より Sure. What exactly do you have in mind? と確認する方が安全です。
直訳どおりのYou’re onの意味
感嘆符がなく、後ろに語が続くと通常用法になることがあります。
- You’re on TV. テレビに映っています/出演中です。
- You’re on duty tonight. 今夜は勤務です。
- You’re on the list. あなたはリストに載っています。
- You’re on next. 次はあなたの出番です。
短く You’re on! と返し、直前に挑戦や提案があれば定型表現です。場所・勤務・番組などが後ろに続けばbe onの通常用法です。
仕事で使うときの注意
軽い担当交換や友好的な目標設定には自然ですが、法的・金銭的・人事的な合意をYou’re on!だけで済ませるのは危険です。英語の問題ではなく、条件が省略されるためです。正式な場面では:
- I agree to the proposed schedule.
提案された日程に同意します。 - Let me confirm the responsibilities in writing.
責任範囲を書面で確認させてください。 - We have a deal, subject to final approval.
最終承認を条件として合意します。
日本人が間違えやすいポイント
- onの後ろを探しすぎない:定型返答ではYou’re on!だけで完結します。
- いつでも「あなたの番」ではない:提案への返答なら「受けた」です。
- 正式合意には短すぎる:条件を明文化します。
- I’m on!とは通常言わない:挑戦を出した相手にYou’re on!と返します。
- 挑発の強さは文脈次第:笑顔なら楽しい勝負、怒った声なら対立的です。
出てこないときの「しゅみすけ式」
- Okay, I accept the challenge.
分かった、その挑戦を受けます。 - Yes, let’s do it.
うん、やろう。 - That sounds like a good deal.
よい条件だと思います。 - I agree. When do we start?
賛成です。いつ始めますか。
しゅみすけ(大山俊輔)
ミニ練習
「先にレポートを終えた方がコーヒーをおごってもらう」「受けた!」を言います。
A: Whoever finishes the report first gets a free coffee.
B: You’re on!
まとめ
You’re on! は、挑戦への「その勝負、受けた!」と、軽い条件への「その話に乗った・それで決まり」を表します。直前の発言から意味を判断し、正式な合意では条件を具体化します。簡単に言うなら Yes, let’s do it.、勝負なら I accept the challenge. が使えます。
関連表現は英熟語・定型表現の親記事で確認できます。










