bring onの意味は?「引き起こす・成長を促す」とBring it on!の使い方・語順

bring onの意味・使い方・語順を表すアイキャッチ画像

bring onには、「問題や症状を引き起こす」「人や物の成長を促す」という意味があります。また、映画や会話でよく聞くBring it on!は「かかってこい」「望むところだ」という決まり文句です。

ばらばらに見える意味をつなぐ感覚は、「何かを前面へ連れてきて、次の状態を始動させる」こと。この記事では、意味の仕組み、語順、自然な例文、bring about・cause・lead toとの違い、簡単な言い換えまで整理します。

bring onの意味を最初に整理

  1. 問題・病気・症状・変化を引き起こす
    Stress can bring on headaches.(ストレスは頭痛を引き起こすことがあります。)
  2. 成長・進歩・能力などを促す
    The warm weather brought the plants on.(暖かい天候で植物の成長が促されました。)
  3. Bring it on!:かかってこい・望むところだ
    A: This test will be difficult. B: Bring it on!(A:このテストは難しいよ。B:望むところだ!)

しゅみすけ(大山俊輔)

bring onは「次に起こるものをこちらへ連れてくる」と考えると分かりやすくなります。悪い結果なら「引き起こす」、成長なら「促す」、挑戦なら「持ってこい」です。

bring+onから意味の仕組みを理解する

bringは、人や物を基準点へ「持ってくる・連れてくる」動詞です。onには、接触だけでなく「作動中・進行中・次へ進む」という感覚があります。

  • 頭痛や発作を進行状態へ持ってくる → 引き起こす
  • 植物や人を次の成長段階へ進める → 成長を促す
  • 挑戦を自分の前へ持ってこさせる → Bring it on!「望むところだ」

パーティクルから句動詞を整理したい方は、be:RIZEの英語の句動詞一覧・基本50選も参考になります。

bring onの語順:代名詞はbring it on

bring onの引き起こす・成長を促す・Bring it onの意味と語順

「引き起こす」「成長を促す」のbring onは、目的語を取る分離可能な句動詞です。目的語が名詞なら両方の語順が使えます。

  • bring on a headache
  • bring a headache on
  • bring on the plants
  • bring the plants on

目的語がit・him・her・themなどの代名詞なら、必ず真ん中へ置きます。

  • 正:The stress brought it on.
  • 誤:The stress brought on it.
  • 決まり文句:Bring it on!

しゅみすけ(大山俊輔)

Bring it on!は三語まとめて覚えてしまいましょう。挑戦を歓迎する強い表現なので、仕事の正式な場より友人同士・スポーツ・ゲームなどに向いています。

活用形とよく使う組み合わせ

活用はbring on – brought on – brought onです。

  • bring on a headache / migraine:頭痛・片頭痛を引き起こす
  • bring on an attack:発作を引き起こす
  • bring on symptoms:症状を引き起こす
  • bring on labor:陣痛を誘発する
  • bring someone / something on:人・物の成長や上達を促す
  • Bring it on!:かかってこい・望むところだ

日常・仕事・健康で使える自然な例文

問題・症状を引き起こす

  • Lack of sleep can bring on a migraine.
    睡眠不足は片頭痛を引き起こすことがあります。
  • Cold air sometimes brings on my cough.
    冷たい空気で咳が出ることがあります。
  • The pressure brought on a lot of anxiety.
    そのプレッシャーが強い不安を引き起こしました。
  • Too much change at once may bring on confusion.
    一度に変化が多すぎると混乱を招くかもしれません。
  • What brought on the pain?
    何がその痛みを引き起こしたのですか。

成長・進歩を促す

  • Regular feedback really brought her on.
    定期的なフィードバックで彼女は大きく成長しました。
  • The extra sunlight has brought the tomatoes on quickly.
    日照時間が増えて、トマトが早く育ちました。
  • A good coach can bring young players on.
    よいコーチは若い選手を成長させられます。

この「成長を促す」は特にイギリス英語で見られ、日常会話ではhelp someone improveやhelp something growのほうが分かりやすい場合もあります。

Bring it on!で挑戦を受けて立つ

  • A: The next round is harder. B: Bring it on!
    A:次のラウンドはもっと難しいよ。B:望むところだ!
  • I’m ready. Bring it on!
    準備はできています。かかってこい!
  • Another busy week? Bring it on.
    また忙しい一週間?望むところです。

冗談っぽく自信を示せる一方、声の調子や相手との関係によっては挑発的に聞こえます。

bring on・bring about・cause・lead toの違い

bring onとbring about

bring aboutは、変化・改革・結果を意図的または大きな作用によって「もたらす」表現です。bring onは、症状や問題が始まる直接のきっかけを表すときによく使います。

  • The reform brought about major changes.(改革が大きな変化をもたらしました。)
  • The heat brought on a headache.(暑さで頭痛が起きました。)

bring onとcause

causeは最も広く使える「原因となる」で、書き言葉や説明にも自然です。bring onは、特に症状・発作・悪い状態が始まるニュアンスを持ちます。

  • The accident caused a delay.(事故が遅延を引き起こしました。)
  • Stress brought on the symptoms.(ストレスで症状が出ました。)

bring onとlead to

lead toは「ある原因が結果につながる」と因果関係を示します。bring onは、結果を実際に発生・開始させる感覚が強めです。

Bring it on!とYou’re on.

You’re on.は、賭け・提案・競争を「受けて立つ」「その話に乗った」という返事です。Bring it on!は、難題や挑戦そのものを歓迎する、より勢いのある言い方です。

日本人が間違えやすいポイント

「持ってくる」の意味で何にでもbring onを使わない

人や物を単純に持参するならbring、連れてくるならbring someoneです。bring onには「始動させる・引き起こす」という意味が加わります。

症状が自然に出るならcome onも使う

  • I felt a headache coming on.(頭痛がしてきました。)
  • The stress brought on a headache.(ストレスが頭痛を引き起こしました。)

come onは症状が「始まりかける」、bring onは原因が症状を「引き起こす」という違いです。

Bring on it!とは言わない

代名詞は真ん中なので、決まり文句は必ずBring it on!です。

この句動詞が出てこなかったら?簡単な英語で言い換える

問題・症状を引き起こす

  • Stress can cause headaches.
    ストレスは頭痛の原因になることがあります。
  • I get a headache when I don’t sleep enough.
    睡眠が足りないと頭痛がします。

成長・進歩を促す

  • The coach helped her improve.
    コーチが彼女の上達を助けました。
  • Warm weather helps the plants grow.
    暖かい天候は植物の成長を助けます。

挑戦を受けて立つ

  • I’m ready for the challenge.
    その挑戦を受ける準備はできています。
  • Let’s do it.
    やりましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

bring onを思い出せなくても、cause、help grow、I’m readyのように意味ごとに基本語へ分ければ伝えられます。「完全な同義語」より、その場の目的を達成する言い方を選びましょう。

関連表現

bringを使った表現をまとめて比べたい方は、bringを使った句動詞一覧|意味・使い方・語順の総合ガイドもあわせてご覧ください。

まとめ

  • bring onの中心は「何かを前面へ連れてきて、次の状態を始動させる」
  • 問題・症状なら「引き起こす」
  • 成長・進歩なら「促す」
  • Bring it on!は「かかってこい・望むところだ」
  • 代名詞はbring it onのように必ず真ん中へ置く
この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

句動詞の一覧