
猛禽類は英語で birds of prey と言います。1つ・1種類を指すときは a bird of prey が基本です。
日本語の「猛禽類」を英語にするときは、分類そのものを言いたいのか、日常会話で特徴を説明したいのかによって自然な表現が変わります。この記事では、中心語の意味・発音・単数形と複数形、似た語との違い、自然観察・動物園・学校・旅行で使える例文まで順番に整理します。
Contents
猛禽類は英語で何と言う?
まず覚えたい基本表現
中心となる言い方は birds of prey です。複数の動物や分類全体について述べるときは複数形・集合的な形がよく使われます。一個体を示すときは a bird of prey と言います。専門名が出てこない場合は、後半で紹介する簡単な説明へ切り替えても問題ありません。
raptorはどう使う?
raptor も関連する表現です。ただし、二つの語がいつでも完全に交換できるとは限りません。英語では「どこにすむか」「どの分類に属するか」「どの特徴に注目するか」を言葉で分ける傾向があります。まず広く通じる中心語を使い、必要なときだけ範囲を補足すると自然です。
しゅみすけ(大山俊輔)
意味・発音・単数形と複数形
発音を文の中で練習する
カタカナ表記だけに頼らず、オンライン辞書の音声でアクセント位置を確認しましょう。単語だけを繰り返すより、This is a bird of prey.、These are birds of prey. のような短文に入れると、冠詞と複数形も同時に身につきます。音読では強く読む部分と、a・an・theなど弱く読む部分の差も意識します。
分類全体を話すときの形
英語では「一頭の個体」「複数の個体」「分類全体」を区別します。birds of prey are found in many environments. のような複数形は種類全体の一般論に使えます。一つの例を示すなら This animal is a bird of prey.、種類の一つなら It is a type of birds of prey. と組み立てます。
似た英語表現の違い
| 表現 | 意味・使う場面 |
|---|---|
| bird of prey | 獲物を捕らえて食べる鳥を表す一般的で説明的な語 |
| raptor | 猛禽類をまとめる簡潔な語。専門・保全・教育の文脈でも使う |
| predatory bird | 捕食性の鳥という性質を説明する語。固定した分類名とは限らない |

迷ったときの選び方
第一に、日常会話か科学・教育の説明かを確認します。第二に、個体を指すのかグループ全体を指すのかを決めます。第三に、分類の正確さが必要か、相手に姿を想像してもらえればよいかを考えます。旅行中の会話なら簡単な説明で十分なことが多く、図鑑や展示の解説では分類語が重要になります。
猛禽類の種類と関連語
代表的な動物の名前
eagle(ワシ)、hawk(タカ)、falcon(ハヤブサ)、owl(フクロウ)、osprey(ミサゴ)、vulture(ハゲワシ)などが代表例です。英語名と日本語名は一対一にならない場合もあり、地域名や種名が加わることがあります。写真を見ながら覚え、This is called … in English.(これは英語で~と呼ばれます)という文とセットにすると実用的です。
体・生態を説明する語
鋭い視力 keen eyesight、曲がったくちばし a hooked beak、強いかぎ爪 sharp talons、獲物を捕らえる catch preyといった語が役立ちます。名前を知っていても、相手がその動物を知らなければ会話は進みません。体の特徴、生息場所、食べ物、動きのうち二つを選び、短い文に分けて説明しましょう。
- It lives in this area.
この地域に生息しています。 - It feeds mainly on small animals or plants.
主に小動物または植物を食べます。 - It has a body adapted to its environment.
環境に適応した体を持っています。
場面別に使える英語例文
動物園・水族館・自然観察
- Are there any birds of prey in this area?
この地域には猛禽類がいますか。 - Is this species native to Japan?
この種は日本の在来種ですか。 - What does it eat in the wild?
野生では何を食べますか。 - Where does it usually live?
普段はどこにすんでいますか。
学校・仕事で説明する
- We learned about birds of prey in science class.
理科の授業で猛禽類について学びました。 - This species plays an important role in the ecosystem.
この種は生態系で重要な役割を果たします。 - Its habitat is becoming smaller.
その生息地は縮小しています。 - Researchers are studying its behavior.
研究者たちはその行動を調べています。
写真を見せながら話す
I saw this animal near a river.(川の近くでこの動物を見ました)、Do you know what it is called?(何と呼ぶか知っていますか)、It looked like …, but it was smaller.(~に似ていましたが、もっと小さかったです)の三つが便利です。正確な名前が分からなくても、場所・大きさ・動きの順に説明すれば相手が推測しやすくなります。
日本人が間違えやすいポイント
分類名と日常語を混同しない
raptorは恐竜映画の「ラプトル」だけではなく、現代の猛禽類にも使います。eagleとhawkの区分は日本語のワシ・タカと完全には一致せず、名前は種ごとに確認する必要があります。
動物の数え方と代名詞
初めて見る動物で性別が分からないときは it が自然です。ペットなど性別が分かり、話し手が個体として親しみを持っている場合はheやsheも使われます。群れの呼び名は種類によって違いますが、会話では a group of … と言えば安全です。無理に珍しい集合名詞を使う必要はありません。
出てこないときの「しゅみすけ式」
知っている単語で短く説明する
It is a bird that hunts other animals for food.
(猛禽類を、基本語で説明した文です。)
正式な単語が思い出せなくても、It is an animal that …、It lives …、It has … の三つの型があれば説明できます。一文に情報を詰め込まず、見た目→場所→行動の順で二、三文に分けるのがコツです。
しゅみすけ(大山俊輔)
猛禽類の狩りと保護を英語で説明する
飛ぶ・見つける・捕らえる
猛禽類の動きを説明するときは、soar(羽ばたかず上昇気流に乗って飛ぶ)、glide(滑空する)、spot prey(獲物を見つける)、swoop down(急降下する)、grab prey with its talons(かぎ爪で獲物をつかむ)が便利です。The eagle soared above the valley and spotted a small animal.なら「ワシは谷の上空を舞い、小動物を見つけました」です。すべての猛禽類が同じ方法で狩るわけではなく、フクロウのように音を頼りに獲物を探す種類もいます。
保護施設・バードウォッチング
傷ついた猛禽類を保護する施設はraptor rehabilitation center、野生へ戻すのはrelease it back into the wildです。観察時はKeep a safe distance from the nest.(巣から安全な距離を保ってください)、Do not disturb nesting birds.(営巣中の鳥を刺激しないでください)といった注意を守ります。双眼鏡はbinoculars、翼を広げた幅はwingspanです。How wide is its wingspan?と尋ねられます。
関連表現と関連記事
一緒に覚えたい基本表現
- be native to …:~原産である
- live in …:~にすむ
- feed on …:~を餌にする
- be adapted to …:~に適応している
- be endangered:絶滅の危機にある
個別の動物名まで広げたい場合は、鳥の名前の英語一覧も参考にしてください。この記事の分類語を入口にして、実際によく見る動物を一つずつ覚えると、語彙が場面と結びつきます。
まとめ
猛禽類の基本表現は birds of prey、一つを指す形は a bird of prey です。似た表現は範囲や注目点が異なるため、まず中心語を使い、必要に応じて生息場所や特徴を補います。
正式名称が出てこないときは、It is a bird that hunts other animals for food. のように基本語で説明すれば十分です。名前・代表例・短い説明文を一組にし、写真や実際の場面と結びつけて練習しましょう。










